ステップアップじゃなくって、スキルアップ

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ニノちゃんが言った言葉で、私がかなり意識的に「気にかけている」言葉です。
ニノが嵐について語ったときに、「基本を変えるのではなく、根っこを丈夫にする」っていうような意味で言った言葉です。
嵐は変わるけれど、どこか違うステージに行くのではなく、今の嵐を突き詰めていくって感じなのでしょうか。
その言葉が、私にとっては「こうやって毎日を過ごしたい」という一つの指針だったりします。
アラシゴトもそうですが、自分の人生の中で割とでかいパーセンテージを占めている仕事に関しても、そんな感じでやっていけたらと思って、取り組んでたりします。

つまりは。
いろんな意味で、私の中の根拠というか、起点というか、基本はニノをはじめとする、嵐がもたらしてくれているってことで、それが私が嵐から離れられない一つの要因だと思うのです。

嵐が10歳になりました。
「おめでとうを言いに、国立に行こうぜ!イエイ!」
と言いあった友達たちとは、私が嵐を好きになった歴史の中で築いた、一つの資産。
2003年からだから、そんなに古株ではないけれど、これまで6年間で知り合った人も、仲良くなった人も、たくさんいます。
その人達がいたから、自分もヨチヨチとおぼつかない足取りで、嵐ヲタの末端からはぐれることなく、今に至っているのだと思うのです。
これが私が嵐から離れられない、二つ目の要因でしょうか。

最後、3つ目。
ネタバレとか、ネタバレじゃないとか、よくわからないから下に書きます。

3つ目は、嵐とのコミュニケーション。
ここからがコンサートの感想になります。

「ここにいる7万人、おれらがしあわせにしてやるよ!!!」と、潤くんが叫んだ通り、国立競技場にいた人は絶対にしあわせになったと思う。
席が遠くても、見きれていても、なんでだか嵐がいる空間に自分がいると、嬉しさに満ち溢れる。

それは、きっと。
彼らが私たちを本当に大事に大切に思ってくれているからと、それをきちんと伝えてくれようとうするからだと思うのです。
私にとって、アイドルとファンとのコミュニケーションとして、これ以上にないものを与えてくれるのが、嵐なんです。
翔くんの「嵐のファンになってよかった、って思える嵐に、僕らはなっていますか?」という、問いかけ。さらに、「それには一つ抜けていたことがあります。僕は、、、嵐になってよかった」。って言葉。
潤くんの「嵐のファンは、最高だー!!!!」って、ファンに向けての心からのお礼。
そこに、気持があることがこっちに伝わってくるのです。

確かに、私たちファンはお金を払い、エンターテイメントとしての彼らを見に行くのですが、この空間は「お金」とか、そんな言葉でくくれるもんじゃないのです。
嵐がよく使う言葉ですが、「一緒に遊びましょう」という、この感覚。
嵐はファンとともに、ファンと一緒にやっていくというスタンスを前面に押し出してきます。
ファンだけじゃなく、スタッフも、Jr.も含め、関係者全員、自分たちはそういう人に支えてもらわないと、やっていけなかったグループだということを、知っているのです。
3日間を通して、それはそれは、もう、惜しみなく愛を降り注いでくれているのを感じました。
3日目の大雨ですら、もう、ファンとの一体感を増すための演出の一つだったんじゃないかと思うくらい、気分が萎えるどころか、妙に楽しくって仕方なかったです。

雨をよけることもできず、薄着なステージ衣装で、ずぶ濡れになりながらも、ステージを駆け回るメンバーは、どこまでも頼もしく、優しく、愛しい存在でした。
きっと、本人たちが一番、雨を危惧していたことだろうと思うのです。なのに、いざ雨となったら、そのうえで、その雨を味方につけるほどに楽しむことで、ファンを巻き込んで相乗効果的に盛り上げていく、、、
これが、10年の実績ってやつじゃないの!?!?
国立を操れるウツワのでかさなんじゃないの!?!?
嵐って、やっぱり、そういう「よい人間性」で満ち溢れているんですよ。

今回のツアーって、シングルやるっていうのは、大体想像つくよね。
でも、感謝カンゲキで、上からつるされて(翔ちゃん、がんばれ、翔ちゃん)登場したり、恥ずかしいスケスケ衣装やアレルギーで、野菜持って踊ったり(ニノいわく「嵐の暗黒時代」の再現)、花火、水、炎、C&R、、、とにかく。1曲1曲が丁寧に演出されていて、マンゾク。
だから、 何が出て、どういうことをするのか、ワクワクするし、見どころは多いし、3日間、見れてよかった。

そして、「水も滴るイイオトコ」を実現させてしまった、まつもっさん。
26歳もますます、いいオトコっぷりをアピールしまくりで、そのはちきれんばかりの笑顔がまた見れますよう、心からお祈り申し上げます。

次は、福岡だい!イェイ!