吐き出したい思いってのは、大概うざい。

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えっと、ここんところ、抱えきれないくらいに【萌え】というものを貯め込んでしまいまして。
こういうのを吐き出すために、ブログをチマチマやってんだろ!的な、自分勝手な理論で、あれこれ好き勝手言ってしまいたいと思います。

一応、隠しておく理由としては、、、

・10-11 Scene・・・のネタバレ
・大奥のネタバレ

もあるため。

ご了承の方のみ、どうぞ。

■今年のコンサートを観て思うこと

やっぱりさ、本調子じゃないんじゃないの?ってのを、あの広い会場で見ていても、そこはかとなく感じてしまうほど、にのちゃんの腰はよろしくないんだと思います。
例年以上に、スケステの上でゴロゴロしている。というか、むしろ隙があれば、座り込んでいたり、腰に手をあてて、ポンポンする姿もよく見かける。
本編最後の10分以上に渡るダンスが終わると、ついつい、その仕草をしてしまっているよう。
アンコールになると、如実に疲れがたまっているようで、ひどいときは、座り込んでしまったあと、一人で立ち上がるのもちょっと辛い感じ。

いや、違うよ。それは、気のせいだよ。
別にそんな大した理由じゃないんだよ。
別に、よくやっているステージパフォーマンスの一つだよ。

って、思いたいし、何より本人はファンにそう思ってほしいんだと思う。
だから、その点にあまり集中して見ないようにはしているんだけど。

3日のコンサートのアンコール。スケステにゴロリと転んだにの。そのまま歌っていたけれど、最後に相葉ちゃんをちょいちょいと呼ぶように見て、手を引っ張って起こしてもらってました。
そのとき、妙に「ぎゅー」っとした気持になりました。
相葉ちゃんに助けてもらおうと思うくらいに、疲れてるんだろうなぁ・・・というのが伝わってしまって。
まぁ、手を引っ張ってもらった勢いで、そのままジャンプしてましたが。

ちょっと気持悪い想像ですが、
にのって、本当にしんどくても自分でなんとかなるうちは、甘えないような気がするのです。ふざけているときはともかく、しんどいときに甘えることはしない。それでも、ちょっと一人で立ち上がるのがしんどくって、誰かに頼りたくって、阿吽の呼吸でその場を一緒に取り繕ってくれる相葉ちゃんを呼んで手を引っ張ってもらったんじゃないだろうか。
そう、直感的に思って「ぎゅー」ってなったんです。

今年のコンサートは、相葉ちゃんをいじり倒しているにのですが、相葉ちゃんをかまうことで、じつは相葉ちゃんに助けられているっていうのを感じます。
本当に、相葉ちゃんには、ニノ担としては、感謝しきりでございます。

■一足先に、大奥
先週の木曜日。関係者試写会に招待されて行ってきました。
本当に末端ではありますが、仕事で大奥の映画プロモーションに関わる事ができたために、試写会も行けたのです。
にの本人も大阪に来て、インタビューなども受けていたようですが、そんな席にはいけるわけもなく。ただただ、映画のみを楽しんできました。

原作を知ってる人は、その世界観とストーリーを忠実かつ具体的に表現していることに、安心するとともに、納得できることかと思います。
江戸の町、衣装、装飾、全てにおいて作りこまれているので、それを見ているだけでも楽しめるかと思います。
そして、吉宗を演じるコウちゃんの威厳や、絶世の美男子の玉木くんや大倉くんの圧倒的なきれいさは巨大スクリーンでグングン迫ってきます。
特に、大倉くんとニノの夜の対決(対決シーンは昼と夜と2回ありますが、夜の方)では、月明かりの下で、顔に影がかかった大倉くんのシルエットの美しさは、必見です。

そして、にのちゃんですが。水野をにのがすることに対して、「えー!そんなの無理!」と、正直私も思いました。にのちゃん、全体的なバランスはともかく。まずもって背がねぇ・・・低いからゆえにかわいい人ですから。

ですが、役者にのってのは、そういうのを跳ね除けるほどのオーラというか、存在感があるのです。
イケメンです。
もう、それはそれは。
水野という人間が、とにかく強い。気持も、剣術も、生き方も。迷いがなく、強い。
その強さを余すところなく表現することで、あれだけのイケメンの中にいて、ひときわスカっと突き抜けたような、群を抜いて際立った存在感として君臨しているのです。
自信にあふれた表情や堂々としたセリフ、立ち振る舞いの大きさで、男性らしい男性っぷりがスクリーンから匂い立つかのようです。

2008年、ドリアラの東京ドーム。
特効の火薬が多すぎたのか、最後、にのと相葉ちゃんの前にあったスピーカーから火が上がってしまいました。
相葉ちゃんがスタッフを呼びに行ったそのとき、にのがすーっとスピーカーに近づくと、着ていたTシャツを脱いで、スピーカーを数度はたいて、火を消し止めました。
そして、真黒にすすけたTシャツを、何事もなかったかのように再び着て、歌に戻っていきました。
その一連の流れに、「物事に動じない、冷静な対応力」を見せつけられたのです。
線の細いオトコノコに思われがちなにのちゃんは、実はかなりの男っぽいヤツであることは知っていましたが、それを見せつけられたとき、もうタダタダ、惚れるより仕方なかったというか。

つまり、そのときのにのちゃんの姿に重なるような水野を2時間、たっぷり堪能できるわけです。
そんなもん、萌えないでおれるわけがない。

八重さんとの濡れ場も色っぽいのですが、私は吉宗のもとに向かう時の、真っ赤なアイラインを引いたにのの悟ったような表情に、カッコよすぎてほろっと泣いてしまいました。
お話的にも、死を覚悟したうえで吉宗のもとに向かうシーンのため、シーンそのものが重みがあるのですが、それ以上に、アイラインを引いた色っぽい顔と、その凛とした佇まいが美しすぎて涙が出てきたのです。

公開されたら、2回くらいは見たいかな。でも、あんまり映画館では見たくない。だって、お気に入りのシーンをDVD巻き戻して、家でゆっくり堪能したい。
そんな映画だと思います。