記憶に残りすぎる花見

本日は前々の会社の花見。

朝は曇り空だったんです。
でも、1時に心斎橋に着いたときは、雨がポツポツ降っていました。
ただ、きっと、通り雨程度ですぐに止むと思ってたんです。
だから、参加者7名を
・食料買出し部隊
・飲み物買出し部隊
・場所取り部隊
に分けて、花見の準備に取り掛かったんです。
場所は厚生年金会館前の公園。

場所取り部隊が到着したときは、まだまだ小降りでした。
飲み物部隊の私たちが到着したときは、雨足が強くなってきたものの、
大きな木の下にシートを広げた事もあって、そこまで雨の影響はありませんでした。
30分後、食料部隊が到着した頃、雨がいよいよヤバイ状態に。

なのに、全員一致団結。
「どうしても、外でご飯が食べたいの!!!」
サクラは諦めることにして、濡れない事を一番に考え、出来る限り木の枝ぶりのいいところにちんまりと集まりました。
しかし、それでも葉の間から落ちてくる雨粒は避けられません。
傘を差していたら、ご飯が食べられません。
他のグループはテントなどを立てて、なかなか快適そうです。
突如、ネエサンが用意していたシートのうち、1番でかいものをぐわっと広げました。
「屋根作るで!」
自転車2台と木の幹と傘を利用して屋根らしきものを作りました。
不恰好ながら、なんとか屋根ができました。
周りから見ると、ホームレスのダンボールハウス以下の、危い雨避けが完成です。
しかし、見た目なんぞ構ってられません。
なにせ、外でご飯を食べることが重要なのです。
「食料は死守!」
「この際、背中は諦めろ!」
「寒くてビールが飲めない」
「食料に占領された場所を空けるために、食べきってしまうのだ!」
「さっさと食え!」
「ウマイ!さむい!」
もう、必死です。
でも、誰も「やめよう」とは言い出しません。
食事を食いきるまでは、あくまで宴会だということです。
必死に食べました。飲みました。
そして、時々、頭の屋根の上にたまった水がドバっと背中に降り注がれました。

約1時間、食べ物の底が見えかけた頃、寒さが限界に。
「なぁ、もう、食べたよな。」
「おなかいっぱい。」
「うまかった。」
「じゃー、」
「じゃー、」
「じゃー、」
「じゃー、」
「かえろーーーーう!!!!」

大慌てで、前々に勤めていた心斎橋の会社に逃げ帰るツモリが、あまりの寒さに上島コーヒーに一旦、避難。
マクロビオティック餃子も、各種サラダも、牛タンもハムも出し巻きも友人手作りのおにぎりや佃煮、全てが美味しかったのですが、ホットコーヒーがうますぎる。
そして、私たちがボロボロ過ぎる。
そこで1時間ほど暖まった後、会社に。
辞めてからも1年に1回はここに来てるよなー。懐かしい。でも、変わらない。
いまだに、私はあの会社が好きだ。
3時間ほどぐだぐだと喋って、帰ってきました。
色々あったけど、友達がいるこの会社がある限り、こうやって集まることは続くんだろうな。
楽しかった!!!

でも、あれだな。
雨が降ったら、花見はしちゃイカンな。