ブダペスト〜ウィーン〜プラハ、中欧8日間 その1

4月4日〜11日まで、オカンとブダペスト、ウィーン、プラハを周ってきました。
その記念写真と、思い出ニッキ。

■4/3 出国前日:大阪市内〜関西空港へ
今回の旅行は出国前日から始まります。
これまで、前日に母が兵庫の田舎からやってきて、出発日の早朝に私の家から空港に向かっていたのですが、それだと旅行から帰ってきたときに客用布団を片付けるなどの仕事が残ることや、吹田から関空はそんなに近くないために出発日の朝、相当な早起きを要されることもあるので、贅沢に前泊をすることを決めたのです。
ホテルは「ホテル日航関西空港

これ、大正解!
相当によいこと尽くしです。
旅行会社の格安素泊まりプランを利用したのですが、一人1万円で

・直前の両替が便利!(何せ、関空が目の前)
・食事にも困らない。
・旅行前の買い物に困らない。
・翌日の朝がゆったり
・コンビニや銀行、その他のサービスが密集している

という、旅行前に何かとばたつく所要をすべて1か所集中で片付けられるのです。

ドルとユーロは日本で両替しておくのが鉄則。
ホテルにチェックイン後、関空に数ヶ所ある銀行を周り、レートや手数料を比較検討して、もっともお得だった「泉州銀行」で両替をすませました。
そのあと、関空のショップをめぐって「直前で思いついた“あったら便利なグッズ”」をいくつか購入しました。
母のデジカメポーチとか、1泊目のホテルでの飲み物や軽いお菓子、通貨ごとにお金を管理できるようなポーチなど。
無印良品をはじめ、旅行向けな品ぞろえのショップがあれこれあったので思いがけずに買い物をしたのですが、これが結果、大正解となりました。

買い物終了後、当分ご無沙汰になる和食を食べたいと、がんこ寿司で夕飯をとり、部屋に戻って早々にベッドにもぐりこみました。

日本のホテルって、使い勝手が本当に良いです。
ドライヤーや歯磨きセットをはじめ、アメニティも充実してるし、翌日はほとんどを機内で過ごすことを考えると、メイクもほとんどしなくてよいので、荷物も少なくてすみます。
大きな荷物は午前中のうちに関空へ宅急便で送っておいたので、それこそ、小さなバッグ一つで関空までやってきて、一泊して、そのまま関空に向かうことができました。

■4/4 1日目:関西空港〜ヘルシンキ〜ブダペスト
7時半、起床。
前日に用意していた簡単な朝食を部屋で食べると、チェックアウトして関空に向かいました。
8時半にスーツケースを引き取って、昨日買った荷物やホテルでのお泊り道具を仕舞いこみ、さらに身軽にしたうえで、ツアーの受付に向かいました。そこから飛行機のチェックイン、出国手続きとあっけなく終了し、9時前には免税店に到着です。
結構、海外には行ってますが出国までがこんなに早いことは久々です。
以前、この免税店の前を出発ゲートに向けて走り去っていたような旅行もあったのですが、今回は時間があまりまくっています。

せっかくの機会なので、なくなりかけていた口紅を1本購入。
国内で買うよりも1000円くらい安い感じ。
ラウンジが利用できたので、そこでコーヒーを飲むなど、ゆっくりとした時間を過ごして搭乗ゲートへと向かいました。

定刻、11:00。フィンランド航空にて、まずはヘルシンキへ・・・。

機内の窓から見ると、ヘルシンキの郊外はまだ雪と氷に覆われていました。森の抜けると突如として除雪された滑走路が現れました。
まだまだ、北欧は冬のようです。

ヘルシンキの空港は新しくなるようで、現在、工事の最中でした。
それでも完成した一部をみる限り、木の作りで天井が高く、吹き抜けた気持ち良い空間が広がることが予想できる建物でした。
(どこぞのターミナル駅の“ごちゃ”っとした感じとはエライ違い)
フィンランド航空のウリはヨーロッパのハブ空港としての乗り継ぎの良さ。
わずか40分そこそこでブダペスト行きと乗り継ぐことになったのですが、なんなく搭乗ゲートに辿り着き、余裕でした。

10年以上前、スイスエアーでドイツに行ったとき、チューリッヒで3時間以上待ったことを思うと、この時間の短さは本当に助かる。
長時間フライトで疲れているのと、日本時間で夜遅くなった時間に足止めを食うと、体にこたえるんだよなぁ。
フィンランド航空は日本⇒ヨーロッパを最短・最速で運航すること(関空⇒ヘルシンキを9時間半!)と、ヨーロッパ各地への乗り継ぎの時間が正確でスムーズという点でファンが多いそうです。
うん、納得。

ブダペストには現地時間で18時20分、無事に到着しました。
まだ、日暮れには早い時間でしたが曇り空のため、薄暗い感じでしたが、温かい風が吹いていました。

春服しか詰めていなかったのですが、思ったほども寒くはなかったので、ちょっと安心しました。
関空でお会いしたツアーのみなさまが、ダウンや冬のコートを持っていたので、ちょっと焦ってたのですが、これなら何とか凌げそう・・・だなっと。

ハンガリーでは今日・明日、2日を過ごしますが食事はすべてついてるし、お金を使うところといえば、明日の自由行動のときくらい。物価もそれほど高くないために、オカンと二人分で5000円≒10,000フォリントを両替しました。
(これが、のちの失敗の始まり。。。)

空港から市内までもそれほど遠くはなく、20時にはホテルの部屋に入れました。
フィンランド航空、サマサマというか。
ホント、以前、ヨーロッパに来た時はホテルに着いたら日付が変わっていたこともザラでして、1日目のクタクタ感を引きずって2日目の観光が始まることも多くあったのですが、今回はなんだかとってもラクチン!

大きな浴槽にたっぷりお湯を入れ、関空で買ったペットボトルのお茶を飲んで、22時には二人ともぐっすりと寝入ってしまいました。