永久お蔵入り

投稿日:

ねえちゃん、もう後2時間早くメールを送ってきてはくれないか…。

本日のドラマ、ニノ担二人して、
「これは、2度と見ちゃ、なんねー!!」
と、判断。
永久お蔵入りとさせていただきました。

あまりに痛すぎる。

あのひどい頬のこけっぷり、色白すぎる肌、時間が経つに連れろれつが回らなくなっていく口調、合わなくなっていく焦点、閉じなくなる口。乾いていく唇…。
そういうものだけじゃなく、どんどん表情に死相が表れてきます。メイクで施したものじゃなくって、なんていうのか、、、細かい肌の艶が奪われて全体的に生気がない状態。

その死にゆくさまにリアリティーがありすぎるのです。
ドラマの世界なのに、ニノがそのまま死んでしまう感覚に襲われました。
だって、お芝居じゃないよ、あれ。
ニノのカラダを削って、衰弱しきって、それで撮影してるって!!
そんな風にさえ思えてしまう。

ジムから帰ってきて、10時から見始め、CMを飛ばしつつ1時間40分。まじで泣き通しました。11時40分、見終わった直後に姉(miyuking)からメール。

「まだジム??あれは、見ないほうがいいよ!!」

・・・いや、今見終わったところですって。

二宮さんの芝居の特徴は、どこでもよく言われていますが、『憑依系』。
演じるときは普段の二宮和也とはまったく違う人格に入れ替われてしまうのですが、ホント、それがあまりにも表現されすぎているのです。
さらに、しのぶちゃんも憑依系な人だけに、二人のシーンは違和感のない親子に見えてしまいます。
実話だけに、話の筋は最初から分かりきっているし、何かひねた演出があるわけでもないし、とにかく、最後のシーン以外は原作に忠実に作られている模様。
普段ならそういうドラマを、
「けっ!面白みがないわい!!」
と一蹴してしまうもんなのですが、今回ばかりは無理です。
演出がない分、ドキュメンタリーを見ている気にさせられました。
これが、ニノのいうところの「アルバムをめくる感覚」なのかもしれません。
でも、見ている私は、ニノが病気で奪われていくようにすら思えて、、、
とにかく、ドラマの世界なのに『死』がもの凄い勢いで迫ってきていました。
怖くって、不安で仕方ない。

そんな泣きまくりのドラマだっただけに、最後の回想シーン(和くんが東大を卒業するところ)はいらないと思ったのですが。
しかし、考えようによっては、あれはきっと、ご家族への配慮というか、、、和憲くんの卒業を見届けたかったであろうご家族に対し、生き返ったかのようにそっくりなニノがその夢をかなえたって所もあるのかもしれません。それなら、あまり多くは言いませんが、、、相当、しょぼいと思ったよ、あれ。

編集もなんにもしないで、そのままDVDに入れ、ファイナライズして、HDDからもとっとと削除しました。
そして、今日、TBS系の番組でVTRが流れるという事で、HDDにガツガツ録画していたものも、全部削除しました。見返せないよ、つらくって。

というわけで、ティッシュを5枚ほど使ってビショビショにしながらも、少恩、無事(??)鑑賞終了です。
オツカレサマでした・・・。
ホンマ、疲れた。

もう一つ。
今日、婦人公論での翔ちゃんの記事を読みました。
彼の中では40年後も50年後もこの5人でいることが想像できていて、翔ちゃんはやっぱり、嵐のお母さん的に「見守る人」になっているところで、ほっこりしました。
嵐のメンバーにとっては、嵐って身内なんだろうなぁ。絶対になくならない関係。家族同然であることに、5人ともブレがないってのが、改めてスゴイです。

ニノ、ケイタイ直って良かったね。
というか、ニッキが読めて私がよかった。