迷宮美術館

NHKでやってる番組なんですが、そこで紹介された絵画のエピソードが単行本になって売られていました。
オモシロそうなので立ち読みしてみると、立ち読みですまされそうにないので、そのままお買い上げ。帰りの電車で読み、家に帰ってもずーっと読みふけってしまいました。

その中に、ピカソの代表作品、「ゲルニカ」にまつわるエピソードもありました。
大学時代、スペインに行った事があるのですが、そのとき生で見たことがあります。あのときに感じた迫力は小さな写真では伝わらないなぁ。『生で見る』ことって大事。
そう思うと、無性にじっとしていられない気持ちになってきました。

上海に行ったことも大きく影響していますが、とにかく、いろんなものをもっと見たいなと思うのです。今の私にとっては、嵐を中心に色々物事を考えちゃう節もあり、それは悪い事では全然ないんだけれど、その一方、もうちょっと違うものにも目を向ける必要があると感じているのです。嵐は生活する活力として不可欠なのですが、自分の幅を広げるためにも、もうちょっと、色んなものを吸収したい。

考えてみたら、最近、何やってるんだろう・・・。
仕事して、週3くらいでジムに通って、テレビ見て、だらだらっと本を読んだりパソコンに向かったり。
5年くらい前までは、ジムに行った後で語学の勉強をやっていて、もっと写真を撮る事が好きで、もっといろんな本を読んでいて、とにかく「未知なもの」に触れるのがとにかく好きだったのに、最近何も始めてないや。
今が怠惰なだけなのか、それとも、これが老化ってやつなのか?

なんだか、なまけている自分に対して、不安になってきました。
こんなんでいいんだろうか・・・。