親孝行の実態とは?

前回の話に引き続き。
母娘とはいえ、一緒に旅行に行く、それも海外で1週間以上となると、しり込みする人も多いみたいです。
私は、大学時代から母と一緒に行ってましたから、さほど「嫌だ」とは思わないものの、それでもやっぱり「うーん・・・」ってなることはたくさんあります。

昨日、今日と実家に戻って、母親の旅行の荷造りを手伝っていました。
まぁ、それ以外にもお彼岸だったので、墓参りをするといった用事もあったのですが。

とにかく。
一人で荷物が詰められない。準備ができない。
なにせ、デジタルものに弱いくせに、色々持っているがゆえ、その穴埋めは全部こっちにかかってくるのです。

「デジカメのフィルムはどうしたら、ええんやろ」(←SDカードのことですね)
「今日じゃない日付の録画予約はどうしたらええん?」(←どうも、HDDの番組表予約の次の日の出し方がわからないみたいです。)
「ケイタイって、持っていくほうがええの、使うことあるの?」(←私と会うまでは連絡を取る必要があるので、持っておいてください!!)
「ぴって、するやつ、持っていくほうがいい?」(←世の中に”ピッ”ってするものは多すぎるほどあります。)

最後のは、マイルを貯めているカードのことでしたが。
とにかく、電話では用を成さないのです。

さらに。家に一人でいると、暇なんでしょうねぇ。
8日間の旅行なのに、洋服がパンパンに入っているのです。
一体、どれだけ着替えるつもりか。
(そして、その荷物、自分で運ばないくせにさぁ〜〜〜)

SDカードはこれまで128MBだったのを2GBのものに買い替え、予約録画の仕方をカレンダーの裏にデッカイ字で書いておき、当日持っていくものはもちろん、家の戸締りや、新聞の配達を止めてもらうことなんかを、きちんとメモで残しておき、洋服を適当に間引いて、寒暖差に対応できるものを詰め込み、なんとか役目を終えて大阪に戻ってきました。

自分のことはできる限り自分でやろうとする人なのでいいのですが、そのやり方もまた、トンチンカン。年齢というよりも、これは母の習性なのですがね。

嫌なことばかりでもなく、一緒に行くと楽しいこともあるし、何より気が楽ってのもあるので、それなりに楽しみです。
でも、私自身がうっかりさんなのに、もうひとり分、気をつけておかなければならないっていうのが、ちょっと大変なのです。

ふぅ。
無事に出発できますように・・・。