これでよかった。

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きっと、多くのファンの方との意見とは違うかとは思います。
なので、賛同を得られないことを承知で書きます。


私、コダックシアターは行けないなら、行けないでいいと思っています。

理由は単純。
「ニノのカラダが心配だから」

今、ニノがどんな状態か?
相当な激務であることは予想がつきます。
あのニノがですよ、「ヤバイ」って言ってるんですよ。

連ドラを撮りつつ、新曲のプロモーションをやって、映画公開に向けての雑誌インタビューもガンガン入り、レギュラー番組の収録もモチロン、ある。
さらに、そんな状態をこなしているのはニノだけじゃない。嵐のメンバーがそれぞれ多忙過ぎる。
そんな中でニノが日本にいないとなると、影響範囲はニノ関連だけじゃない。黄色い涙や新曲のプロモーションのスケジュールに変更が出るだろうし、それはもしかしたら潤くんのドラマにも影響を及ぼすかもしれない。
ニノが動くということが、ニノ一人の問題でなく、嵐とその周囲の方々全てを巻き込むとしたら、ニノが海外に行くために割り当てられる時間は、ごくごく限られて当然です。それをいかに有効に使うか?きっと誰しもが考えた結果の「ベルリン・パリ」だったんだと、私は思うのです。

アカデミー賞にニノが行くのは、いわば、硫黄島に出演したという名誉。
それはそれで大きな意味があることですし、何度も経験できることではないと思います。
そうとはいえ、限られた時間の中なら、個人としての名誉や思い出よりも、この映画の事を一人でも多くの方に知ってもらって、観てもらうためのPR活動を取るのは自然な流れだと思います。
さらにこれには、今後控えた「黄色い涙」の海外進出の布石を作るという意味もあると思います。
「映画」というプロジェクトの一旦を担う人間としては、選ぶとするならば、「過ぎ去った作品の思い出作り」よりも、これからの上映される映画に向けた活動に力を入れると思うのです。
だから、コダックシアターに行くよりも、ベルリン、パリに行けるというのは、私としては理にかなっていました。

そして、これはわかんないから想像で言っちゃうと、今日のニッキを読む限り、私はニノはその辺の事をちゃんとわかって納得して決めたんじゃないかと思うのです。
ニノって、嵐が大好きで、一つ一つの仕事にちゃんと向き合う人だから、日本での仕事をおろそかにしたり、周りに迷惑をかける事を極端に嫌がるようなところがあります。だから、2月という時期に何度も海外に行くことは、ニノとしても、もしかすると無かったのかもしれないと思うのです。
そんなニノが行くとしたら、やっぱり、アカデミー賞よりは、パリやベルリンだろうな。
そりゃ行ける時間と余裕があるなら、コダックシアターにも行きたいとは思っただろうけど、あちこちに迷惑掛けまくってまで行くことを良しとしない気がするのです。

そして、これは、私個人の理由ですが、冒頭に書いた通り「ニノのカラダが心配」。
今のニノに海外に行ってもらうのは、非常に不安です。
本当に、本当に、本当に。カラダが心配なのです。
このドラマに入ってから、がんがん痩せてしまって、ちっとも太らない。
さらに、あの、ちゅるちゅるタマゴ肌が肌荒れを起してる。
どうしても目の下に隠せないクマができているし、ニッキの文章から疲れが見られる。
「カン」としかいえないけれど、文章って人のテンションを如実に反映するところがあって、気にしすぎだとは自分でもわかりつつも、やっぱりなんだか疲れているような気がしてならないのです。
そんなときに、海外に行くなんて、体力が持つのかどうか、心配なのです。
移動→仕事→移動→仕事・・・という、タイムトライアル状態な仕事をこなすことに不安を覚えるのです。

私、なんだかんだと文句をつけ、時には「アンタ、本当にファンなの?」と言われるほど、ニノには厳しいと思います。好きだからこそ、ニノの出る作品には自分なりの屁理屈や難癖をあれこれ言うし、人と違った視点で一喜一憂しています。
でも、本音の本音で言えば、ぶっちゃけ、今この同じ時代に生きていて、あのこの姿を自分の目で見ることができるだけで嬉しいと思うし、元気に仕事をしてくれている様子がわかれば、それだけでホッとします。コンサートでどれだけ遠い席に当たっても、ニノが同じ空間にいるってだけで、満足しちゃうところがあります。握手会で、ニノの一生のウチの2秒とか3秒、自分の手を握ってくれた時間があったんだなぁ。っと考えると、泣けてきます。
だからこそ、ニノが不調だと、私も衰弱するような心地です。

長時間フライトのヨーロッパ。結構キツイと思います。
無事に、無理せず、終えて戻ってきてくれることを祈るのみです。