ムリーーーーーーーッツ!!!

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私に「硫黄島を見ろ」というのは、「ソバを食べろ」って言うのと同等で、もう、ムリなのです。
理屈じゃあ、ありません。
体質です。

当時、ニノが日本にいなかったこと。
ニノがガリガリに痩せ細ってしまったこと。
ニノがいなくて、嵐が4人でテレビに出ていたこと。
そんな何もかもに、妙に心細くなったこと。
完成した映画で、ニノの辛そうな表情が画面いっぱいにひろがること。

無理なのです。
私には。

多分、しかし。
これが戦争なんですね。
大切なものが簡単に奪われ、誰もかれもが、生と死のはざまで苦しんで。。。

ニノがこの役をやったことは、改めて大きかったと思うのです。
ニノは映画に出ただけなので、無事に撮影を終えて戻ってきていますが、これが戦争だとしたら、もう二度と戻ってこないなんてこと、簡単に起こるわけで。
そうなったら、どうしたらいいんだろう、、、。

映画を通してというよりも、その当時の色々な思いを含め、考えてしまうわけです。
だから、お話として、見れないのです。
戦争ものはたいていそうなので、私は苦手なのですが、これは特に、ニノが出ている分、タチが悪いです。
もう、本当に。
ちょっと、考えてしまうだけで、、、
私の頭の中の勝手な想像なのに、リアルにしんどいのですから。

正直に言うと、、、
もう、あの映画は封印してしまってくれ!!!
って言いたくなるくらいに。
もう、思い出すのもしんどいです。

一体これはなんなのでしょうねぇ。