Funky More!!

今日は温泉祭り
清水温泉という心斎橋のど真ん中にある銭湯は、実は音楽プロモーターでもありまして、そこが主催したライブイベントが「温泉祭り」なのです。
正式名称は『春の音泉祭り!〜清水音泉開湯2周年記念〜』でございます。

出演者にSCOOBIE DOとPOLYSICSが入っていたので、tonちゃんと二人で行く事にしました。私が猛烈にスカパラが好きだったときに知り合い、お互いどっぷりとスカパラ三昧を楽しんでいましたが、今となっては、嵐に一緒に行ったり(彼女は翔ちゃんが好き)、イベントなどでちょくちょく会う間柄になっています。

ガスの定期点検を済ませた後、心斎橋で待ち合わせて、遅ればせながらの誕生日のお祝いで『苺のミルフィーユ』を食べました。相変わらずHARBSのケーキはデカイ。そして、相変わらずそのデカさに慣れず胸焼けを起こす。一応それを見越して二人で一つしか頼まなかったのに、生クリームにやられかも。ゲプ。
今日の話題の中心は、最近二人してはまっていた「安藤」。アンフェアの瑛太君の役ですよ。
安藤の何がそんなに素敵だったのか、1時間くらい、ずーっと話してたんじゃないのかな??
チェブラーシカみたいに大きな耳と、ふさふさふわふわで毛量の多い動物チックな髪。
そんな彼が喪服と見紛うほどの地味なスーツで歩く姿に、もう、ホレボレ。
やっぱ、スーツよ!スーツ!!!
瑛太君の抜群に整ったスタイルにはスーツが事のほか似合う。
久しぶりにtonちゃんとバカ話をいっぱいして、いっぱい話を聞いてもらったなぁ。

恐ろしいくらい早い整理番号のチケットを持っていたので、とっとと会場に入り、中でのんびりとしていました。
最初は「KING BROTHERS」。
えっとね、、、ぶっちゃけていうと、全くダメ。
セッティングに失敗したんだか、なんだか、音量のデカさに耳が悲鳴をあげて、2曲目の途中で飛び出してきました。
音楽そのものも、好きな感じではなかったので、見ない選択は全然いいのですが、それにしても、もうちょっとなんとかならんかったのか?
マイクを客席に放り投げては「西宮出身!KING BROTHERS。関西のヤツらは強制的に応援しろ!!」とかなんとか言ってました。
無理ですよ(ニッコリ)
久々に「金、返せ、バカヤロー!!」と思ったとか思わなかったとか、、、ごにょごにょ。

あまりの爆音と沿わなさにぐったりしていたところ、胸元にレースをあしらい、赤いバラ模様が刺繍されたまっ黒のドレスを着て颯爽と歩く女性がいました。
場違いな姿もそうだったのですが、綺麗な顔立ちで人目を引く人でした。
「えらい、気合はいってんなぁ〜!」
「誰目当てやろ?」
「しかし、すごいよなぁ〜〜」
と、二人で話題にしていましたが、彼女はすーっと私達の前を通り過ぎていきました。

「次のバンドって、ジャズだって!」って声が聞こえてきたので、「まぁ、さっきほどではないだろう」と思い、会場に戻りました。
ズクナシ」という、女性4人のバンドです。
登場して、びっくり!!
さっきのきれいなお姉さんは、このバンドのベーシスト、maricoさんでした。
演奏が始まると、これまたびっくり!!
もんのすごい骨太な音と、ソウルフルで音量豊かなボーカルの声がめちゃめちゃ絡み合ってました。そして、「ジャズ」ではありません!!FUNKとかSOULですよ。
迫力が桁はずれです。迫り来るような音と声に圧倒です。
maricoさんのベースには「えーっ!!」と目を奪われました。
女性で指引きであそこまでの音とプレイをするミュージシャンをみたのは初めてかも。
ベースの音の粒というか、音の際立ち方が独特でした。
キンモクセイの白井君の音に近いかなぁ。
ボーカルのGOODSUNこと衣美さんは歌声もそうですが、何もかもが豪快。メドゥーサのようにソバージュヘアーを振り乱し、二の腕をぶるんぶるんと震わせながら(自分の事は棚上げ)タンバリンを打ち鳴らし、使い終わるとステージの後ろに闇雲に放り投げる(ドラムの人に当たったらどうすんだ??)。そして、MCが面白いおばちゃん(だと、このときは思っていた)でした。
「次の次にでるBleachのみなさんと、KINGブラジャーズを結成しようかって盛り上がってたの!『俺達みんなCカップ!でっかくもなければ、ちっちゃくもねー!!KINGブラジャーズ!!』ってさぁ!あれ?似てない??もっと勉強します。」
と、明らかに豊かな胸をぷるんぷるんさせてました。
※家に帰ってあまりに気になって調べてみたら、彼女達みんな24歳だって!!サクライと同い年・・・。うへっ。

『いや〜〜、いいものを観たね〜〜!』
そう、言いながら、次のSCOOBIE DOに備えて前に移動。
ワンマンだと、前の方は相当な混雑具合と暴れっぷりで、やっぱりちょっと恐いところがあるので、下がり気味で見ているのですが、今日はジョーの前にがっつりと陣取りました。観たところPOLYSICSのファンが多そうだったんで、普段のライブほどでもないだろうとの判断です。
登場した瞬間、スーツ姿のステキさにクラクラ。
私、スーツって好きな要素ですよ。スーツに眼鏡(それもプラスチックフレーム)の男性は、かっこよさ5割増しだと信じてます。
『安藤に眼鏡をかけさせたーいー!』
と、tonちゃんにブツブツとつぶやくありさまで。
演奏が始まると、さすがです。
もう、あっという間に汗でぐちゃぐちゃに。
踊り狂い、叫びまくりです。
イベントなので40分の演奏時間なのに、なんでこんなに汗だくなんだか?
セットリストもぶっ飛んでしまうはじけっぷり。Plus One Moreや、What's Goin'on、Back On、Tighten Upなどをやっていたような、、、。
最後はおなじみのLittle Sweet Lover。シャウトしまくって、手を打ち鳴らして、投げキッス。

シュウのかっこつけかたは堂に入ってます。
もう、あのしゃらくささが何一つ、笑いに見えない(つまり、最初観たときは笑ってしまった)。むしろ、かっこよく思えてしまう。
そんな横で苦痛に顔をゆがめてベースをかき鳴らすジョー。演奏が進むと、今度は泣き出しそうな顔になる、ジョー。さらに盛り上がると「悪酔いし、吐いてしまう5秒前」といわんばかりのジョー。いや、きっと本人は健康なはずなんですが、ステージで盛り上がれば盛り上がるほど、キレまくりのプレイとはウラハラに「死期、迫ってる??」と思わせるような表情をするんです。
だから、気になるから見てしまう。
シュウに煽られ、そんな余裕が無いのに目はジョーの表情ウォッチング。
元気だとは思うんだけど、、、ジョー、本当に元気だよね?

SCOOBIE DOが終わったら、足がフラフラ。
もう、体力が持たん!
とにかく、座り込みたい。
Bleachとポリは後ろから見るべく、tonちゃんを残して一旦会場の外に出ました。
ペットボトルの水をガブ飲みし、メールを打っていたら「Bleach」が始まりました。
会場に入り、後ろの方のバーにもたれてみていましたが、とにかく、圧倒された。
女の子の3ピースバンドですが、ベースの女の子がフリフリなワンピースを着ていて、およそロックっぽくないし、声もちびまるこちゃんの声優TARAKOさんみたいなのに、演奏すると、超ハードロック。
目をひんむいてシャウトする姿は楳図かずおチックで恐くもあります。
ズクナシの姉さん方が私の隣にいらして、えらい笑顔で見ていました。
かわいい妹分の活躍を見に出てきたと言ったところでしょうか。

で、トリはPOLYSICS。
これを目当てで来られた方が大多数のよう。
私はスペースが空いていた、ステージ下手のバーの近くに行き、そこでのんびりと見ることにしました。
相変わらずハヤシの歯並びは綺麗です。
・・・って、なんちゅう、感想?
いや、音楽的にはポリはそこまで「大好き!!」じゃなく、見るのはメンバーの動きだったり、ハヤシのパフォーマンスを見る感じになります。
それをずーっと見ていた感想が、「歯並びが綺麗だなぁ〜〜」だったのでした。
フミちゃんの頭はいつの間にあんなにボンバーな感じになってしまったのでしょうか。
カヨちゃん、相変わらず、顔がちっちゃいよな〜〜。
この女性陣の無表情なのに頭をぶんぶん振り回している姿が、なんともいい雰囲気です。
アンドロイドっぽくて、スキ。

ここまで開始から4時間半。
長かった〜〜。
サスガに終わったらクタクタになりつつも、終電に間に合うべくとっとと帰りました。
tonちゃん、1日ありがとう!!

帰りの電車で前の会社で「超」お世話になりまくった姉さんに会いました。
近所に住んでいるので一緒に帰ったのですが、いつ見ても綺麗な姿。
仕事の近況などを含めてあれこれ、短い時間で喋りました。
また、会いたいなぁ。今度はゆっくりとご飯でも食べながら。

嵐の話題は今晩にでも、、、