厳しい芸能界(コンサート編 後半)

投稿日:

昨日の続きですが、ネタバレなんで隠します。


MC後半からです。

※08/25 アンコール以降、あまりにダレすぎなので、ちょいと加筆。

◆MC
怪物くん:おぅ、人間て、こんなにたくさんいるのか・・・今日はよ、ウタコとヒロシに会いに、お供に内緒できちまったんだけどよ〜〜
(ニノと相葉ちゃんが登場)
ニ・相:あっ!
ニ:大仏くんじゃないですか!
怪物くん:怪物だよ!!!
(翔ちゃん登場)
櫻:大仏くんじゃないですか!
怪物くん:怪物くんだよ!!!
櫻:大仏のおにいさん。
怪物くん:おにいさんじゃねーよ!お父さんでもねーけどよ!
相:さっき、♪だーいだいだい、だーいだいだい って・・・
怪物くん:カーイカイカイだよ!
(ひとしきりいじられた後、嵐のリーダーを探しに行く大仏、あっ、怪物くん。)

ニ:なんで、怪物くんは来てくれるのに、ヤッターマンは来てくれないんだ!!
(あたふたしながらも、翔ちゃん、ポーズをつけてみるが、格好がつかない。)
櫻:ダメだ!ちょっと、これじゃ、変身できないんだ!
ニ:なんで?何かの契約があるの?悪役がいないと変身できないとか?
櫻:契約ってことではないんだけど、♪テレッテレッテ〜〜って音楽もないし。
松:用意すれば出来るってことだよね?
ニ:悪役。音楽。衣装があれば、出来るってことだよね。
松:用意しましょう。
相:ドンキーに行かなきゃ!!
(…ドンキーですか、相葉さん…)

●相葉ちゃん仕切りの「嵐スーパーイントロドン」
相葉ちゃん曰く、「嵐の嵐による嵐のための、スーパーイントロドン」だそう。
1曲目の「スパイラル」を潤くんが華麗に正解し、バツグンに強い事が判明。

2曲目
ニ:都市メドレーの1曲目のやつなんだよ、、、なんだっけ、、、
松:ニノ、これ歌えるんじゃない?
ニ:僕に力を〜〜 って、都市メドレーの1曲目なんだよ!!
相:マツジュン、正解は?
松:正解は・・・バボ〜〜!(The Bubble)
ニ:あぁ〜!バブルスくん!!(そういや、この頃言ってましたね、幻のバブルス君って。)
櫻:これね、コンサートで1回だけ歌おうってやったことがあるんだけど、都市・・・「みやこ」にcityの「し」で、都市メドレーって言う中にはいってたんだけど、1回やって消えちゃったの。
(つまり、都市伝説ってところを、文字ってるんだろうか??)

3曲目
シャラ〜〜ンという音が聞こえる。
櫻:おれの中のこの音は、「Love so sweet」なんだけど。
ブーッ!
松:Thank you for my days!
ブーッ!
ニ:夢でいいから・・・?
ピンポーン!
ニ:これ、翔ちゃんのソロじゃん!
櫻:うわ、これ超はずかしい!!よくわかったね。

24.リフレイン

これ、生で聴くと、本当にいいですね。ハモリが安定して出来るようになったんだね、嵐くん。
特に、櫻井・相葉の低音コンビがサビに入る ♪目を閉じればせつなく愛しいよ ってところが、ちょっと鳥肌が立つんだよね。
甘い3人の声に重なるざらついた二人の声に哀愁を感じて、とっても心地いいのです。
この曲調って苦手なんだけど、これは好きでアルバムもよく聞いてます。

25.ギフト
26.マイガール

MC明けのゆったりした時間。
この曲までが、白を基調に、黒をアクセントで使ったステージ衣装で、なかなかステキでした。

27.Come back to me(潤くんソロ)

Yabaiの再来!!!
スクリーン一杯に映る、ゲーム画面。
そのゲームの主人公は潤くん。メインステージ上空から吊るされた潤くんが、スクリーンに映る岩や攻撃をよけ、宝箱を開け、姫の救出に向かいます。
途中に登場するニノちゃんを捕まえると、1Level Up!
最後、ゲームクリアすると、いよいよ曲が始まります。
ここまで5分くらい??相変わらず曲の入りまでが長いですよ、まつもっさん。

紫のつなぎ??それに黄色のポイントがついていた衣装だと思います。
ジュニアを引き連れてメインステージで歌い踊ってます。
なかなか楽しいですよ。

28.Magical Song(相葉ちゃんソロ)
潤くんが消えるとバックステージに相葉ちゃんが登場!!
すっげー、かわいいの!!!
でっかいサングラスは電光掲示板。「マジカルソング」と赤文字でピカピカ光ります。
あの、驚愕の「ひぇ〜〜〜!!」も、もちろん聞くことができますよ!!
たとえがまたもやONE PIECEで申し訳ないですが、ジャンゴっぽいです!

で、間奏になると!!!
ジャケットがピカピカに光るの!
暗闇の中にジャケットのシルエットに沿って光る相葉。
そのジャケットをまとい、激しいドラムのリズムに合わせてひたすら踊る姿は、言い表すとすれば、

愛してます。

と。
それだけです。
もう、もう、もう。ステキすぎるのです。
踊る相葉。
一体、この感動をどうやって表現したらいいのやら。。。
これまで見てきたどのソロよりもはまってしまいました。

29.PIKA☆☆NCHI DOUBLE
30.Love So Sweet
31.言葉より大切なもの

この曲を入れるなら、「マダ上ヲ」とか「Don't stop」があっただろう。
と、なんでこの曲をここで使うのかの意図がわからない。
まぁ、お手振りソングにはいいんだろうけど。。。
だから、曲の印象が本当にないのです。

32.Believe
この曲までもが、お手振りに使われるとは。。。
もったいない時代が来たものです。
でも、Rapはセンターステージで手抜きなく最大の力でやってくれたので、ヨシです。
このRapの最後のドヤ顔を見ずして、Believeを見たとは言えないのです。
ただ、映像の演出が去年の5×10と一緒ってのがねぇ・・・。
最後、水が噴射して花火が打ちあがるって思っちゃったもん。

曲が終わると、翔ちゃんによる英語でのご挨拶。
不思議な世界へと招待していただけます。

■ARASHI SHOWTIME
33.サーカス
34.truth+Re(mark)able+明日の記憶 などのRemix
35.Monster

これがこのツアー最大の見どころだと思います。
嵐が「変化なき変化」と題し、アルバムを発表した、その本意がこの15分以上に及ぶパフォーマンスにあるんだと思うのです。

最初、潤くんと相葉ちゃんによる、ワイヤーアクション。
互いの手をつかんだり、足を重ねるなどし、空間の中を自由自在に動き回ります。

サーカスでは曲の途中から、フレームのみの立方体が3つ登場。
中央にニノ、上手に相葉ちゃんとサトシ、下手に翔ちゃん、潤くんが、それぞれフレームに自分の体を巻きつけて、宙に浮かんでいきます。

翔ちゃんも自分のカラダ一つで宙に浮かんでいきました。
表情はとんでもなく硬いけれど、あのヘタレがよくぞやったと。

局が終わると、様々な曲やリズムを組み合わせたRemixに合わせて、延々踊り続けます。
途中、Re(mark)ableの千手観音も再び!
踊りながらセンターステージに移動し、爆薬が鳴ると、Monsterの前奏が!

炎に包まれて踊る嵐。最後は水と花火による大団円。

国立という大きな会場でしか見れない風景。大がかりな空間による贅沢な演出。
その迫力に会場中が包まれ、熱狂の中に訪れる静寂。
泣いた。涙がボロボロ出てきた。

でも、その一方で。ちょっとだけ哀しくなった。
これこそ、アリーナ規模の会場で、その隅々までを凝視したかった。
Timeコンで潤くんが披露したMJウォークの感動を、「時代」で吹き上げられた炎の熱を。
自分の目で見て、肌で感じた事を、いまだにはっきりと覚えている。
大きな会場の迫力にはない「体感」が、小さな会場にはあった。
そうやって、嵐はコンサートを作ってきた。
ファンが「体感」する、コンサートを。一緒に分かち合う、共有する空間を。

今回、その同じ手法をとって、嵐の原点に立ち返ったコンサートを魅せる。
国立というハコの大きさになってしまったとはいえ、今までと変わらず、彼らなりのファンとの空間づくりを、今回も丁寧に行うことに、全力で取り組んだ結果だろうなと。
それこそが「変化なき変化」なんだと。
ハコは大きくなったけど、以前と何も変わらない嵐の証明です。

そのことに感動し、嬉しくも思い、でも遠くなってしまった嵐に寂しさもあり。
複雑な気持ちになりつつもですが、「本当にいいコンサートだ」と、このときに心底思ったのは確かです。

(ご挨拶)
櫻:去年から、いろんなところでありがとうを言う機会がありました。そして今年も、こんなにたくさんの人に囲まれて、ありがとうを言えることを幸せに思っています。そして、これからもまた、僕たちにありがとうを言わせてください。
大:いろんな顔がありますね。この顔をすこしでもたくさん覚えようと、今日は頑張りました。また、みんなでデッカイ嵐を巻き起こしましょう。
相:ここにいるみんな。嵐にかかわるみんなで「嵐」なんだなと。だから、ここにいるみーんなで厳しい芸能界、乗り切ろうぜ!
ニ:相葉さんの言葉が本当なら、嵐は「AKB48」の何倍ものグループになったと。そもそも48も48じゃない、と。相葉さんがみんなで乗り切ろうって言ってましたが、まぁ、乗り切るさまを見ててくれたらと思います。
松:このアルバムをどうコンサートにするのかを考えたとき、僕たちだけでコンサートを作るもんじゃないんだな、と思いました。みんなと一緒につくっていくもんだと。「君と僕の見ている風景」、いかがでしたか?明日からがんばれる?元気になれる?辛いときを乗り越えられる?そうだったらいいなって、僕も思ってます。

36.To be free
37.空高く

本編、最後を締めくくるのは開放感と壮大さを合わせもつこの2曲でした。
夜空に吸い込まれていく歌声が、あるがままの自分たちを見せ続けてくれる5人からのメッセージのように思いました。
気持よい風に吹かれ、飛んでいく風船を見ていました。
ニノがたまたま、その風船の一つをつかみ「これ、すごくない?」なんてソロを歌わずに言っちゃったりしてました。

■アンコール1
38.still...
39.ファイトソング

メンバーごとにアレンジしたツアーTシャツを着て登場。
会場をスケステで周ったり、走り回ったり、お手振りタイム。
ニノたんのパンツが水玉のブチブチ。
たまたま、その日のホテルでjさんが着ていたパジャマとおそろいでした(笑)

40.Beautiful days

バックステージに集まり、リフトアップしたステージ上で歌っていましたが、サビあたりから隣の神宮球場から花火が上がりました。
スクリーンで見ると、嵐の5人が花火を背負って歌っているかのようでした。
ニノのソロは「花火がきれいだね〜〜」と、アドリブが入ってました。

41.サクラ咲ケ
42.感謝カンゲキ雨嵐

最後は盛り上がる曲でシメ。
Jr.紹介でびっくりしたのですが、、、M.A.Dって、4人まで減ったの???

■アンコール2
43.Løve Rainbow 

翔ちゃんが「おれ、歌いたい」と、ステージで宣言したとたん、残る4人がやんややんやと、
「たぶー、歌ったらいいじゃん」
「おれらここから見てるから」
「あっち(センターステージ)で一人で歌えば」
と、散々に言うもんだから、翔ちゃん、お口がどんどん、トンガッテました。
かわいいなぁ!もう。
そんなじゃれあいっこしてるから、終演したのは規制時間のギリギリ。
むしろ、数分過ぎていたかも。

最後はサトシからのお言葉。
「へんな夢見るなよ!」
で終了。
へんな夢って、なんだよ・・・。

毎年、毎回思うけど。やっぱり嵐コンは楽しい。
嵐が大好き。
7万人を前にしても、まるで楽屋にいるかのように、自由にのびのびやってる彼らを見てると、ニノが言ってた「(厳しい芸能界を)乗り切るさまを見ててくれたらと思います」の言葉に重みが増します。
憂うことも、悲しむこともなく。
ただただ、嵐がやっていることを見守ればいいんだ、と。
それだけでいいんだ、と。
そうニノが言うので、なんとなくですが、自分の中できちんと納得がいった気がしました。

忙しさもハンパないだろうし、ニノについては腰の持病が思わしくない様子も見て取れました。
でも、ステージで見せてくれる姿を惚れておけば、それでいいんだよな。
売れるとか、人気が出すぎたとか、そういうところで何かを見るのではなく、ただただ、嵐の見せてくれるものについていけば、それでいい。

にのみやさん、了解です。