僕は・・・誰に恋しとったっけ???

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モノは言い様・・・とは、よく言ったものです。


ちょっと、一体どっからツッコミ入れたらいいんでしょうか。


「本当の双子のようだった」というコメントは、あまりに似すぎた潤くんと榮倉奈々ちゃんの体型の事を指していると思われ、
「透明感がある」と評された安藤監督ならではの映像は「メリハリがなく単調」とも言え、
「役者の感情が動き出すまでの時間」と説明された監督こだわりの間は、「ぬぼーっとした、あくびが出るほどの退屈さ」を生み、
「2人の繊細な感情の表現」は「感情の起伏が突然過ぎて、わけわからんがな!」と観客そっちのけで行われる登場人物の中での自己完結を指し、
「吐息が漏れ聞えそうなほどの緊迫感」と評された静けさは「ちょっと、これ、鼻息まで入っとるで!」と気になるくらいに、あちこちにズビズビ音が満載。

挙句のはて、何がどうって・・・
「余分なものを排除して、二人の純愛をテーマに切り出しました!」と言う意気揚々なコメントの真実が、「余分なものを排除したら、結局話の筋が無くなってしまって、何をどうまとめていいかわからなくなり、とりあえず映画の尺がほしかったから、2時間分の映像を作ったけど、これって結局最終的なオチはないんで、まぁ、これで悪しからず・・・と、逃げることにしました!!!!」と言うことだったと。

宣伝ってすごいね。
かなり、言葉をキレイに使ってらっしゃるわね。 っと。
えー、えー、コピーライティングの技術勉強に大変役立ちました。
こういう風に表現すれば、こんなにもステキ映画を装えるんだと。

いや、いいんです。
もう。
これは誰も悪くない。
監督も脚本も潤くんも栄倉ちゃんもみんな悪くない。
強いて言うなら、あの原作を映画化しようと考えたプロデューサーが全責任取ればいい。
「ウチの松本に何してくれますんや?!?!」
という、映画を見ながらフツフツと沸き起こった怒りも、2時間という時間内ですっかり沈静化してしまうほど、完膚なきまでにやりきってくださいました。
それでも映画も生もお美しい松本さんのお顔を十分に拝見させていただくことができ、本当に満足でございます。

2時間見ている間に、どうしても気になる点が一つ。
いや、あの双子ちゃんの恋愛とか、そのハナシの流れとかそういうところじゃないんです。

私、原作をちゃんと読んでないから解らないんだけど。


矢野くん、頼のことが好きなんだよね?
ラッコ、本当は頼と見に行きたかったんだよね?
ラッコのキーホルダーは頼とペアで持ちたくって、自分が赤ラッコ買ったんだよね?
だから頼と2人で撮ったケイタイの画像を見てたんだよね。

途中からそこしか気にならず、悶々としていました。
誰か、真実を教えてください・・・。


次回、
僕は頼に恋をする
ってスピンオフがあれば、それはそれで見てみたい気がします。

って、私ここまで書いておいて、前売りをもう1枚持ってるから見に行くんですけどね。
いいんです、
松本潤のビジュアルを大画面で楽しめるってだけで、映画館に行く価値は十分です。