楽しさと切なさと喜びと哀しさとが入り混じる、なんともすっきりしない東京2Daysでしたが、2014年の夏の出来事として、記しておきたいと思います。
【嵐について】
今や、グッズすら当選者しか買えない制度となってしまった、嵐さん。
その是非はあるかと思いますが、この暑さで長時間並ぶことや、当選権利の売買阻止のために厳重なチェックをすることについて、私はそれほど否定的には考えていません。
だって、当たればラクチンですよ。やっぱり。
そして、友達の分を含めお買い物をしてきました。ハワイは残念ながら落選したけれど、辞書とも聖書とも思わしきあの写真集を手に入れた瞬間、諦めがつきました。
この写真集に収められてた国立、私は幸運にも6公演中、5公演を見ることができているわけです。
ハワイはやはり望みすぎでしたね。
そして、ピカハフ。今回はグッズも少なかったのが残念。楽しみにしていたベアブも新しいものは出なかったですが、そこは3に期待をしておくことにしましょうか。
映画の内容は、回想を加えつつ、30代になった5人のその後が、面白くも決して順調ではなかった様子が描かれているんだけど、この5人は嵐だからこその5人で。
嵐の5人とは全くかぶらないキャラクターなのに、5人の醸す空気感はどうやったって嵐なんだもん。
5人揃った時の絵面が、嵐の穏やかで柔らかくって、でもどこかウキウキさせてくれる、そんなところが滲み出ていて。
5人に好きなことをやっていいと言われたとき、5人の作品である「ピカンチ」を5人が選択する、それが嵐なんだよ。10代、20代とやってきた役柄を30代になった5人で取り組む。そういう決断ができるのが嵐ってグループなんだ。
10年前に自分が大事に大事に見ていた作品を、また、再びこうやって見ることができるのって、ヲタク冥利に尽きるな、なんて思います。
2001年、2004年を経て、2014年の夏。過去の作品を見ていた時の自分…グローブ座に向かうワクワク感や外観に掲げられた大きなポスターを一生懸命ガラケーで撮ったこと、グッズを買うために並んだ地下の通路や、グッズレシートのだんちっち。ピカンチ限定OZAC。いろんなものを思い出しながら、映画を見て大笑いしました。嵐の10年は私の10年でもあります。振り返ると、嵐といっぱい思い出作ってきたんだなぁ。なーんて。
【ガムシャラについて】
見終わった感想を一言でいうならば、「悔しい」。それしかありません。
なんでこんな素晴らしい公演を見て、ネガティブな感想を述べなきゃいけないのか、自分でもむかつきます。とにかく、悔しいのです。
聡マリセンターに立つ。その機会を自分のグループではなく、ジュニアイベントでなければ実現できなかった悔しさ。そして、ジュニアイベントで圧倒的な格の違いで魅了してくれたことの嬉しさ。とはいえ、きちんとメインになりきれているとも言えない状態だとも思えること。
ツイッターで聡マリちゃんへの感想はつぶやいたので割愛しますが、とにかく、私がSexy Zoneのコンサートで見たかった聡マリ…ふまけんと並ぶシンメとして、二人のユニット、または、それぞれのソロとして見たかった片鱗がこの公演の、決して多いとは言えない時間の中に詰まっていました。
2人をメインにジュニアを数人引き連れての公演であったとしても、今の聡マリだと十分に観客を楽しませることができる。そう確信できるだけの実力を持っていながら、この理不尽な状況の説明として「個性が足りない、センターとしての経験値がない」などという、納得も理解もできない、体のいい勝手な理論で3人と引き離されたのです。この二人のどこが個性不足というのか?何をもって経験不足というのか?それなら全く経験のない勝利をセンターに立たせてやってきたSexy Zoneそのものの活動が矛盾しているではないか?
2人が魅せてくれるものが素晴らしいばかりに、悔しさが湧き出てたまりませんでした。
この公演が終わったら、次、また、ちゃんとこの二人のパフォーマンスが見れる現場がある、そんな確証はどこにもない。また、事務所がこれを機に本当に聡マリをジュニアに戻してしまう可能性だってないわけじゃない。だって、B.I.だって本当はデビューしてたはずでしょ?でも、しれっとなかったことになっている。聡マリだっておんなじ状況にさせられるかもしれない。
今日の神戸で風磨くんがMC中にお話ししたそうで、そのレポを読んだときに「あぁ、良かった」と思う反面「勝手な言いぐさだなぁ」とも思ったのです。風磨くんに対してではなく、運営に対してね。
風磨くんは言いにくいことを、それでも頑張ってポジティブにとらえて言ったのでしょう。
とはいえ。どうやっても理解できないし、いいと思えないことを、そもそも「実施する」ことが問題なのですよ。核兵器をどこかの国にぶち込んで破壊した後に「これは新たな再生への一歩です」なんて説明されても、破壊された町は戻ってこない。そんな気分なのです。大事にしていたものを壊されてたのに、それをポジティブに捉えろと言われても、そもそも、何で壊した?と言いたいわけです。その説明責任を苦しい理論で説明する立場に立った風磨くんが気の毒に思えます。
風磨くんの言葉にすがるほど、風磨くんが権限を持ってるわけじゃないとも思っています。自らの口で発言してくれたその心意気に感謝をする、そこまでの話です。精神論で「Sexy Zoneは5人戻ってくる!」なんて思い込めるものでもありませんし。この年齢のメンバーなんて、しょせん、表舞台に立つ操り人形だとも思いますし、まだ若い彼らが全責任を持っているわけなんてありません。オトナのプロデュースがあってこその芸能活動でしょう。そう思うからこそ、3人での活動を決定した爺さんは嫌いだし、それを遂行するI女史もいい人には思えないのです。Sexy Zoneの未来が全く見えません。
5人の活動、コンサート、舞台…そういうもの再び見たいから、私はこれからもファンを続けていきますが、基本的には健人くんよりも、今は、聡ちゃんを選択していきます。
ガムシャラの収穫はそのほかに、、、
・安井姐さんが、完璧だった。
司会進行しつつ、後輩たちのモチベアップやフォローを含めたMCを担当。さらに自分のソロ曲の中で、男っぽい骨太なダンスから、可愛くブリッコなお茶目さんなポージング、妖艶な流し目をした遊女のような雰囲気、いきがってる舌出しポーズ…どれだけ顔を持ち合わせてるんだ?と言いたくなるほど、表情がくるくると変わるのです。見ていて吸い込まれていきました。あまりに器用に何役もこなすからこそ、安井くんてこのままいくと、ジュニアの育成係になっちゃうよ!!なんて、心配(?)余計なお世話(?)を感じつつ、姐さんの下で可愛がってもらえる聡マリ、というのは、武者修行としては良かったなぁ、と思いました。ふまけんという兄さんたちもいいけど、ジュニアとして圧倒的な経験値と実力を兼ね備え、ステージ力の高い姐さんに学べるものは多いと思うのです。
・田島くんがかわいかった
・颯くんがかっこよく成長していた。
・げんげん、パフォーマンスへの復帰おめでとう!!
楽曲部門1位:「Breathless」 嵐
この1年の最多再生回数でした。胸の鼓動のようなイントロのビート、疾走感あふれるサビ、中盤に訪れる穏やかなメロディライン。この曲を聴くだけで、神楽の逃亡劇やリュウの柔らかい笑顔といった映画のストーリーを追従出来る素晴らしい曲だと思います。また、この曲で見せた「踊る嵐」はゾクゾクするほどかっこよかった。オープニングでクラゲのようにたゆたう腕、サビで激しく蹴りだす足。メンバーが全員30歳を超えても【息もできない】と称されたダンスを見せてくれるところに、さすが嵐!と言いたくなりました。
楽曲部門2位:「P・A・R・A・D・O・X」 嵐
まだ踊るのか、嵐は!と、歓喜にむせび泣いた1曲。それもNYまで5人で振付に行き、仕上げてきただけあって、見応えのあるダンスナンバー。これまでの嵐が歌番組などで見せてきた「かわいくて親しみのある嵐」のイメージを覆しかねない「セクシーで妖艶な嵐」です。
野獣のような潤くん、若さでがっつくような相葉くん、強引さとカリスマ性のある翔くん、中世的なサトシ、娼婦のようなニノ…五人五様のエロさが表現されて見応えがあり、PVだけでなく、歌番組で披露されたものも何度も何度も見返しました。
楽曲部門3位:「Hit the floor」 嵐
これまでソロで歌っていた曲の流れを引き継ぎながらも、一段とかっこよさが増した今回のソロ曲。サトシが見せるオトナの恋の世界観があふれた曲に聞いた瞬間から気持ちがザワザワしました。「泡の消えそうなグラスは そろそろおしまいさ こっちへおいで」というオトナの色気があふれる歌詞を艶っぽく歌う半面、「君のことを悲しませることなら一億年でも隠しきってみせる」という一途さ。遊びではないオトナの本気愛をサトシが表現したら、こんなにもクールでスタイリッシュでかっこいいだなんて!と改めて惚れ直しました。
楽曲部門4位:「4+FAN」 NEWS
この曲が始まったときの高揚感、会場の一体感、メンバーのテンションの高さ。コンサートの楽しさも、NEWSがここに立っていることも、そこに至るまでの大変さも、何もかもが合わさって【盛り上がってしまう】1曲。「今ここにあるファンタステイックな愛 見えるだろ」という歌詞そのままに、NEWSとファンの絆を一番に感じる曲となりました。
楽曲部門5位:「Rocking Party」 Kis-My-Ft2
デビュー前から思い入れがあり、音源化をずーっと待ち望んでいた曲。ジャニーズの後輩シンメに引き継がれて、いろんな組み合わせでやってほしいなぁ。
未音源化部門:(思い当たる曲がありませんでした)
現場部門:ARASHI LIVE TOUR 2013 “LOVE”
こんなにもエンターテイメントに満ち溢れた空間があるんだ!と納得せざるおえない、圧倒的なクオリティ。ジュニアの登場退場の仕方、ダンスのフォーメーション、ライティング、映像…見所があまりにも多く、アリーナで見ても、天井席から見ても楽しい。こんな風にドームという空間を丸ごと演出していたコンサートを初めて体験しました。嵐はここ数年、フライングやアクロバット、ウォータースクリーンやプロジェクションマッピング、などの大がかりな装置を使った演出を組み入れてましたが、今回、それらを使いつつも、あくまでそれは嵐を引き立てるための演出にしかすぎず、嵐の5人のパフォーマンスで魅せることに徹していました。また、事前にファンに振りを覚えてきてもらってやった「FUNKY」も大成功。嵐のコンサートは以前からファンと一緒に楽しむことをコンセプトでしたが、この1曲はそれが特に色濃く出たと思います。嵐コンの醍醐味がぎゅっと詰まったツアーでした。ファンだけでなく、すべてのジャニーズのグループにこのコンサートを見てほしい、とそう思えるものでした。
ベストバイ部門:NEWS LIVE TOUR 2012 〜美しい恋にするよ〜
この部分のコメント、実は投票には入れていません。
どう書いても、何かが違うと思い、書けなくなってしまいました。それは私の思い入れが強いからなんだと思うのですが、何を書いても感傷的な感想になってしまい、うまくまとまらなかったのです。
でも、多くの方に見ていただきたい、その気持ちはあったので、白紙で投票しました。
このDVD、いわゆる「ジャニヲタ」という人には見ていただきたいのです。
真っ白な衣装を着て華々しくデビューしたはずが、スキャンダル、メンバー脱退、活動停止、主要メンバーの脱退、グループ解散の危機…
ジャニーズでの「デビュー組安泰神話」がここまで揺るいだグループは他にはないだろうし、グループの辿ってきた歴史はどう取り繕っても美談にはならない。10代〜20代という多感な時期に、どうしようもない状況に巻き込まれた彼らは、歯がゆさやストレスやもどかしさでいっぱいだっただろう。
それでも、彼らはここに立っている。
白い衣装を身にまとい、ファンの愛を一身に受け立っている。
彼らの辿ってきた苦しさは、水面下で水を掻く足。デビュー当時と同じ白い衣装をまとい、キラキラとライトを浴びた姿は、やはりアイドルでした。
過去を詫びつつも、それを単に「感傷」というだけで終わらせない。NEWSがNEWSとして見せる、それは素敵な夢物語でした。
アイドルのそのありようを、同じ事務所のアイドルを応援するすべての人に見てもらいたい。
何があっても、アイドルであることを貫く彼らのその意思や、それこそがジャニーズでアイドルとしてデビューするということなんだ、っていうのを感じてほしい、そう思ったのでベストバイにしました。
自担部門:二宮和也
20位予想:「Mistake!」 SMAP
2013年現場回数:31〜50回
セクゾン、まったく入れる曲がなかったのは、さみしいことです。
自分の好みにここまで外れるとは思っていなかったので、逆に悩むことなく、入れないでおこうとすんなりと思いました。
現場の回数なのですが、多いのか少ないのかわからないですが、40回〜50回というのが自分内で心地いい回数かな、と思っています。
今年は…
嵐関連で15回
セクゾン15回
NEWS、テゴマスで5回
CROSS GENE 10回
その他5回
くらいが理想かなぁ…。
さてどうなることでしょう。
]]>私も長年に渡り…それこそブログに関しては1999年から、それ以外にも職業柄、趣味ゴトの延長線を含め大量の文章をネットに放ってきました。
そう、まさに放ったわけで、それが今どのようになっているのか、それを受け止めた方がどうしているのかわからないのですが…。
かつてはバンドについて…スカパラや氣志團、堂島孝平くんについて、そしていつからか嵐がメインとなり、あちこちを行ったり来たりしながら、基本はヲタクごとについて、書いてきました。
なぜ書いているのか。
一つは、自分の記憶の整理と保存です。レポはまさにそうだと思います。自分にとってどうしても忘れたくない瞬間があります。コンサートはDVDになるとはいえ、それでも、自分が見ていたものはDVDに入るとは限らないし、それを見ていたとき、自分が何を感じたのかは、メディアには残りません。だから、自分の記憶しておきたいことを吐き出し保存しておくために書いていくのです。
そしてもう一つ。
啓蒙活動です。たいした文章を書くわけではない人間がたいそうな事を言いますが、ネットに出すということは、読んでもらいたい願望があるからです。私についていうなら、自分の考えを、感じたことを理解してもらいたい、という気持ちからではなく、「私の好きな人、私の好きなモノをこうやって書くことでより多くの人が興味をもってくれたらいいなぁ」というものです。自分の文章でそんなチカラがあるとは思ってませんが、何かをきっかけに存在を知る可能性はあります。興味を持つきっかけになります。より一層好きになるかもしれません。
自慢とか優越感に浸るため、という理由もあるっちゃあるけど、私は主にこの2つです。
そして、とにかくヲタクというのは、どの分野においても、そうやってネットに文章をあげていく人が必ずいるのです。
書き手の思いとして、私が思っていることは前述のとおりだとして、では読み手に視点を移すとどうなるのか?
たとえば、何かに興味を持ったとき、オフィシャルサイトを見た後に、誰かのブログに辿り着くことも多いはずです。そこにはオフィシャルでは知りえない「ファンとしての楽しみ方」に気づくことにが往々にしてあります。オフィシャルでは決して得ることのできない、「お作法」や「きまりごと」「慣習」といった知恵が身に付きます。
たとえば、嵐ではコンビ名があるとか、C&Rがコール&レスポンスという嵐がよく用いるコンサートでのコミュニケーションなんだ、とか。さらには、ウチワを作る事や双眼鏡を買う事、テレビ録画は出演番組だけでなくCMやWSなど多岐にわたる事…こういうのを知ることでファンとしての心構えというか…ファンとしてのハウツーを学ぶ場になるとも感じます。
オフィシャルで得られるのは無味乾燥な情報であり、知識です。でも、自分がファンとしてどう楽しむのか、どういったところが楽しいのかというのは、先人たちの知恵から学ぶところが多いと思うのです。
そうすると実際に自分も見てみたくなるし、見た後にいろんな人の感想も知りたくなるし、自分の感想も文章にしたくなる…。
中にはまったく興味がないことでも、その人の目線を介して見ると興味が沸いたり、面白く感じたり…そんな秀逸な書き手もやまほどいらっしゃいます。
私、とある方の目線を通して語られる「タカラヅカ」のお話が大好きで、よく読ませていただいてるところがあります。
実際には、私はタカラヅカを見たことがないですし、今のところタカラヅカ自体に興味が薄いため、見る予定もないのですが…何せその方が語るととっても楽しい世界に見えて、それで満足しちゃってるのです。でも、日常生活にまったく縁のないタカラヅカと私を結ぶわずかな接点をその方の文章が作ってくれています。だから、スターさんのお顔と名前、全員ではありませんが一部、わかる方もいます。
各書き手は書き手の思うことを書くので、その視点は千差万別であり、自分と合う人合わない人、いろいろだと思います。ただ、いろんな方向にアンテナがあると、自分の感度に合った人もいらっしゃる可能性が高いですよね。
アイドルでいうならデータ派、分析派、理論派、前例派、回顧派、ビジュアル派、コンビ観察派、BL派、…そんな派閥があるのかどうかわかりませんが、自分がどうやって好きなものを見ているのか…そのスタンスに近い人を見つけると、より一層ヲタクライフが楽しくなります。連絡を取ってみてお友達になったりもしますしね。
いろんな方向にアンテナが立つということは、モノを書く対象が「書く面白さ」を提供してくれなくてはなりません。ヲタクがヲタクとしての感性を刺激され、それを書き手が自分が受け取ったことをネットで書き散らかし、それを読んだ人が対象の面白さに気づくという流れをどれだけのバリエーション作ることができるのか?そこが大きいのです。
そういった点で嵐というのは非常に「ヲタク受け」するアイドルだと思っています。ヲタクが自分の視点であれこれモノ申したくなるアイドルなのです。
数年前のネット業界では「一億総ツッコミ」と言われておりましたが、まさに嵐はそのツッコマレビリティが以上に高く、「かわいい〜〜」「かっこいい〜〜」という感想ではすまない、かっこよくても、すべっても、ダメっこでも、こっちがきちんとオチをつけてあげなきゃいけない、そういう隙があるのです。だから、こぞってみんなが嵐を語る中には、すんごいプロもいらっしゃるわけです。
それは、嵐がまださしても売れてない時代に、嵐の良さをメディアで大々的に取り上げ、わかりやすく咀嚼し、提供してくださった元・ロッキンオンの上田智子さんやぴあの上甲薫さんです。彼らのパーソナリティを存分に浮き彫りにしていった数々のインタビューや、ヲタク視点のエモーショナルな各種のレポ。ネットで素人がわちゃわちゃと書いていたレベルとは一線を画したプロの言葉の使い手が表現した嵐は、嵐という素材がこんなに美味しいんだ!というのを、堂々と大々的に示した事態であったと思います。
そして一方で。本日のメインテーマというか「書きたかったこと」にようやく辿り着くのですが、プロではなくともヲタクもヲタクとして常にネットで壁打ちのように一人で言葉を吐き散らかしているわけでなく、友達との会話やメールのやりとり、今ならLINEやTwitterでコミュニケーションをとりながら言葉を放っています。
そこでは堅苦しい理論武装も、専門用語も、詳細な分析もなく、ヲタクどうしだから伝わる雰囲気と感覚と印象です。
そういったヲタクの一人として、きっとこれまであちこちで好き勝手に語られていた「嵐の楽曲について」という視点で私の友達が本を出版しました。
嵐ヲタ絶好調超!!!! 青井 サンマ
全然難しい話じゃありません。ただただ、嵐が大好きで嵐をひたすら聞いていて、シングルが出ると、アルバムが出ると、友達と集まってその品評会的にあぁ〜だ、こぉ〜だ、言っている、あの空気感がぎゅっと詰まった、、、でもそこはサンマちゃんの秀逸な文章力によってTwitterを使ってまとめあげられた、そういった文章です。カフェでお茶を飲みながら、居酒屋でビール片手に、ぎゃはぎゃはと笑いながらこういった話をしていた事、みんなあるんじゃないでしょうか。「ちょっと、また、ニノのソロって自作バラードなんだけどぉ〜」とか「サクラップって、一つのジャンルになっちゃってるよね、これ!」とか。そういう風にヲタクが思っていたあれこれが、きちんと一つのまとまった形態で読むことができるのが非常にうれしいです。
とはいえ、これを書くにあたって、どれだけの時間を使って曲を聞き込み、検証し、文章にまとめていったのか…彼女の時間を存分に使った壮大なファンレターでもありますし、ライトな読み心地ながらも随所に彼女の膨大な知識によって裏打ちされた嵐の音楽論でもあります。
ある一つの嵐ヲタの日常が、その温度感と鮮度のままぎゅっと詰まったようなこの本を私はとってもとってもわくわくと、そしてほっこりとした気分で読み終えました。
それを書きたいためにこんなにも無駄な前置きがあるってことは、私の文章構成力がない、って露呈してるわけですが。いや、もう、すみませんです…。
2013年の夏はワクワク学校からNEWS、人生初のK-POP方面への参入、アラフェスで幕を閉じました。
そのいろいろを総括として吐き出しておこうと思います。
【NEWSについて】
NEWSが10周年を迎えましたね。その節目となる今年のコンサートに行ってきました。
NEWSというグループ名のアルバムを引っさげてのツアー。昨年、戻ってきたばかりの新生NEWSが何を見せてくれるのか、アルバムを聴くだけで、すでにそのコンサートが楽しいに違いなと期待させる、そんな内容になっていました。
神戸、大阪と合計3公演を見ましたが、結果、本当に大満足。
私の中のNEWSに対しての期待値をはるか超えて、楽しいステージでした。
NEWSのコンサートは洗練されたイメージです。グッズ、演出、曲目、ダンス…。
これだけ辛酸を舐めたグループもいないだろうし、波乱万丈な変遷を辿ったグループもない。それでもNEWSのイメージはデビュー当時から変わらない「白をまとう人たち」。それは、彼らがどれだけあがいても、どれだけ汗をかいて這いつくばっていても、泣いても笑っても、ステージの上では「白鳥」であり続けてくれるからなんだと思うのです。
ステージに敬意を払い、そこに立てる喜びとファンへの愛しさをもって、パフォーマンスをする、その姿がまさに「白」という聖なる色を、デビュー当時からグループカラーとして守りとおしてきた覚悟を表していると思います。
4人になって、彼らが向かいたい方向、やりたい活動がまとまりをみせ、今一番見ていて楽しいグループになったと思います。ジャニーズ初心者にオススメするのであれば、歌のクオリティ、ダンスの見せ場、グループの人間関係の面白さ、すべてにおいて高クオリティを誇るNEWSを推したいです。
デビューから10年というあゆみをしっかりと見守り続けられたことを嬉しく思っています。
メンバーの中にヒーロー色となる「赤」も「青」も持たない彼らが「オレらファンタスティック」って歌うって、それがNEWSの強みであり醍醐味。誰が引っ張るとか誰がセンターとか、そんなのは関係なく、各々がグループの中で背負うべき役割をもって、4人じゃないと進めることのできないプロジェクトをスクラム組んで立ち向かってるんだろうなぁ、って。それを示したひと時を体験して、やっぱこれからもこのファンタスティックな4人を見守っていきたいと思いました。
担当ではないし、何よりも大事とは言いません、でも、彼らがどんな状態であったとしても、それを見ていきながら一ファンでありたいと思います。
【革命が起こった!CROSS GENE】
正直、自分がK-POPにはまるときが来るとは全く想像していませんでした。東方神起を少し聞いてはいましたが、ブームにも乗り遅れていたわけでして。
ことのきっかけは親友が長年に渡るジャニヲタを廃業し、K-POPグループのペンになったことです。その友達がリリースイベントのために大量に購入していたCROSS GENEのShooting Starのシングルをもらったのが5月のことでした。それをきっかけにPVをちょこっと見たところ、これまで聞いた他のK-POPとは違い、違和感のない発音の日本語と心地よいメロディラインの曲に好印象でした。
その後、大阪で行われる8月31日のライブに誘われました。
「行ってみようかなぁ…セクゾンも嵐も夏休み期間になにもイベントがないし」
なんて安易に決めたら、その親友からCROSS GENE詰め合わせを託されました。まぁ、全く知らずにライブに行くのも面白くないだろうと、一度はちゃんと知ろうと聞いたが最後、、、今やすっかり虜です。
まず、私の中でK-POPが受け入れがたかった理由として、日本語がすんなり耳に入らないというのが上げられます。さらに、ハングルとなると、最初から聞く気持ちにもなっていません。CROSS GENEはメンバーに「寺田拓哉」くんという日本人がいることもあり、日本語で歌う曲のその感触が非常に心地良いのです。韓国人や中国人のメンバーもいますが、会話としての日本語のレベルはそこそこでも、歌となると違和感のないものです。
そして、楽曲そのもののメロディーが非常に自分好みであったことも大きな点です。過剰にリズムが強調されたり、エフェクトがかかりまくったエイベックスサウンドではなく、バラード主体でもなく、耳なじみの良いキャッチーなメロディー。当初は心地いいBGMとして流していたのですが、そのうち楽曲を聞きこむようになりました。そうなると飛ばしていたハングル版にも興味がわき、今ではあんなに苦手だったハングルで歌う曲も全く抵抗なくなりました。
次に、PVで見たダンスクオリティの高さ。前述の拓哉くんをはじめ、CROSS GENEはみんなアクロバットが得意であることと、世界的に有名なケント・モリさんが振付けを担当するなど、ダンスそのものが非常に見ごたえあります。それを綺麗にそろえて踊る姿を見るだけでも非常にテンションが上がりました。K-POPの良さの一つに、ネットに大量の動画があるということです。興味をもって次々とその動画を見ていくうちに、彼らのパフォーマンスの完成度にPCの画面で見ただけでも圧倒されるのです。
日頃、平均身長が170前後のジャニーズの子たちを見ているわけですが、CROSS GENEは前述の拓哉くんが188センチなのをはじめ、人気、知名度の高いシン・ウォノくんは185センチ。一番背の低いマンネ(末っ子)のヨンソクくんでも176センチあります。キリっと引き締まった体格の良さと、まだ20〜23歳と若いメンバーたちのあどけない笑顔とのギャップ。悔しいかな、本当にかっこいいとしか言えないのです。
もう一つ。メンバーの関係性。韓国での寮生活をしている彼らですが、メンバーの華ともいうべき人気のあるシンくんと拓哉くんはダブルベッドで寝ている間柄(※今は部屋替えが行われ、拓哉くんとラッパーのサンミンくんが二人でダブルベッド)。シンタクと言われる、この二人には恋人のような関係性が見受けられます。キスマイの宮玉と言えばわかる感じでしょうか。
途中メンバーの脱退加入があり、新メンバーのセヨンくんをみんなが優しく受け入れる(というよりも、みんなセヨンくんが大好きすぎる!!)様子もほほえましいものです。特にマンネのヨンソクくんが小悪魔でほかのメンバーにはさほど懐かないのに、セヨンくんにだけベタベタとくっつく様子は可愛くって仕方ありません。みんなをニコニコと包み込むサンミンくんが笑いの中心にいる様子も、見ていると、こっちまで楽しくなります。
中国人ラッパーのキャスパーくん、日本人の拓哉くん、韓国メンバーと多国籍なグループではありますが、6人が国籍や言葉の壁を乗り越え活動しています。だからなのか、このグループの中で15通りもあるコンビの関係性が非常に面白いのです。性別という概念を取っ払って「付き合ってる」と言わんがばかりのカップルな二人がいるかと思いきや、夫婦や兄弟、先輩後輩、王子と従者…ありとあらゆる組み合わせのコンビがこのグループにはあるのです。
楽曲→PV→バラエティ番組と、動画を漁って見まくって、その楽しさに触れた次に訪れるのは「生で見たい!」という気持ちですよね。
ちなみに、友達にCROSS GENE セット一式を託されたのは8/3、動画を見まくってはまったのは、お盆休み。そのお盆明けに大阪よりも前に8/22に渋谷で行われるライブに行ってみることを決めました。東京出張があったってのもあるのですが、とにかく生で彼らのパフォーマンスが見てみたかったのです。わずか半月でゴロゴロと転がり落ちているこのスピード感。たまらない快感です。寝ても覚めても頭の中は「CROSS GENE」。ちょっとでも時間があるとPCやスマホで「CROSS GENE」を検索し、今まで知らなかった画像、動画をどんどんとダウンロードしては自分に詰め込んでいくのです。
そうやって迎えた渋谷公会堂でのライブ。想像通り…いや想像以上のかっこよさに放心状態となり、梅田で2回目のステージを体験して、CROSS GENEという底なし沼にはまる覚悟を決めました。
かっこいいなんて言葉がどれほど陳腐で安っぽいか!でもそれ以上に適当な言葉が見つかりません。口をぽかーんと開けて瞬きするのも勿体ないという気持ちでステージを見つめ続けた2時間。お手降りタイムもファンサタイムもないライブ構成で、19曲を歌い踊りきるのですが、それが一瞬も目が離せないくらいに見どころだらけなのです。MCは拓哉くんと日本語の得意なシンくんがいるおかげで滞りなく、すんなりと進みますし、話自体も面白くて笑いが絶えません。
渋谷と梅田の2回しかないライブでしたが、逃すことなく2回見れて本当に良かった。そして、彼らのライブは今後も絶対に見逃したくない。そう思っています。
いろいろと動画があるので、よければ…CROSS GENE Official Channel
特に私がはまったのは、こちらです。
オルチャンメイクしてないときのほうが、絶対かわいい!!
CROSS GENE 'For This Love' (Making Music Video)
とはいえ、メイクした顔も見慣れてきたよ。こちらはダンス集です。
【アラシゴト】
嵐のワクワク学校→ http://togetter.com/li/570210
アラフェス13→ http://togetter.com/li/567538
レポや感想はツイッターでつぶやいたので、それで終わるとして。
私の中で嵐の存在というのはいつも絶対にぶれないもの。私の生活、考え、趣味趣向…いろんな所にいろんな形で影響し、今の私を作っています。
嵐がいない事は考えられないんだろうなぁ。
ワクワク学校でも、アラフェスでも、5人は私がずーっと見てきた5人のまま。目の前のことに全力でファンが大好きで、みんなに感謝して、仕事をきちんとやっていく。でも不器用だし、おバカなところもあるけど、会場に来てくれた人を一人残らず笑顔にしたい、幸せにしたいという気持ちで常にやっている。
課せられた期待に応えるようにいつも仕事と真摯に向き合う嵐にとって、自分たちが考え企画し、自分たち発信で行えるのがコンサートであり、イベントだ。今の嵐が何を見せたいのか、何をしたいと考えているのか、どこへ進もうとしているのか。そういったスタンスが色濃く出るのが嵐の現場だ。だから嵐の現場に行くことに私は自分の中の全エネルギーをつぎ込むのだ。
まさに身を削る状態。嵐のチケットごとが始まると体重も減る。睡眠時間も減っていく。行けなかった時を考えると悲しすぎて、怖すぎて、自分ができることは何でもやっておこうと必死なのだ。
もうすぐツアーの当落ですね。願わくば何事もなく希望通りの会場のチケットが手元にやってきますよう、それだけを祈っておきます。
【Sexy Zone担をお休みします】
自分でもびっくりする言葉ですが、グループ担としてのSexy Zone担をお休みします。私の基本はグループ担であり、個人の担当よりもグループを愛してやまないのですが、今のSexy Zoneに関しては、グループを応援する気持ちになれないのです。
私がヲタクをやるスタンスは無理をしないということ。無理にグループ担である必要もないかと、そのスタンスをあっさりと手放しました。
理由としては、聡マリ格差というのもありますが、私の中では風磨くんと勝利くんをこれまでと同様のスタンスで見るのが辛くなったためです。
頼りがいのある次男、面倒見のいいお兄ちゃん、クールだけどアツイ、普段はかっこよく決めていても、笑った顔が誰よりも幼くてかわいらしい、健人くんのシンメ…デビュー当時、なんて素敵な男の子なんだろう!と思っていた風磨くん。今もそんな風磨くんの美徳はあるはずなのですが、節穴の私の目に映るのは、その美徳を隠してしまい、なんだかぶっきらぼうで、斜に構え、自己流オレサマ流で仕事をこなす姿です。それも個性かもしれませんが、私がアイドルに求めるものとは違っています、嫌な仕事であっても、いつだってそれを見てる人を楽しませるために全力で向かう。自分が満足するのではなく、見てる人を満足させるために頑張る。アイドルのそんな全力にエールをもらっていると思っています。どこにいっちゃったのかなぁ、そんな風磨くん…
そして、0番勝利くん。当初は、慣れないながらも初々しく懸命に0番に立つ、その凛とした姿に感銘を受けました。ですが、今となっては0番に立つものとしての役不足感を否めません。確かに綺麗な顔立ちです。でも顔だけで0番に立つ事に関しては、私は否定的です。AKB48ではないですから、センター争奪戦になるわけでもないし、嵐のようにセンター持ち回り制でもないグループの中で、0番に立つということは固定されたグループの顔なわけです。それに見合う実力をもう少しスピード感をもってつけてほしいのです。与えられた見せ場をこなすだけでなく、もっと自分でそれを創り出してほしいのです。17歳の健人くんが、17歳の山田涼介くんが、17歳のタッキーが、17歳のやまぴーが…私の知る限りでしかないのですが、ジャニーズで歴代、その年齢でセンター的なポジションに立っていた人たちって、もっと実力と努力がにじみ出ていたように思うのです。それだけの立つ重みや実力、グループの見せ場を作らなければならないという責任をもっていたと思います。最初から0番という立ち位置を用意された環境にいる勝利くんにはそういったものを感じないのです。そこに危機感を覚えます。
どうしても自分が応援しがいのないメンバーがいること、楽曲が好きになれないこと、もっとグループで踊ってほしいのにそういった機会に恵まれない事、一向に消えない格差…人はみんなモノの見方が同じではありませんし、私と違う考えの人ももちろんいるでしょう。私の意見に気を悪くする人もいると思います。健人くん、聡ちゃん、マリちゃんに否定的な人ももちろんいるでしょう。ただ、一つの意見として、こういった考えを持つ人もいるんだ、って思ってもらえると助かります。
それでも私はSexy Zoneが好きですし、応援したいし、これからも健人くんは私の自担であり続けますし、健人くん、聡ちゃん、マリちゃんには変わらずに貪欲に手を伸ばすでしょう。いずれふましょり二人が私の「好き」という方向性に合致し、セクゾン担としてグループを好きでいられることを願っています。
詳細を書く前に二人の印象を書いておきます。
聡ちゃんは何といってもダンスの見ごたえ。一音一音に符号するかのように、動きが小気味よくはまっていく。カチ、カチ、とピースが音を立ててあるべき場所に収まるように、音を聞いてカラダが反応するというよりも、音に間髪入れずカラダが呼応するのです。私の目から、そして耳から受け取る情報が寸分のズレなく一致するといういのをどう言っていいのやら。
簡単に言うと、気持ちいい。
単純だけど、その言葉が適切なのかもしれません。見ていてとってもすがすがしい。そして心地いい。ダンスが上手い、と言えばそうなんだろうけれど、私が受容する感覚にとてもフィットするダンスである、ということかと思います。
そして、そのシンメとなるマリ。マリは逆に何も型にはまらない。ふわっ、ふわっと型から逃れるかのように、ひらりひらりと舞い踊る。以前のマリは踊れないからそうなっていた。けれど、今のマリは違う。それが個性ともいうべきマリのダンスの特徴。合わせる、止まるということがゆるいけれど、それがかえって無邪気でいたずらな天性の花の輝きとなる。優雅に可憐に舞い踊るさまは、天使であり天女のようなそれで、つまりはほかの何者にも支配されない、何か神聖なものを見るような心地にもさせるんだ。
二人が並ぶと、まったくタイプが違う。背の高さも体つきも性格もダンスも歌も何一つ違うのに、どこかが似ている。ふまけんは双子シンメとしての歴史を経たのち、個性が正反対に育っていったシンメだけれど、この二人は最初から類似するものが見いだせない。なのに、二人が一つであることをたびたび感じるのは、二人が何を思ってステージに立っているのかが同じだからなのかもしれない。
二人はとにかく、ステージに対して真剣であり、そしてその場に立つときが最も輝くときであり、心の底から楽しもうとする。でも、自分以上に見ている者を楽しませようとする。
会場にいる人を一人残らず、そしていつだって存分に満足させたいのだ。彼らにとって、主人公は自分たちでなく、見ている私たちなのかもしれない。だから私たちがちゃんと楽しめているか、笑っているか、何を思っているのか、必死に知ろうとする。特にクリエという小さい会場だとそれが可能なだけに、一人ひとりの顔を一生懸命に見ようとしているようにも思えた。
確かに私にもうれしいハプニングは起こった。でも、それだけじゃなく、自分のパフォーマンスで少しでも楽しんでほしい、一緒になって歌ってほしい、自分たちのお喋りを聞いて笑ってほしい、この時間をめいいっぱい楽しんでほしい。そういう気持ちが伝わってきた。
それって、私は当たり前のようにこれまでもらっていたものだ。
嵐はいつだってそういうグループであった。そして、考えてみれば、ファーストコンで、、、いや、その前の握手会から、聡ちゃんとマリちゃんはいつも私たちにそうやって向かい合ってくれていたように思う。
残念なことに、二人のその性質は、セクゾンのコンサートではふまけんしょりに隠れて見えにくくなる事もあるのだ。今回の二人の公演では、アイドルとして、エンターテイナーとして二人の持つスタンスとポテンシャルを改めて確認させてもらえました。
これが、たった15歳と13歳の二人が生み出したものか、という驚き。
でも、これこそが、二人がデビューしてステージに立ち続けた1年半の中で身につけた実力なのですよ。
だからこそ、この二人は宝なのです。セクゾンの未来なのです。エンターテイメントの申し子なのですよ。Jr.として手あかが付く前にデビューすることによって磨かれたメインの輝きなのですよ。ステージの先頭でパフォーマンスをするモノが持つオーラを放っているのですよ。
この二人なら大丈夫。二人が立つステージに何の不安もない。
いくらバカな事務所でも、この二人なくしてセクゾンが成り立つだなんてバカなこと、もう決して言わないであろう、そう思って東京から帰ってきました。
(翌日の少クラ不在に落ち込むことになろうとも知らず…)
(本当に事務所は何を考えているのでしょうか。たんにバカなのですか?)
【クリエ12日1部】
松島聡
マリウス葉
高地優吾
田中樹
岸優太
宮近海斗
羽生田挙武
中村嶺亜
松倉海斗
高橋颯
松田元太
倉本郁
名前が分からないJr.6人
1.勇気100%[Sexy Zone]
気合い入れの声が聞こえてすぐに暗転。
オープニングの音楽が流れ、ステージにスポットライトが当たると、緞帳がオープン。
聡マリ(ピンクの衣装)+セクボ登場
途中で聡くんゆごじゅりも登場。
この曲で、というか、むしろ、この曲なのに、聡ちゃんのダンスのキレが半端ない。♪忘れないでね〜 の”わ”のところで真下にすっと手をおろすのですが、そのおろした時の腕の伸び方ひとつをとっても美しいのです。それって、どういうこと?
2.Can do!Can go![V6]
出演者全員で。
聡ちゃんのダンスが本当にキレッキレ!
そして、低い聡ちゃんの声が割としっかり聞こえていたこの曲。かつてのような高音は出ないかもしれないけれど、音域としては広いのではないかしら?
3.スキすぎて[Sexy Zone]
聡マリが通路に。曲の煽りはゆごじゅりが担当。本当に近くで聡マリちゃんが見れたのですが、二人の横顔の丹精さは息を飲むほど。
そして、聡ちゃんの髪の毛がふわふわしていて、柔らかい子供のそれで、あぁ、まだこの子は天使なんだ…と思った瞬間。どんなにイケで、オスっぽっくなっていても、こんな柔らかさと幼さを残した部分がまだある。子犬の背中のような、ぽふぽふと撫でてあげたくなる、そんな無垢さ。
マリ:あいしてるよっ!
聡:クリエ、サイコー!
-MC-
昨日までぬんぼとクリエをやっていたゆごじゅり。曲のキーが高くて出ないとの話になり、
聡「オレも出ないんですよ、もう…」
高「ウソ!」
樹「出てたでしょ!そんな嘘つくなよ!」
と言われてましたけど、お兄さんたち、聡くん、本当にもう出ないですよ、そのキーは…
マ「僕まだ大丈夫」
聡「じゃあ、今の曲とか、マリのソロ曲にしちゃう?次からマリウス一人で歌う?」
マ「えぇ…」
って二人できゃっきゃしてたのを、どう対処していいかわからない、ゆごじゅり。
ここで、二人にとって、ゆごじゅり同世代のふまけんの印象を聞く流れになり、
マ「健人くんは親!」
ゆごじゅり「親?!それ、言いすぎじゃない??」
マ「おにいちゃんというか、リーダーでもあるし、いろいろ教えてくれるし」
岸くんがショックで泣いたという話で
マ「勝利くんがね、岸くんがショックの幕が上がったらもう泣いてた、って言ってたよ」
岸「そんなことありません」
ゆごじゅりが泣いたのかどうか問い詰めてると
岸「えー、えー、泣きましたよ!!!」
と開き直ってました。
いつだってどこだって、岸くんがいるとMCのオチを務めてくれる安心感。
4.Don't Stop Sexy Boyz![Sexy Boyz]
5.Sexy Zone[Sexy Zone]
6.Ladyダイヤモンド[Sexy Zone]
7.Sexy Summerに雪が降る[Sexy Zone]
聡マリ+セクボ
ドンセクのコーラスは岸くんでした。
間奏あけの
マ:Everybody! Here we go!!
聡:イエー!!!
で二人が顔を寄せ合ってシャウトするかっこよさ!
シングル曲を二人でやるってのも新鮮。
勝利くんのセリフパートはないし、サビのみではありましたけど、二人がステージの最前センターで見るなんて、こんな時じゃないとないわけですよ。
この時、センター固定制度に対してギリギリ歯ぎしりしたくなりました。
二人がセンターになったとしても、こんなに見ごたえがあるのに。順番でいいじゃないか!固定じゃなくて、その時々の需要と供給でいいじゃないか!と、声高に言いたくなります。
曲終了後、聡くんが岸くんを紹介して、二人ははけ、セクボのみに。
8.The longest night(岸ソロ)[少年隊]
岸くんソロ。岸くん、歌ウマイなぁ。いい声してる。ビブラートかかるところがとっても甘いのね。
9.back to BACK[少年隊]
宮近くんを中心にダンスをメインで。
10.to the Freedom[Ya-Ya-yah]
11.アジアの夜[山田涼介]
こうやって、知らなかった曲を覚えていくのね。まったく知識がなかったヤヤヤ、JUMPまで分かるようになっていくとは、世代を違うグループを応援すると怖いものです。
to the Freedomはいい曲ですよね。
12.FALL DOWN[KAT-TUN]
13.FIRE BEAT[Kis-My-Ft2]
14.絆[KAT-TUN]
15.Shake It Up[Kis-My-Ft2]
16.ゆごじゅり+ジュニアボーイズ?
キスマイが流れるとうれしかったですよ!単純に楽しかったし、盛り上がったし。特にふぁいあびはペンライトを上げやすいっていうか。
-MC-
ゆごじゅりが聡マリを呼び込んで、少しMC。
でも、やたらと「楽しんでますか?」と問いかけて、客席に声を求めるのはどうかと。やりすぎると効力ないよ?
17.With you[Sexy Zone]
聡マリ、白シャツに水色の衣装
聡「俺とマリが出会ったときの思いでの曲」
とか、言い出すから、もう…。
二人の思い出の…思い出の…なんの運命共同体なんだよ…。
セクゾンコールの煽りが聡ちゃん!!!
聡:はい!Sexy Zone コール行きまーす!!!
って、いや、はい。もうかっこいいです…。
18.ブルドッグ(高地ソロ)[フォーリーブス]
ポンポンもった高地くん登場。高地くん、NEWSのマッスーの衣装じゃないか!
サビをワンコーラス歌っただけで終わっちゃったよ…。
-高地の部屋(ゲスト:聡マリ)-
好きなおむすびの具を「セクシーローズ」に合わせてセクシーに言う。
あまり盛り上がりそうじゃなかったのを見て、マリが「違うことにしようか?」と止める提案を出すけれど高地くんに「それ聡がかわいそう」と言われると「うん、そうか。続けよう!」と。とりあえず聡ちゃんの窮地は絶対回避なマリウスさん。
聡ちゃん:(低音吐息交じりに)おかか
マリ:(吐息交じりに)セクシーローズ(会場???)あ、間違えちゃった!しおあじ!(今度はセクシーに言えてない)もう一回!!!(吐息をこめて)たまご
高地:塩味じゃないんだ…
今回の公演にあたって、聡マリの扱い方を風磨に尋ねた高地くん。野放しにしておけば勝手にしゃべるといわれ。
聡:俺ら、そういう扱われ方なんだ…
高地おじさん、お兄さんとしての役割をなんとかこなそうとして頑張ってんだなぁ。
19.ワンダーランド・トレイン(松島ソロ)[Hey!Say!7]
かっこよすぎて、もう、もう…。
だって、ソロですよ!念願のソロですよ!!!!
新春コンで聡ちゃんの50秒ちょっとの時間がどれだけ楽しみだったか。
細かいステップ、それに比べのびやかに動く上半身。そして、聡ちゃんの声ではきっとぎりぎりの音域と思われるキーの曲。
今。この時にこの可愛くも高難度の曲をやってくれたことが本当にうれしい。できればフルで見たかった。もっと踊って!もっと歌って!!
多分、新春コンよりも少し長かったかと思うけれど、あまりにも一瞬に思えて。
-コント-
銃を持った二人組に撃たれるも、最初はポンコツマトリックス的によける聡ちゃん。でも最後の一発でステージに倒れてしまう。
そこに、間警視登場!
「松島聡、死亡 この事件、私がわざわざ解決してあげましょう!」
20.Secret Agent Man(マリウスソロ)[錦戸亮]
マリが間モードのまま、SAM。トレンチコートの襟を立て踊る姿がなんとも妖艶で!
しかし、その間、聡ちゃん、ステージで死んだまま(笑)
-コント-
指令をこなして、聡ちゃんを生き返らせることに。
颯くん、松岡修造のマネ ピクピク動く
あむ、志村けんのマネ 途中で聡ちゃんが蹴飛ばす
マリ、セクシーな言葉をささやく。
セクシー…と耳元でささやくと、やっと目覚める聡ちゃん。
マリにぎゅっと抱き付いて「生き返ったぞー!!!」
21.High!! High!! People[Sexy Zone]
聡ちゃんが生歌だなぁ、と思った1曲。フェイクの声がCD音源とは全く違う。もうあの声は出ないんだなぁ。それをまざまざと感じました。
ただ、マリちゃんはCDの声のままでした。多分、歌詞が怪しいのかなぁ…。
-高地の部屋(ゲスト:樹)-
22.SHORTY(樹ソロ)[田中聖]
23.PERFECT[KAT-TUN]
-高地の部屋(ゲスト:宮近、岸、嶺亜、羽生田)-
24.特技メドレー
・Troublemaker(松倉:フラフープ、松田:サッカー)
・きっと大丈夫(郁:いろんな事に挑戦します、宮近:曲振りしたいです!あむ:ラップをやりたいです!)であむラップを披露
・サクラ咲ケ(嶺亜:スケボー)[嵐]
・Hurricane[ジャニーズJr.]
-MC-
全員登場し、あこがれの先輩の話を
マリ:たいピー!
聡:ちねたそ!
その呼び方(笑)
マリはガヤさまと旅行に行きたいそうですが、ダメです。マリちゃんが食われてしまいます!!!
あむくんは翔ちゃんを尊敬してるそうで「サクラップを…」って。
おい!サクラップって、それJr.で使っていいのか?公式用語なのか?
25.先輩メドレー
・LIFE[関ジャニ∞]
・明日のために[TOKIO]
・喜びの歌[KAT-TUN]
・Za ABC〜5stars〜[ABC-Z]
・Everybody Go[Kis-My-Ft2]
・Darling[V6]
・フラワー[KinKi Kids]
・Happiness[嵐]
・チャンカパーナ[NEWS]
・ラブスパイラル[タッキー&翼]
26.瞳を閉じて[ジャニーズJr.]
27.世界にひとつだけの花[SMAP]
この辺になると、なんか、もうステージに人数が多くて、なんだか何を見てるのか記憶がぼんやりしてます。
多分、聡ちゃんはかわいくて、マリちゃんは可憐で、お手ふりに精を出してたんだと思うのですが。
上から下まで、丁寧に眺めてウチワを見つけて一つずつに対応しているような、そんな感じで二人はステージをあっちこっち移動していました。
-アンコール
28.勇気100%[Sexy Zone]
29.フィーバーとフューチャー[GYM]
マリは公演が始まった最初から、とにかく聡ちゃんを抱きしめたりくっついたり、スキあらば聡ちゃんの横にぴたっと寄り添いたがるのですが、聡ちゃんは逆にマリちゃんと対極に動いて、少しでもファンの人を楽しめるようにしようとファンサをしていたのですよ。
そしたら、最後の勇気100%で、嶺亜と肩を組んでる姿をマリちゃんが目にしちゃったのです。聡ちゃんが嶺亜とほっぺたくっつける勢いで肩組んでたのですが、その手が離れるやいなや、サビの振りをしようと上げたその手をぐっとつかんで自分の元に引き寄せたのです!171cmあるマリちゃんの元にぴゅっと引っ張られてすっぽりおさまる聡ちゃん!そのまま曲終わりまで二人で手をつないでぶらんぶらん。マリ、相当ご満悦だったようです。顔がニコニコしていて、幸せそうでしたよ。
マリにとって、聡ちゃんはかけがえのない存在。まだよくわからない日本語。自分が間違ってるのかあってるのか、何を求められているのかよくわからない中で、聡ちゃんの存在が一つの安心だったんだろうなぁ。茶化しつつも絶対にバカにはしない。自分の味方。そんな大事な子だったんだろうなぁ。
今日は聡ちゃんがくっつきにいっちゃう健人くんもいない、自分をおもちゃにする風磨くんもいない。だから、きっと、最後になって、大好きな聡ちゃんに思いっきり甘えたのではないかと。
でも、聡ちゃんは聡ちゃんで、ステージの上で二人が一緒に動くよりもバラバラで動いたほうがきっとファンの近くにいける、と考えたのでしょうね。でも、二人が仲良くくっつくことでみんながニコニコしてることも分かっているから、マリにゆだねたりしながら、とバランスを見ていたのでしょうか。
でも、マリが聡ちゃんの手をとったときに、本当に安心しきったようににっこり笑ったあの顔を見て、何とも言えない幸せな気持ちになったのです。
だって天使のようなほほえみをするマリちゃんが、くっしゃっくしゃに笑ったんですよ。≧▽≦ こんな感じ。
残念だなぁと思ったのは、高地の部屋になるたびに立ったり座ったしたことや、やたら声出して盛り上げようとすること、曲は全部ぶつ切りで短いものだったこと。もっとじっくり見たかったなぁ。
その辺、素人っぽさが抜けきれないと感じたところですし、物足りない部分でもあります。こうやってまとめると思いのほか聡マリの出番は少なかったかというのにも気づきました。
それでも、見終わった後、充実感いっぱいで満足したんです。それだけ楽しかったから、それでいいんだろうなぁ。
そして、会場が小さいと、いろいろと恩恵もありますね。
狭いクリエはいろいろな伝説が起きるそうです。だからこれで燃え尽きちゃう人も、これではまる人も出てくるそうです。
私は燃え尽きてはないです。はまったほうでしょうか。聡マリという二人のこれからが大切なものであることを確認しました。
そして。マリちゃんに握手してもらった時の、あの大きくてカサカサっとした手を忘れたくないなぁ。
聡ちゃんに見つけてもらったときのあの笑顔も忘れたくない。綺麗に笑ったあの顔をいつまでも記憶に残しておきたいです。
きっと、読むとしんどい話です。
私のストレスやフラストレーションを書くつもりですから。
3/26、セクゾンJapan Tour 初日。
初の全国ツアーであり、本人たちなのかそれとも事務所の意向なのか、たかだか5都市を周るだけなのに「Japan」引っさげちゃったよwww
と、ツアータイトルの素っ頓狂具合を馬鹿にしつつも、メンバーはやる気に満ちあふれたコメントを随所で話していて、私は私で「新春コンの焼き直しではありませんように」、と祈る思いで今日を迎えました。
さらに、仕事の調整がぎりぎりまで難航した挙句、チケットもなかなか思うようにならず、苦労しました。
前回みたいにまた面白くないかもしれない。チケットもなかなか手に入らないのに仕事の調整も面倒、となってる中。それでも、福岡に行こうと思った強い気持ちの原因は、「今のセクゾンをちゃんと見ておきたい」と思ったからです。
格差といわれる聡マリの立ち位置。それはまるでJr扱い。上3人がたいして面白いわけではないのに、そこばかりを持ち上げられる気持ち悪さ。
でもそれはJW感謝祭だったから。自分たちのコンサートではきっとそんなことないはず。
コンサートに行けば今までの通り、セクゾンがセクゾンとしてきちんとしたステージを5人で作り上げてくれる。
そう、信じたかった。
それを見て「やっぱり、この5人だよね!」
そう言いたかった。
5人でいる中の聡マリを見て「ほら、居場所はこっちなんだよ」ってファンのみんなで確信したかった。
そのために、福岡に行こうと思った。
でも、待ち受けていたのは、予想だにしなかった現実でした。
・まさかの聡ちゃんの不在。
・目に余る格差
・どうしようもなくダサくて意味がわからない新曲
・もう、おなかいっぱいな勝利くんの作詞
このマイナス要素をもってしても、余りある素敵できらきらしたコンサート。
ふまけんのソロ、各所にこれまでにない演出を組み込んだ見せ場、聡ちゃんがいない中でもセクボのセンターとしてジュニアを引っ張るマリ、そんなマリのダンスの成長。
そして。圧倒的な健人くんのパフォーマンス力…。
なんでこうなったの?どうして?
理解ができない。できたとしても納得はしていない。
そんな葛藤の2時間。
そもそも。コンサートが始まる前のパンフレット、さらに始まった瞬間から違和感がありまくりでした。
なぜ、パンフレットの表紙が3人なの?
コンサートのオープニングのシルエットで映し出されるのが3人なの?
暗転した後、マリがジュニアと一緒にわらわらっと登場したのはわかりました。通常なら逆方向から聡ちゃんが出てくるはず…あれ???いない!?
事態は、格差どころではない?!?!
それに気づいたときの客席の動揺は、私だけじゃない。空気が変わりました。
1階のさほど悪くない席にいながら、周りの方が、一斉に双眼鏡を構えたのですから。
そしてジュニアを確認する作業…。違う…違う…違う…。
聡ちゃんがいない…。
普通ならジュニアに間違えるようなことはない、デビュー組です。なのに、そのときマリはジュニアと大差ない衣装を着ていたのです。
だからこそ、もしかしたら、見間違えたかも??
そう思って、みなさん、双眼鏡で確認を始めたのでしょう。
上3人が白のシャツの上に水色のスパンコールの三つ揃えスーツ。マリと神宮寺くん、岩橋くんはベストとパンツが水色で、ジャケットがないパターン。マリだけ少しスパンコールが多くゴールドのラインが入っていました。そんな感じ。だから聡ちゃんを見誤ってしまったのか?と何度も何度も神宮寺くんと岩橋くんを双眼鏡で確認しました。
でも、私もそうでしょうし、ファンなら聡ちゃんを見間違うはずなんてないのです。
それはもう、つまり、どこを探しても、いないってことなのです。
でも、いないなら、いない、で事前にご案内があるはずですよね。
そんな話聞いてもないし、ツイッターでも流れてなかった。
このタイミングで、見ていたファンも始めていない事に気づいたから、こんなに会場がざわざわしてるんだ…。
すーっと背中が凍りました。
嫌な気持ちだけが渦巻いてきました。
体調不良、、、それならお知らせがあるはず!
事故、、、それもお知らせがあるだろう、きっと。
犯罪的な何か、、、それ、一番、想像したらアカンやつ!
ご家族のご不孝、、、いや、それでコンサートに出ない、ってある??
事実はわからない。ただ、このコンサートに聡ちゃんがいない。
ただそれだけは、はっきりしているのです。
その恐怖。不安。焦燥。
それを打ち消して、打ち消して、最後に残ったのは「さみしさ」。
誰もが聡ちゃんの不在に触れてはいけないことを察してしまうくらい、4人の態度が頑なで、スキがあるようで、どこにもなかった。
聡ちゃんがいないことを、有無を言わさず受け入れなければならない空気があった。
聡ちゃんのフェイクもハモリも、、、楽曲が編集されていたようで抜かれてしまっていて。
ダンスも4人に変更されているフォーメーション。
なのに、メンバーが時々間違えて5人用のフォーメーションで動いちゃう。
いないことにしていても、すぐには消えない聡ちゃんの立ち位置。
そこで、余計に聡ちゃんの存在の大きさを認識してしまい…。
もし、これが大阪なら、MCあたりで空気読めないファンが「聡くんは?」と叫ぶこともあったでしょう。
本来ならウザイそういう声も、今日ばかりは誰かがうっかり言ったりしないか?と期待していました。が、ここは福岡。おとなしくみんな、話を聞いています。
むしろ、MC中、固唾をのんで聡ちゃん不在の説明を待っていたかのようです。
しかし、MCだけではなく、最後のあいさつでも聡ちゃんの話題には触れませんでした。
なんだろう、これは??何があったの。
聡ちゃんがいたとしても、困惑必至なコンサートでした。
レディダイですら、上3人のバックダンサー的に、ステージの後ろの檀上でセクボと踊っていたマリ。
本来は上3人の間にいるべきなのに!!
でも、それを憂うよりも、もっと重大なのです。聡ちゃんがいないのですから!
真実はわかりません。何があったのかも知る由もありません。
でも、私たちは5人グループSexy Zoneのコンサートのチケットを買ったのです。
その出演者が一人欠けていることに対し、なんの説明もないのは、いかがなものでしょうか。
バックのジュニアではないのです。メインなのです。
もし嵐のコンサートで、初日を迎えたら、何の理由もなくニノがいなかったら?
その時点で、嵐のコンサートとして、成り立たないですよね。
ありえないことなのに。
それを「いなくて当然!」のように触れられなく、挙句の果てに、誰もその理由を言ってくれない。
ニノの立ち位置を自然と誰かがカバーして、まるで嵐が4人であったかのように振る舞われるなんて、発狂します。
聡ちゃんがいない、って、それと一緒ですよ。
怖かった。その空気ゆえ、逆に何があったんだろう?と気になるだろう。
単に今はちょっと体調を崩してるけど、すぐに聡ちゃんが再びステージに立つ日がくる。
そう、信じたい。だから説明がほしい、納得させてほしい。
事実じゃなくても、納得があればいい。
ステージに戻ってくること、その部分が嘘にならなきゃいい。
怖い。本当に。聡ちゃんがどうかなってるんじゃないか?って。
早く、早く、聡ちゃんに会いたい…。
まったく行きたくないJW。
それでも1公演は…とチケットを取りましたが、我慢できず、もう1公演増やしました。
どうか、聡ちゃんがいますように。
どうか、セクゾンが5人でセクゾンでありますように。
私、長年…もう10年になるけれど嵐を好きで居続けたので「きっと飽きっぽくないんだわ」と思っているし、他の趣味ごとを考えても、そう。
めったにはまらないけれど、はまるとなかなか抜け出せない。
なのに、今ここにきて、あれだけご執心だったセクゾンから足を洗おうかという気になってきたのです。
着いていきたい。
大きくなる姿を見続けていたい。
でもこの状況は嫌だ。
改善されない、むしろ悪化する一方。
今のこの姿は見たくない。
個人が嫌いなのではないのです。
大好きなのです。
なのに、環境が許せない。
上3人をゴリ推しして、聡マリをJr扱いにすること、衣装格差、面白くないステージ。
個人個人は大好きなのに、それを楽しむためにお金と時間を使おうとすると、苦痛でしかなくなる。彼らを見ることに何のメリットもないばかりか、ストレスを貯める始末。
感謝祭の楽しさって何なのでしょうか。
人には好みがあるから、私がただ単に感謝祭…というかJWというコンテンツを受け入れられないと言う事を差し引いても、3グループ合同コンから産み出されたものは、結果、セクゾン担のストレスしかないように思えるのです。
私はJumpには興味ないし、エビさんにもJr.にもそこまで思い入れはない。
そこは申し訳ないとは思いつつも、セクゾンが出るから見に行くわけです。なのに中途半端な上3人をセクゾンだと言われても、見る価値が無い。
ふまけんならわかるんだよ。芸歴も長ければ踏んでる場数も違うから対応できる幅が広くなる。そこに勝利くんを加えるのは、つまりはエンターテイメントとして「出来る出来ない」をジャッジするのではなく、上3人を一つのくくりと捉えて売りだす意図を感じるのです。
それが面白くない。
私は聡マリは年齢こそ幼いけれど実力や華は上3人に引けを取らないものを持っていると思っているのです。だからこそ5人の綺麗なバランスが成り立つのです。年齢差や芸歴の長さに違いはあれど、5人だからこそなし得るものがあると思うし、そうやってグループが育っていくと思うのです。
そういう考えは違うのかしら?
健人くんを好きですが、健人くんの全てを肯定する気にもなれないし、そこまで盲目に好きでいるわけでもない。でも、グループごと好きでいるからこそ、見ていられる部分もあるのです。トンチキな健人くんにツッコむふまたんや勝利くん、それでも懐いている聡マリ。ぽんこつな兄ちゃんを支える子や、兄ちゃんがぽんこつなんて事もわかってなくてきゃっきゃとしてる子がいる、その関係性の楽しさ。一人っ子の健人くんが一生懸命下の子の前に立っていこうとしているのを見ているのが楽しいのです。
ステージのパフォーマンスだけではなく、日ごろの関係性や人間性がにじみ出るところが、その人の魅力になるのですが、そういう面白味を削がれているのです。
むしろ、この数年の楽しさはその関係性だと思っているのに!
好きなのに、見ると辛い。
そういうグループとどう付き合っていけばいいのか、自分でもわからずに悩むところです。
以下、投票した内容です。
楽曲部門
1位:Teleportation(中島健人)
今の健人くんの魅力が余すところなく詰まった楽曲。サマリーではこの1曲のためにチケット代を払っても惜しくない!とすら思いました。それくらい、初見からそのパフォーマンスに心を奪われました。花のように柔らかくい笑顔を封印し、時に妖しく時に激しく踊る姿に健人くんらしい歌詞の世界観が合わさり、見応えのある1曲に仕上がっていると思います。
2位:IF YOU WANNA DANCE(Sexy Zone)
ファーストコンでこの曲を見たときの衝撃があまりにも大きすぎます。まだ、幼いメンバーがいる中、わすがデビュー数ヶ月でこれを見せつけてきたSexy Zoneのポテンシャルの高さ。聡マリの変声期前の歌声をこの曲で残せた事。とにかく思い入れが大きい1曲なのです。この曲で魅せてくれた事により、この子たちを見続けていかなければならないという使命感にも似た思いが生まれました。
3位:Face Down(嵐)
嵐の本気を久しぶりにみました。ここんところ続いていた穏やかな路線から一転、攻めるナンバー。シンプルな衣装に身を包み激しく踊る姿があまりにもカッコよすぎました。元気、明るい、可愛い。そんな嵐がテレビではなかなか見せない「研いだ爪隠し牙を剥いた」瞬間。これが嵐の振り幅。コンサートでしかなかなか見る事のできない、クールな嵐。まさにファンが待ち望んでいたものではないかと思います。
4位:Welcome to our party(嵐)
嵐のPOPとはなんぞや?を体現したアルバムのオープニングナンバー。それは曲そのものが明るく楽しいだけではないのです。嵐はいつだってファンを思う優しさや暖かさを伝えてくれる。ちょっとほろりとさせるところがありつつも、5人が身内で盛り上がる、嵐お得意のおバカ加減も合わさって、非常に嵐らしい曲だな、と思います。
5位:SHE! HER! HER!(Kis-My-Ft2)
最初に聞いた時のインパクト!その割には何度も聞くと案外耳馴染みも良く、カラオケでも大活躍します。デビュー移行のキスマイの曲はキャッチーで好感が持てますが、そこにインパクトも重ね合わせたこの曲は秀逸だなぁと思います。
7位にはキスマイのアイノビートDance Verを入れました。単純に私が好きだからなのですけどね。
そのほかに、NEWSのチャンカパーナ、フルスイング、WORLD QUEST、潤くんのWe wanna funk,we need a funk、ワイルド・アット・ハート等を考えていましたが、悩むことなく1位から5位は決める事ができました。
ジャニヲタと言いながらも非常に趣味趣向の偏りはありますが、嵐とNEWSが私の好みの楽曲が多かった、Sexy Zoneはシングル曲以外の意外性が高いグループである、キスマイのキャッチーさ。グループとしては絞られているものの自分の好みの音楽が多かった1年ではないかと思っています。
現場部門
アラフェス(嵐)ファンが見たかった嵐を詰め込んだだけではない。何の曲が来るのかどんな演出で見せてくれるのか、全く分からない中、こちらが想像していた以上の見せ方で次から次へと繰り出していく。ソロ曲のバックダンサーをメンバーが努める、DJコーナー、オーケストラによる演奏。途中の雨すら、もはや演出のように思えるほど、魅了させられる素晴らしい時間でした。あの広大な国立に嵐5人だけで挑んだのに、まったく広さを感じませんでした。嵐が嵐らしくあり、かつ、嵐の素晴らしさがこれ以上ないほど詰まったイベントでした。歌う、踊る、笑う、泣く。そして嵐5人と同じ空間を時間を共有する。その一体感。コンサートの醍醐味の全てが、最高のクオリティーで詰まっている事を感じました。10年以上アイドルをやっているのは伊達じゃない。嵐がいる空間を嵐色に見事に染め、そこにファンのみんなを巻き込んで一緒に騒げる空気感。どんなに広い会場になっても、嵐がそこにいるだけで、嵐の息吹を感じるのです。ライブツアーPopcornもそんな嵐色を打ち出してきた素晴らしいものでしたが、国立のあの感動をどうしても忘れることができないために、アラフェスに1票を投じました。
これを見るまでは、Sexy Zoneのファーストコンサートでした。デビューしてわずか3カ月。ステージ経験の浅いメンバーもいる中でここまでのものを創り上げてきたのか!という驚嘆は相当でした。ふまけんコーナー、イフワナなど今思い出しても鳥肌の立つ曲も多いです。
コンビ部門1人目:中島健人
コンビ部門2人目:菊池風磨
ふまけん。というコンビ名が健人くんの口から発せられ、オフィシャルとして使われるほどにシンメとして確立している二人。性格もキャラも違うのに、ステージでの立ち振る舞いや息のあったパフォーマンスはもちろん、そのクオリティの高さも見応えあります。また、普段の二人の互いへの信頼度も見ていて微笑ましく、とにかく見続けたい二人です。とはいいながら、骨の髄までにのあい推しでしすし、関係性として好んで見ているのは健聡なのですが、コンビ…シンメとしての完成度としては、ふまけんに勝るものはいないと思いますので、ここに1票を投じます。
自担部門:二宮和也、中島健人
私の生活の中心にくるヲタゴトがイマイチであり、それが新年一発目の現場であったことから、なんとも微妙なまま、今日に至ります。
セクゾンの新春コンが今一つ自分の腑に落ちてないのです。
なんというか。妙にまったりもっっちゃり、メリハリも山場も見どころもない、どこかで見たものをつなぎあわせただけのもの。厳しい言い方をすればそうなるのでしょうか。
・オリアルツアーらしさを感じないセトリ、演出、構成
・とにかくダサいセットと衣装
・流れが悪く、ファンサ中心のセトリ
・ステージを覆い隠す垂れ幕や高すぎるトロッコ、いけてない照明、映像というストレスのたまる演出
・踊る曲が少ない
良い点を挙げるほうが難しい。聡ちゃんのソロコーナーをはじめとして、色々とあるんだけども、全体的に悪い方が勝ってしまいます。
なんでこんなことになったのか…。
メンバーの時間が足りなかった事はもちろんでしょうが、その状況できちんとコンサートをディレクションするオトナがいなかったのではないか?と思うのです。
まだ経験の浅い彼らだからこそ、ノウハウなんて持ってるわけがない。そんなとき、どうやったらうまくコンサートを魅せるものにできるのか、きちんと示し具現化する人がいなかったんだと思うのです。
付け焼刃と焼き直しの演目に限界があるからこそ、踊ること無く手軽に外周を周るだけのファンサ曲が増えたとも思えます。曲と曲をつなげないから、コーナーをぶったぎってMCで曲紹介という状態になったのでしょう。演出に使える機材や装置を上手く使いこなせないから、垂れ幕でステージを覆ってしまうという最悪な状況も生んだのだと想像できます。
結果、ファンサを求めるより仕方ない。Jrをフィーチャーするしか仕方ない。
これを見るために新年早々、頑張ってるのか、私…。って思うと悲しくなってきたのは事実です。
ファースト、アリーナ、サマリーではトキメキと驚き、でもまだまだ荒削りなところのある未完成の魅力にあふれていました。でも今回は未熟ゆえの至らぬところが全面に出たコンサートになったと思います。
それでは、見る価値が無いのです。私たちはお金を払っているお客であり、お金を払って苦行をしに行ったわけではないのです。若いアイドルを育てるという感覚が無いわけではありませんが、それが全てではないのです。お金を払う対価はどこにあるのか、人それぞれとは言いつつ、私が求めるのは彼らのパフォーマンスなのです。
でも、コンサートってそうじゃないのかしら?
ファンサはラッキーガールだけに与えられる幸福です。そこに何かを過剰に求めてませんし、あまりにやりすぎると、媚びてるようにも見えました。
それが結果、ファンサ厨を生み、結果、ファンサのみを求めてJrに担降りなんてことになってしまうんじゃないのかなぁ。
会場中が息を飲むような、みんなが踊り出すような、声を出しちゃうような、そんな瞬間を作ってほしい!
カンペウチワや他の人の邪魔になるほどの連ウチワに反応しないでよ!
移動厨を相手にしないでよ!
オトナたちはそんなコンサート許すんじゃないよ!
挙句の果てに、ララリラやってんじゃないよ!!!(←今回最大のネガティブポイント)
過去の思い出を語る事を喜ぶ人もいるでしょうし、会場の盛り上がりは本編以上(それもどうかと思う)。しかし、過去は過去。4人でカラオケにでも行って、勝手にやってなさいよ。自分たちの感傷にファンを巻き込むんじゃない。4人の姿を見て嬉しいと思う人ばかりじゃない、と憤りを感じ、健人くんのウチワもペンラも置き、聡ちゃんをずーっと見ていました。
私は5人のセクゾンちゃんが好きなのです。5人がメインステージに立つ姿を見たいのです。B.I.に過剰な思い入れはないのでこれまで、過去の健人くんもフラットに見ていましたが、今回に限り、健人くんに対して嫌な気分になりました。
不満ながらも、一つの形として新春コンがまとまり、それなりに楽しめるポイントを見つけられたのに、頭から冷水…氷水をぶっかけられたような気分。
B.I.の感傷に浸るまえに、セクゾンでやらなきゃいけない事をやれよ!させろよ!
春のツアー、、、今回の焼き直しだったら、回数を重ねたいとは考えてないんですが、何せポテンシャルの高さは自分が一番知ってるわけで。悩みどころです…。
]]>本当に良かった。
これを見れた事、この舞台を慶ちゃんがやった事、衝撃的な結末のネタバレが一切出ず、ファンが最後まで慶ちゃんの舞台を見守り、愛し、育てていたこと。
そういう暖かい状況を、慶ちゃんが気づき、誰よりも喜び感謝していたこと。
慶ちゃんが舞台の主人公、安吾くんとしてやっていたTwitter、こういうコミュニケーションが新鮮でもあり、見ていて楽しかったなぁ。
今後、ジャニーズの人もやる方もいると思うけれど、今のコミュニケーションの形として、ぜひともとりいれていただきたいな、と思うのです。
危険も多いけど、メリットもあるんだから。
今回話は大きく分けて二つ「今回の握手会の愚痴」と「ジャニ舞台と一般化」です。
セクゾンちゃんの握手会に外れました。
仕方ないと思う反面、やるせない気持ちに襲われています。
握手会が好きか?と言われると、そうではありません。できればしてほしくない。
売れないからの握手会という事もそうですし、もともとそんな至近距離で会うことにためらいもあるのです。でも、握手会をするというのなら、行きたかった。自分の感情はあやふやなもので、握手会というイベントがないことを望みながらも、握手できるタイミングがあるなら、行きたいのです。
それは、握手をするというよりも、彼らに会いたいのです。
握手会は抽選。外れる人もいるわけですが。
嵐も握手会がありました。デビューのときと、ハダシの未来の発売時、WISHの発売時。でも、これらは並べばよかったわけで…。私はWISHのときしか行けませんでしたが、そのときは本当に売れて欲しかったので、並ぶのに何の躊躇もなかったです。
そして、セクゾンちゃんの握手会もこれまではそうでした。買えば参加できる。売れて欲しいから買う気持ちは、彼らが手を握ってくれることや顔を見せてくれることで昇華出来たように思います。1年前の握手会の嬉しさは、今でも思い出せます。
ところが、今回は当初から割り切れない思いがありました。
買っても当たらないかもしれない。出来ないかもしれない。売れて欲しいけど、買うけど、握手は抽選。ファンの足元を見ているなぁと思うのです。売れて欲しい、握手会に行きたい。そのためにはある程度の枚数を買うけれど、その買った気持ちが彼らとの握手となって昇華できるものではない。このジレンマ。
おまけに、握手会参加申し込みが可能な時点で5万枚程度の売り上げで、そのうち3万人が握手会に参加できるはずの割合。そこで、ある程度の枚数を購入して申し込みしてるのに、ポコポコと落ちているって、なんだろう?って話です。
当たったら、こんなことを書かないだろうから、まぁ、落ちた人間の愚痴なのです。
確かに嵐のイベントでも外れて悔しい気持ちになったことはたくさんあります。でも、アルバムという本人たちの売り上げに貢献するためのイベントで、そういう気持ちになったことがなくて、今回の落選に際して、どうにも寂しさがぬぐえないのです。
嵐と違ってセクゾンちゃんにはまだまだ狭い会場で会えるタイミングはたくさんあります。
コンサートにしても、今やっているジャニワにしても。会おうと思えば会えるのです。
でも、だからこそ、その機会をゲットした時の嬉しさと逃した時の寂しさ・悔しさに自分が疲れているようにも思います。
だとしたら、やっぱり私にとって、握手会は賛成しかねるイベントなんでしょうね。
そして、上記した「狭い会場」というものについて。
嵐ではなかった、いわゆる「ジャニーズの王道」というもの…つまりはジャニ舞台を見る機会が増えました。サマリー、ジャニワ…
しかし、これが自分の心に刺さる演目ではない事のストレスも感じているのです。
サマリー。コンサート形式の梅芸の演出のほうが、私は好みです。歌やダンスといったパフォーマンスが主軸となり、それを楽しめました。それがサマリーとなり、フライングや水の演出が追加されたときに感じたちぐはぐさ。フライングも良かったですけど、、、水も良かったですけど、、、風磨くんのrougeなどは確かに水がいい演出をしていたと思うけれど。彼らのパフォーマンスよりも演出に中心な構成に感じて。不必要だな、と感じた所もチラホラ。
そして今行われているジャニーズワールド。ジャニーさんが自分の好きなものを詰め込み、ジャニーさんのジャニーさんによるジャニーさんのための舞台がジャニーズワールドなのだとしたら、私はジャニーズワールドの住人にはなれませんね。ジャニーズは好きだけど、ジャニーさんの趣味趣向が好きでないと言うことがはっきりわかりました。
(これについては、こちらにも)
ジャニーズの舞台は正直、ファンでないと見る価値がないと言えます。
それが好きな人もいるのは承知の上ですが、例えば全くジャニーズに興味がない人が趣味としてステージを楽しむ際、ジャニ舞台はハードルが高すぎるのです。ファンでないと前提条件がわからない、ジャニーズに詳しくないと意味がわからない。それがないと楽しめない要素が多い。
だからでしょうか。ジャニ舞台は「一般化されにくい」と思うのです。そこに出演する人も、一般化されにくくなっていくのです。
嵐は舞台をやっていても、外仕事として、他の劇団の方や演出家さんと組んでやる芝居でした。
多くの観客は嵐担ではありましたが、共演した俳優さんやその方を観に来られた人、専門誌の取材の方を通じて、嵐の魅力は外に配信されたように思うのです。
サトシのプーシリーズ、ニノのシブヤ、バさんの燕、翔ちゃんのWSS、潤くんのワルキューレ…大きな転換期となった舞台のラインナップを見て、今更ながらに震えます。これを嵐のファン以外が見ても、私は十分に楽しんでもらえるものだと思っていますし、実際、そうだったとも思っています。
一般化しないと売れない、それは当り前の事だと思うのです。だとしたら、セクゾンちゃんには一般化してほしい。そうなるとジャニさんプロデュースから切り離されたほうがいいのかもしれない。
まぁ、とどのつまりは私が握手会に落選し、ジャニワがあまりにトンチキで受け入れられなかったということではありますが、それがこじれてこんなことを書きなぐっているんですけどね。
ジャニーズらしさが抜けたグループ、それを引きずるグループ、いろいろとある中で、これまで嵐は「ジャニーズらしいグループ」だと、私は思っていました。
歌って、踊って、芝居して、バラエティに出て。
アイドルとして求められている多様性をしっかりと発揮してきたグループ。全方位ゼネラリスト集団。
ところが、ジャニーズとしての真髄に触れると、その定義は崩れるのです。きっとジャニーさんが夢や希望を託したのは嵐ではない。嵐はジャニーズの看板を背負いながらも、一般化する事で自分たちの居場所を芸能界に作ってきた。それを私が好きになった、ということなんでしょうね。ジャニーズのお家芸を好まないのは、そういう嵐を好きになったから。そして、嵐と同じように独自の生き残り方をセクゾンちゃんに生み出してほしいからなのかもしれませんね。
ここではツラツラと感想など。
たのしかった!!!
この一言に尽きるのかもしれません。何も考えず、憂いなく、ただただ嵐との時間が楽しい。嵐が見せてくれるもの嵐が歌ってくれる歌、次に何が出てくるのか、ワクワクして興奮しぱなっし。そしてそのすべてが愛しくて大好きで、本当に幸せだ…と感じる3時間弱。何物にも代えがたいこの瞬間のこのトキメキ…私はこの感覚が欲しくて欲しくてたまらなかったのです。これをずっと待ちわびていて、そしてやっと与えられたのです。渇望していたものたっぷりと与えられ、みるみる間に楽しい嵐コンを味わっていた数年前を思い出しました。
この前となると…Timeかもしれません。
ドリアラは何か納得感が薄いものでした。AAAの国立はアジア出発に向けてこれまでのコンサートのダイジェスト版状態。5×10は既存曲でのコンサート。風景コンは素敵だったけれど、どこか気取ったところもあり、BWはなんだかがっかり。時期も時期だけに自分を納得させることに努めたけれど、希望を言えば「もっと嵐らしいもの」を求めていたのに与えられなかった感じでした。
アラフェスでファンがリクエストした曲を見て、ファンが何を望んでいるのかを感じたのかもしれません。それに迎合したわけではないでしょうけれど、嵐はしっかりと答えを出してくれました。
それは「踊る、煽る、盛り上げる」といった嵐が汗をかくことでしか与えられないものだともいえます。
嵐が売れっ子になったことで、舞台装置やステージの作り、トロッコや映像、いろいろなものに予算が増えた結果、メンバーそのものをどう魅せるかというよりも、その周辺に力が入っていたように思います。確かに今の嵐にしょぼい演出はNGですし、私も望むものではありません。でも展示会ではないのですから「ほら、この技術ってすごいでしょ!」というよりも「嵐くん、かっこいいでしょ!それにはね、こんな装置を使ってるの」というくらいでいいのです。大会場でプロジェクションマッピングをしても、ほとんど暗くて見えないですし、凝りすぎた映像をスクリーンに流すよりも、会場が広いからこそ、そこにメンバーを映してほしい。
つまり、メンバーがありきで装置があるわけなので、メンバーが頑張らないと始まらないわけです。
まさに、アラフェスで票を集めた「Love Situation」なんてそれだったかと思います。
スケステをメイン、バックの両方向から動かすフォーメーション。単にお手振りではなく、スケステでガシガシに踊った演出。スケステの上下での交差。見ていてあれほどトキメキ、テンションが上がり、「目が足りない!」「なんでマルチアングルで映像化されなかったの?」といまだに語り継がれる程の名曲なのです。
おっと。脱線。
そういう肌感覚を分かってくれたのか、今回は舞台装置はものすごく凝ったものでしたが、それがとってもメンバーのパフォーマンスに活きていたのです。単純に、かっこよかったし見惚れた。
ウォータースクリーンを使った証の荘厳さ、アフリカの大地に立ち、背中から強烈な夕日を浴びたかのうよなシチュエーションの中、シルエットだけで踊る5人がダイナミックでひれ伏したくなったCosmos(サバンナに立つ勇者、または古代エジプトのファラオのようでした)、ドーム内を光のバルーンで囲み、担当パートごとにそのバルーンがメンバーカラーに光り始める幻想的なWaiting for you。
どの曲がいつ歌われるかもわからない。どんな風に魅せてくれるのかもわからない。でも、どれもこれもが素敵で。
見れて良かったなぁ。本当に楽しいなぁ。
と、何度も何度もコンサート中に思いました。
そして。一番シンプルなのに、号泣してしまったのが、ニノのソロでした。
正直。アルバムを買ってから1度しか聞いてません。虹も好きではありません。なぜなら、ニノの作るあの曲の世界はあまりにも少女漫画チックであり、それを曲で聞かせられる事を自分が望んでいないからですし、その歌詞の世界についてもあまり深く考えたいと思った事もないのです。
でも、コンサートで虹を聴いたときも何度も泣きました。
今回は、泣くどころではなくて号泣でした。
ニノのずるいところは、歌っているという体をとって「演じている」のです。歌詞の世界に観客を引きずりこんで、歌う事でその歌詞の世界を、その背景を、その感情の機微を伝えてきているのです。
今回はまさに、虹が全編、それはやっぱり君でしたが後篇の映画のような状態。
些細な事でけんかをしながらも、ゆっくり愛を深めていった二人が次に向かって歩き出したのが虹、でも、そのあと二人には永遠の別れが待っていて。その主人公の男性が深い悲しみから立ち直り、いまだに消えない愛情と、彼女への後悔、懺悔を歌ったのが、今回。その二人が歩んだ道を歌という形で「演じている」のです。単に歌詞をツラツラとなぞっているのではなく、そこに込められた感情のすべてが歌を通じてドームという空間に解き放たれるのです。
圧巻というか、その質量の重さと息苦しさとせつなさに涙が止まりませんでした。男性のどうしようもない思いのたけをぶちまけた叫びにも似た最後の歌詞を歌いあげたニノは彼女を失った男性にしか見えませんでした。
歌という世界を通じて演劇を、映画を、ドラマを見ている気持ちにさせられてしまったのは、初めてでした。
感動とは違う。心の底から痛々しいその姿に胸を痛め、つらく寂しく、でも後悔だけでは生きていけない現実。日々の営みは止まることなく続くのです。
これを見た後、アクセントダンスなのですが、そこに気持ちがついて行かず、大変でした。ずっと涙が止まらなくて。
衣装を着替えて登場したニノはカラっとした顔で激しく踊っているにも関わらず、私は全然そっちに気持ちが切り替わりませんでした。
あ、本当にこの人はすごすぎる。ニノの代わりになれる人なんて、ホントどこにもいなんだ。
Popcornツアーのニノのソロは通常で考えるポップではないけれど、でも、こんなに感情の爆発を引き起こす存在であることは間違いなく、その点ではPopなんでしょうね。
]]>ジャニワ、本来なら行く気はなかったのです。でも、東京出張が入り、それが16時前後で終わる予定であったこと、チケットが運よく手に入った事、そんな事情もあって、予備知識も何も仕入れず急きょ帝国劇場に行ってきました。
ソワレが終わってからでは、東京から戻る新幹線はもうありません。
途中で抜けるべきか、泊まるべきか。翌日は嵐のPopcornも控えていたので本当は帰りたい。でも一度しか見れない健人くんの姿はなんとかして見ておきたい。
いろいろと思い悩み、ホテル代と翌日の事も考えて、新横浜の駅前に泊まることにしました。
結果。うん、最後まで見れて良かったです。一度だけですが、でもこの一度で大満足です。
話の筋や見どころなどは多くのレポがあると思いますので、私の感想だけとなりますが、どうしても残しておきたいことがあります。
シェークスピアの10役を一人で演じきる見せ場、その役は当日、健人くん、戸塚くん、八乙女くんの3人がジャンケンで決める事になっています(実際は仕込みかもしれませんが)。
私が行った日はたまたま健人くんでした。嬉しかったです。
期待しすぎて違うとがっかりするので、自分の中での期待値を下げていたのですが、ジャンケンに勝ったとき「キャッ」と奇声をあげたくなるほどに嬉しかったです。
そして。実際に見て、あまりの素晴らしさに感激しました。一つ一つのしぐさ、その時に見せる表情、声色。ワンパターンになりがちなところも多少あったけれど(ディランのモノマネにしか見えない…なんてシーンも)、18歳の健人くんが生み出したあの10通りのキャラクターは、どれも一瞬で終わるのが惜しいと思いました。
そして、その演じている姿を見ていると「帝国劇場、狭い」「もったいない」「もっとこの子の才能を世に知らしめたい」という思いが湧いてきました。
もっと平たく言うと。ジャニーズ舞台ではない舞台での健人くんが見たい、ということです。
ジャニーズ事務所の良い点はたくさんあります。それはジャニヲタをしていたら自然とわかってくることです。
定期的に仕事があり、ファンにそれを披露する機会があること、デビューしてしまえばある程度は安定すること、いろんな事にチャレンジできること。
でも。それはある種「ジャニーズ事務所」という世界で飼い慣らされていくことにもつながります。
帝劇で見たものはジャニーズとしては素晴らしいかもしれないけれど、芝居の力量も演出もジャニーズの外の世界にはもっと長けている演目は数多くあります。しかし、ジャニーズでやる限り、チケットは売れ賛辞を得ることができるのです。
それは、歌だって一緒の事。アイドルだから歌唱力なんて二の次。なんて事は自分の中にはないと思っていて、CDを売る(つまり、歌う事を商売にする)以上、アイドルとしての許容範囲というのではなく、CDとして発売できるクオリティも実力も必要だと思っています。
(嵐さんにもそれは求めてしまいます)
ジャニワというステージ。私には、アイドル集団のかくし芸大会を見てる感がどうしてもぬぐえなかったのです。舞台として楽しむというよりも、好きな子がそこで頑張っている姿を愛でるという気持ち。その心地悪さたるや。
一つの演目として楽しかったというよりも、中島健人くんの今の才能、勝利くんのステージでの成長した姿、風磨くんの存在感を確認して楽しかったという感じでしょうか。
そういう見方で舞台を今まで見たことがなかったために、なんとも違和感を感じたまま終わっていきました。
これをするために彼らの成長する時間を使うなら、舞台での発声、立ち振る舞い、演技など、外部の人の中でしっかりと学ぶ方が今後に活かせるのでは?とも思ってしまいました。
特に、健人くんはステージでの存在感や動きにその素養があるように思います。だからこそ、変にジャニーズの色がつかないよう、客演でもいいので、どこかの劇団とすることや、ドラマに出ることを求めてしまいました。
どんなに短い出番でも、どんなにステージの奥まった場所でも、彼は一つ一つの所作に工夫がみられるのです。
例えば、、、終わった直後にTwitterでつぶやいたこと。
↓↓↓
緑のボールを持ちステージの奥から登場するところ。そのボールを指差し、トントンと指で弾いて魔法をかけるように掌をかざすと、ボールが浮くんです。その一連の動きは優雅で可憐なのですが、それをしているのはステージのホント奥なのです。双眼鏡を使って見れるくらい。→
posted at 21:59:31
→そんな目が届きにくいところでも一つ一つ丁寧に、真摯に舞台を務めていて。だから、そんな健人くんを見つけたときに「観てるよ!観てるからね!」と叫びたくなって。あぁ、この子のこれか好きなんだ、と強く湧き上がりました。
posted at 22:06:20
↑↑↑
この様子。スポットライトを浴び、ステージの前に立つ位置にいなくとも、彼は彼がステージに立った瞬間、まるで自分が主役であるかのように立ちふるまう。ステージ上で繰り広げられる世界の中で、自分の与えられた役割を使って、自然と…しかし、最大限にお客さんの目を集める事を全うする。
それは、他の出演者やそのファンからするとウザイかもしれないし、やりすぎなのかもしれない。でもだからこそ華がある存在となる。そこにいる証を刻まないと、誰でもいい存在になってしまう。健人くんは健人くんでないと成り得ない存在。他の人ではあの華やかさも細やかさも空気感も作れない。
そんなステージ映えする子だからこそ、もっと違うステージで見てみたいと思うのです。
それはストレートプレイかもしれないし、ショーかもしれないし、ミュージカルかもしれない。でも、かくし芸大会ではない。
その事を強く願っておきます。
おじいちゃんの自己満足ワールドは、もういいんじゃないでしょうかねぇ?
]]>2011年9月28日のキスマイ帝劇を見たときの事はいまでも覚えています。
暗いステージの下手から走りだしてくる健人君。スポットライトの下に立ったとき、その笑顔が光り輝いたように見えました。
ウソではなく、彼のまわりだけ、オーラが出ていました。
でも、当時「ここにはまると、マズイ」という防衛本能が働きました。だって、21歳下の男の子に夢中になるって、やっぱりいろいろマズイって。
でも、それを打ち崩すかのようにあちこちにいろいろと罠が仕掛けられていて。テレビで露出され、発売される雑誌にあれこれと載り、CD発売に握手会。
そりゃ、はまりますって。
おまけにセクゾンは5人ともが可愛いのですよ。いとしいのですよ。
健人くんとシンメを為す頼れるアニキ風磨くん。0番を担う勝利くん。男らしさと努力と才能の聡くん。そしてみんなの妖精、みんなの太陽マリちゃん。
5人がこれからどういう未来を歩んでいくのかは誰にもわかりません。
でも、大きく育ってほしいと願っています。
嵐が大きく育ち、悲しい思いもしました。寂しいとも思いました。チケットがとれず泣いたこともある。
それでも、大きく育ってほしい。閉ざされたジャニーズの世界の中だけで良いなんてこと、ないと思っています。
でも、ゆっくりでいい。実力をつけながら、大きくなってくれますように。
そして。5人が今のように楽しく笑いあいながらもちゃもちゃしながら育ってくれますように。
2年目のご活躍を期待して。おめでとう。
]]>潤「今回はみんなの聞きたい曲を聞いて、こうやってやってるわけなんだけど…
『こんな曲もあるよ』
『こんな曲も聞いてほしいな』
『こんな曲もやってみたいな』
『この曲聞いてよ』
『この曲歌わせてくれ!』
というね、曲をそれぞれ持ち寄ったわけです。」
ニノ「おっ!どんどん、希望が強制になってる!」
潤「題して。俺フェス」
翔「俺の推す歌を聞け!と、いうわけですね」
潤「そう。こんな曲もあるよってお勧めするコーナーです。僕は後でみんなにやってもらうことがあるので、4人でくじを引いて」
翔:Green(アルバムにも入ってないけど、コンサートでやって、エコウィークでもやってるし)
ニノ:スケッチ(翔ちゃんと二人で作った5周年の曲)
バ:Hey!Hey!Lovin'you(ドゥンドゥンドウゥ、じゃばら〜って最初のところが、テンションあがる。←ニノ:そんなでしたっけ?違うでしょ?)
サトシ:Kissから始めよう(21世紀はキスからはじめよう、って20世紀は何からはじまったんだ…←ニノ:やめて!ハイ、やめましょう)
くじ引きの結果、以下の2曲
20.スケッチ
21.Kissからはじめよう
スケッチはみんな座ってゆっくりと聞いてましたが、Kissからはじめようで、立ちあがりました。
これ、ARASHICコンで振付ありましたよね。オープニングでメンバーが投げキッスするんですけど、可愛かったなぁ。
そんなことを思い出してました。
22.Gimmick Game(二宮)
印象的な前奏がワンフレーズ流れただけで、会場がものすごい歓声に包まれました。
みんな。踊るニノを待ちわびていたのです。
ギターもピアノも歌いあげるバラードも、それはその良さがあります。
でも、踊るニノを見たいのです。
それも本気でガツガツに踊るニノを。
映像に残らなかったGimmick Gameを待ちわびる声はそれはそれは大きかったんだと思います。
チンピラ風の衣装も指をじゅぼっとなめて首をかっきるサマも、もう、もう。何も言えません。好きです。
そして、この時ばかりは、双眼鏡をフルに使い、一瞬たりとも見逃さないようにニノをずーっと見ていました。
幸運な事にメンバーがバックダンサーでつくこともなく、ニノ一人でのステージ。ニノvs7万人だったのです。
そんなプレッシャーというか、7万人の視線をものともせず、ひょうひょうとステージを動き、観客を挑発していくニノを見ていると鳥肌が立ちました。
なんだろう、この「無敵」な空気は。
ニノは不思議なオーラがあります。存在感というと印象の付け方というか。
それはときとして「無」となり存在感をまったく消すこともあれば、強烈なインパクトをもたらしたり、光をもったり、熱をもったり、狂気であったり、冷酷さであったり。軽快さ、滑稽さ、魅了、退廃的、淫ら…
それがどんな感情や情景であっても、この人ほどそれを的確に表現出来る人なんて、いない。
だから、誰もいらない。誰の手助けも必要としない。
観客が7万人いても、その7万人相手に引けをとることもなく、堂々と渡り合い、そしてぶれることなく一つの世界を7万人に伝える。つまり、勝ちをもぎ取る。そんな強さ。
まさに「無敵」なんです。
小さいニノのカラダがとっても大きく思え、彼が立つステージの空気が彼が放つオーラに一瞬にして染まり、ギミゲの妖しく怠惰な世界を纏ったあの瞬間は、ニノがニノであることを強く見せつけてくれたときです。
あぁ、良かった。ニノはここにいた。私が大好きなニノは変わらずここにいる、っていうのを自分の全身を使って享受しました。
ニノがジャケットを放り投げ、曲が終わると、次は、サトシが登場。
23.Rain(大野)
懐かしい!!!ただひたすらに。衣装も当時のまま!
I♡
NY
のTシャツ、まだあったのね!
重力を全く感じさせない足の動き、特にサビの軽やかなジャンプは今も何一つ変わってないのですね。
後半はビジョンに4人のメンバーがバックダンサーとして踊っている映像が映し出されました。
ごめん、そうなると、ニノを見ちゃった。
エンディング、以前と同様、光が差す扉に向かってゆっくりと歩いていくシルエットを見せてはけていくのですが、この人、ホントなんてスタイルの良さ!バランスですね。美しい。
ここからは、潤くんが先ほどのMCで「みんなにやってもらうことがあるので…」とお茶を濁していた、MJコーナーの始まりです。その名も「DJ×MJ」
メインステージのてっぺんの王様がピカピカとミラーボールのごとく光り、クラブハウスのような照明に。
音楽に合わせ、当時の映像をビジョンに流しながら、潤くんが「きゅこきゅこ」やるのですが、その手元が映ると非常に緊張しているのか、指がプルプルと震えていました。
潤くんが回したのはこちらの曲
・Come back to me
・Yabai-Yabai-Yabai
・A・RA・SHI
・We can make it !
・Crazy Moon〜キミ・ハ・ムテキ〜
・Believe
・Magical Song(バさんが当時の衣装で登場しサビの部分を歌う)
・Monster←大宮が映像の中に見え隠れ…
・大宮SKOSHI(大宮SKが10人になって登場!フルで1曲歌いきりました)
・Hip Pop Boogie
・Re(mark)able(研いだ爪隠し、牙をむくで、翔ちゃんが登場)
最後は潤くんの「Come back to me」の言葉で終了。
・バさんはマジソン、相変わらずかわいかったです。
・大宮SK、この会場でよくやったよ。シュール
・翔ちゃんは力を抜けた感じ、、、というか少しけだるい感じもあって、それがかっこよかった。
24.La tormenta 2004
そのまま引き続き、潤くんがジャケットを羽織って、この曲!
これ、AAAの凱旋コンでやったのが最後かと思うのですが、はじまりは翔潤のシンメからです!!
もちろん!当時のフォーメーションそのままで、今回も翔潤のシンメのダンスからです。
キレイ…理屈ではなくて、本能のレベルでこの二人が並ぶとキレイだと思うのです。
確固たる信念を持った生き方をしてる、それがダンスにも表れていて決して人と合わせるダンスなんてできやしない、性格や息があってるなんてもんじゃないし、踊り方のタイプなんて正反対。潤くんが柔らかくて芯が無いのに対し、翔ちゃんは堅くてバキバキでしならない。それでも二人で踊るときに生まれる奇妙な一体感。
それは、ストイックな方向が似ているからなのか、曲とのマッチなのか分からないけれど、二人が後ろ向きになり右手をひらひらさせながらバックする動き(わかる人はわかる!)をするとグワーっとテンションがあがるのです。
前奏部分を見終わると、次の楽しみはニノがバク転をしてくれるか?なのですが、残念ながらありませんでした。
昔はよくやってくれていたのにね。たまには見たいなぁ。ニノのバク転
衣装は白シャツに黒の何か…飾りがついたベストに白のパンツ。
それぞれ、微妙に形や飾りの形状が違っていました。
25.時計じかけのアンブレラ
この曲、サトシが振付をしたはず。
ところどころ、フラメンコ的な振りが入るなど、ちょっと普通の嵐の曲とは違う印象です。でも、見応えがありました。
5人のフォーメーションや一人一人の振りが思いもかけない感じで行われる印象。
えっ?えっ?そうなるの?
という、意外性に満ちているのです。
これ、リピートして見たいです。
ここでいったんメンバーが全員捌けて、壮大な音が。
なんと、生オーケストラが登場。
メンバーは白い羽のついた白のスーツで登場。
26.One Love
27.truth
28.5×10
生オーケストラに合わせて、歌う5人。
truthはアレンジの仕方を含めてかっこよかったです。
そして、5×10では、より一層壮大な感じになっていて、涙腺をぐっと刺激しやがりましたよ。この曲、ダメなんです。弱いんです。
嵐がファンに向けてのメッセージソングにはスケッチやリマカ、エナジーソングなどがありますが、5×10って、やっぱり特別な感じがあって。エモさの極限というか。
ここで、いったん仕切り直しのアニメが入り、シングルランキングの上位曲をPVとともに発表。
29.Face Down
カウントダウンし、第1位の発表のところで、舞台はアニメのポップな感じから一転、グッと暗くなったら、ドラムロールの切れ目で特効の花火があがり、5人がポップアップ!
(ポップアップ、久しぶりに見た気がする!!!)
そして、あの前奏が!その瞬間大きな歓声があがりました。
最近見たことの無い曲も見ることができるはずのリクエストで、今年発売されたシングルが1位っていうのは、なかなか興味深い事だと思います。
でも、それだけ「かっこよく踊る嵐」をみんなが望んでいる結果なんだと思うのです。
どうも、嵐の楽曲がここんところ、振りきれないものが多くて。もっとはじけて欲しいし、攻めてほしいのに、バラード調、ミディアムなテンポ、踊ってもどこかぬるい。そんなものに飽きているところに来たのが、この曲。
Mステで披露された後、どれだけリピったかわかりません!
きっと、そんな嵐担は多かったはずです。それが目の前で見れるのです。そりゃ、興奮もします。
位置的に真横というか、むしろ背中側をよく見るような状態でしたが、見入ってしまいました。
細かいところはみれなくて残念でしたが、今回の国立ならでは、ムービング花道を利用しながらのメイン→センターステージへの移動も含め、この曲に一つの見せ場を作ってきたように思います。
衣装も先ほどの白の羽付きのゴージャスなスーツから一転。
黒をベースにゴールドとシルバーを交えたスーツ姿に。
30.迷宮ラブソング
31.Oh Yeah!
32.ハダシの未来
33.A・RA・SHI
34.感謝カンゲキ雨嵐
迷宮ラブソングまでをジャケットを着たままセンターステージで歌い、次のOh Yeah!でジャケットを脱ぐと、おなじみのメンバーカラーに彩られたメタリックな色のシャツ。
アリーナ内を走るミニトロッコに乗り、バックステージに。
今回、ミニトロッコや、クレーンなどもアラフェス仕様になっていました。トロッコの壁面は白地にオレンジの王様が施され、クレーンはアームにアラフェスのロゴが入っていました。
これまでの国立よりも細かいところも作りこまれているのが、感動。
最初のときなんて、そういう遊び心が全くなかった、無機質な感じでしたもんね。
ご挨拶の途中、潤くんがしゃべっているときに雨が降ってきました。
潤くんが「そうだよね、みんなカッパとか着なくちゃね。濡れると大変だからね」と、結構いい話をしてるときに、観客はざわざわとカッパを着だす様子を、上からすこーし寂しそうに、、、娘に話しかけるのに聴いてもらえない父親のような、感じで話していて、「潤くんゴメン><;」と謝りつつ、私もカッパを着るのにワタワタしていました(笑)
――――――――――-
35.証
36.言葉より大切なもの
37.Love so sweet
38.サクラ咲ケ
5人がそれぞれ微妙に色が違うピンクのスーツで登場。
言葉より大切なもの、サクラ咲ケ、Love so sweet…ランキングに入ってない(または下位)のに入れてくる「松本マジック」!
やはり、定番を捨て切れずにいるんだな、って思いました。
アンコールがなんだかいつもの嵐コンテイストな感じで、意外性がないのが残念でした。
楽しいけど、やっぱりなぁ…というか、ここにも一つひねりが欲しかった。
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39.EYES WITH DELIGHT
40.voice
まさかのアイデラ!ここで来るとは!
ただ残念なのは、ラップパートのC&Rが出来る人が思いのほか少ないってこと。
周りの人、ポカーンとしてましたもん。
これ、最後にやったのっていつだっけ?2004年ってわけではないと思うんだけど、それでもわからないもんなのですね。
そして、最後はvoice。なんのカップリングであったのかも思い出せない曲だったけれど、ゆったりのんびり終わって行けたのが、それはそれで嵐らしい感じもしました。
※Your Eyesのカップリングですね。
きちんと9時少し前にコンサートは終わりました。楽しかった。
いろいろと思うところはあったけれど、それでも全体的に嵐のコンサートが一皮むけた感じがしました。
ここ数回のコンサートはコンセプトやテーマがしっかりあるもの。それも嫌いじゃないですが、イマイチその世界を貫き通せない弱さも感じましたし、マンネリ化してるとも思いました。
時間がない中で安易なセットリストになっているというのもありますし、外周をトロッコでお手振りしながら回るだけという、手抜きとも思えてしまう曲が増えたこともありました。
ずっと踊るのは大変です。たまにはトロッコも必要でしょうが、正直、スタンドにいたとしても、それを望んでいないです。
だって、自分の近くに来るのなんて一瞬なんですもん。
そんな一瞬にファンサなんてもらえるわけもないし。だったら、5人がまとまってかっこよく踊ってくれるのを双眼鏡を使ってでもみたいと思ったりします。
今回、そんな曲がなかったわけではないのですが、外周のムービングステージを使ってラブシチュをやる、そのチャレンジっていうのが私はすごくよかったのです。5人が手を振りながら外周を回りだすと、アリーナにいると暇です。
でも、あれだとアリーナにいながらも踊ってる姿を見れるわけですし。
そういうのこそ、求めていました!
次のツアーでも、手を振るだけじゃない、外周の使い方をもっと開拓してほしいと思います。
そのPopcorn。
アンコールの間に宣伝ムービーが流れましたが、期待しかありません。
最後にはポップコーンのかぶり物した5人が!とにかく、ポップでキュート(予想)な感じになる模様。
絶対に当てたい!なんとしても!!!
楽しみにしています。
この日はセクゾンちゃんからふまけんしょりそうが来ていたとか。
ふまけんは確情っぽい感じではないのですが、もし本当なら、やはり縁がありますね。
ふふふ、こういう奇妙なご縁て嬉しいなぁ♡