おつかれさまでした。

ウチのワンコが、昨日、虹の橋を渡っていきました。
私は大阪で仕事をしていたので、最後に立ち会うことはできなかったのですが、
最後、ほんの少し苦しんだものの、眠るように安らかな顔で、息を引き取ったとのことです。

今年の1月に脳溢血を起こしてから、1年。
この1年は色々な病気との戦いでした。
脳溢血から、膀胱がん、心臓病、、、
膀胱がんは手術のおかげもあって、死因とはならなかったものの、心臓病は発覚した時には、手の付けようがないくらいに、深刻なものになっていました。

この1カ月にいたっては、どんどんエサを食べなくなり、毎日毎日、少しだけでも食べてもらえるよう、母が工夫をしては試してみる、そんな日々でした。
私ですら口にしたことがない松坂牛の切り落としを細かくすりつぶして、お薬と混ぜてあげたりもしたようです。
最後まで大好きだったハチミツ水と牛乳は、一昨日まで飲んでくれていたのですが、昨日の朝は、それすら口にしなくなったとき、「いよいよ、お別れのときかも」と、母は思ったそうです。
昼には、ぐったりと横たわるようになったので、病院の先生に来てもらい、できる限りの手を尽くしてくれたそうですが、先生が帰って行った直後、ヒクヒクっと痙攣したあと、すーっと息を引き取ったそうです。

食べることが大好きで、お散歩が大好きで、庭の芝生でゴロゴロしながら気持よさそうに寝転がるのが何より大好き。
そんな楽しみを何一つできなくなった最後の1か月は、ワンコにとっても、つらかっただろうなぁ。
それでも、面倒をみる母に迷惑をかけず、最後まで自分でトイレに行ったり、少しずつでも毎日エサを食べてくれた。
何より、私たちが「安楽死」という決断をせずに、自ら逝ってくれた飼主孝行なワンコでした。

14年間、ウチの娘でいてくれて、ありがとう。
ツライ病気との毎日をがんばってくれて、ありがとう。
ゆっくりと、休んでくれるよう、祈ってます。