体質

金曜日のランチは、会社の近所にある「中之島倶楽部」。
そのためにわざわざ、「すいませ〜〜ん、10分ほど早く、お昼に入りますねぇ〜〜」と、上司の許可を取りました。
12時ジャストに会社を出たのでは、席が埋まっちゃうんだってば!

これが、大正ロマン定食。

このとき話題になったのが「恋愛体質」。
多分、昔は高かった、、、と思う。
いつだって好きな人(えっと、この場合はリアルな存在としての好きな人)がいないとイヤだったのですが、そうは言っても、昔から割と、一人で何かをすることも好きだったのは事実。
だから、「誰かいて欲しいな〜」と思いつつも、いないなら、いないなりにやってたような。
今は、、、当分は一人がいい・・・(切に。)

一緒にいた同僚は
「私、好きになるっていうんじゃなくて、常に誰かから好きになられてるのよ〜〜」
とのこと。
私よりちょっとばかり年上のオネエサンなのですが、言われてとっても納得。

確かになぁ〜〜。
「女力」みたいなものが、すごい、高いのよ。
絶対に重いものを持たないし、お洋服もフェミニン系。マニキュアもピンク系統しか塗らない。
いかにも「女性らしい女性」って感じです。
生まれも育ちも関西だけど、家で関西弁を使う事を禁じられていたお嬢様だけあって言葉遣いも全然違う。

そのネエサンに
「miyukiちゃん、『一人がいい』とかじゃなく、男性を惹きつけるくらいの魅力は出し惜しみしちゃだめよ〜〜」
と、言われてしまいました。

しかし、miyukiちゃんは思うわけですよ。

「世の中の女性は、その魅力を持ってないから苦労してるんじゃないですかいな?」

できる人の何気ない言葉っちゅーのは、恐ろしいもんです。

でも、このネエサンはなかなか面白い人でして、金曜日、私が映画を見るまでの時間潰しに付き合ってくれるということで、2人で難波に行ってきました。
難波の「糖朝」で
ご飯を食べたのですが、「私、マンゴが苦手なの〜〜」と、言いながら、明らかにマンゴがたっぷり乗っているデザートを頼もうとしたり、帰りにお店のカードをもらった際「miyukiちゃん、このお店、難波にもあるんですって!」と、ものすごい発見をした顔で報告されたり。(いや、だから、今このお店こそが、難波でしょ?私たち、難波に来てるんじゃないの!!)
こういう可愛さが男の人を魅了する、まさに、「さとう珠緒」を地で行く人なわけですね。

で、たまたま、今日行った美容院の雑誌で面白い事を書いてましたが、
「ひとりでどこまで出来るか?」
っていう話で、例えば『ファーストフードで一人で食事』『一人で映画』『一人でカラオケ』『一人で居酒屋』『一人で焼肉屋』みたいな。
私、結構【オヒトリサマ度】高かったわよ。

さて、そんなネエサンとの大爆笑な夕飯後に、私は梅田のシネ・リーブルで「笑う大天使」を見てきました。
見に行こう、見に行こうと思っていながら、8月の後半に差し掛かり、いよいよ上映期間が不安になって、ネットで調べてみたら、25日のレイトショーで最後とのこと。そこで、会社帰りに行く事にしました。

感想は、、、
正直、残念でした。猫かぶり3人娘は可愛かったし、当初危惧されていた史緒さんの関西弁もまったく気になら無かったのですが、ストーリーがなんか、ガタガタしてる。
あの話は細かく散りばめられたコネタが面白いのですが、それを拾うと話の筋が進まず、かといって、話だけを追うと面白味に欠ける。難しいバランスなのだと思います。
だから、そのバランスがおかしいと、どうも漫画のあの世界観とはリンクしてこないのですよ。

カーラ教授の作品の中でも、ファンが多かったものだけに、世間では映画化の期待は相当高かったようです。
私は最初に内容を知った時点で、明らかに原作とは別として考えていましたが、映画自体の作品の完成度としては、自分内評価は「レンタルで十分だった」というものでした。
うーん、残念。
そりゃ、VFXは凄かったと思うよ。
でも、それが見たかったわけじゃないんだもんなぁ〜。