暑くて寒くて雨で楽しかった!

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単純ですが、人の感想とはそういうもんです。

ダウンコートを着込んで行ったのですが、まぁ、それはそれなりに助かったものの、基本的に札幌の建物はめちゃくちゃ暖かくて、ヒートテックとか、まったくいらなかったです。
でも、だからと言って外は雨がざーざー降っていたわけで、吹いてくる風とか、じんわりと濡れていく足先とか、冷たかった・・・。最終日の今日は気温も下がり、街歩きをしていると、顔が冷えていくのがわかりました。
でも、コンサートも友達との旅行もおいしいご飯もすべてがダイマンゾク。
札幌を満喫して帰ってきました。

レポというわけではないのですが、今回のコンサートの感想を。

今回、特に、札幌初日、サクライさんのBelieveのラップのかっこよさに鳥肌がたち、そのあとの5×10で、なんともいえない、思いがこみ上げて、泣きそうになりました。

渾身の・・・とも違う、声の抑揚やハリも、そのときのアクションも、全てにおいて、圧倒的な神がかった「迫力」とか「気迫」で、こっちに押し寄せてくるのです。
その勢いたるや、ステージでいる5人というよりも、翔ちゃん一人から目を離すことすらできないくらいのもので、グイグイとひきつけられました。
そして、少しタメがあって、ラストのサビへと一気に駆けあがっていくのですが、その流れはすでに何回も見ているはずなのに、いてもたってもいられないくらいに、興奮している自分がいました。
確かに、今回のBelieveは好きな演出であり、双眼鏡でガン見することが多かったのですが、札幌初日はそれまでのものとは数段違ったもんだったのです。
勢いだけでは決してない。気持と表現が合致した、見ていて本当に惚れ惚れするくらいオトコマエな姿でした。

その後の、5×10。
メンバー4人のほうを向き、語りかけるような柔らかなラップ。この緩急、温度差、幅の広さ。
なによりも。
「あったかさ」
が感じられる、その立ち振る舞いに、改めて感動です。

4人のほうを向いて歌うことに気付いたのはツアーの最初のほうでしたが、身体の向きどうこうではなく、札幌ではそこに絶妙なタイミングで気持よく感情が乗っかったといった感じでした。
パン、パン、と小気味よいタイミングでツボどころにはまるような、そんなラップを聴くことができました。

アクシデントも、もちろんありましたし、トロッコがかわいくリニューアルされていたりマイガールを最後に歌ったりと、変化もあったのですが、私の記憶は、本編最後の2曲に凝縮されています。
このサクライさんの姿を記憶に焼きつけられたことは、しあわせなことです。

コンサートって、なんて楽しい時間なんでしょう・・・。
まだまだ、やめられねーな、これは。