最後の厄落とし

水曜日に、右上の親知らずを抜きまして。
実は、年末に右上の親知らず(生えてきてないのですが。)が炎症を起こし、ちょっと大変だったんですよ。
そのときは抗生物質で抑えたものの、見えない歯が炎症を起こすと、歯ぐきの中でどんな状態になってるのかもわからないし、気づかないうちにひどくなる可能性もあるから、抜いたほうがいいということで、手術することになりました。
これはよくあることで、生えてきていない親知らずも、普通はすんなり抜けるもんだそうです。
私の場合は、結構やっかいな生え方をしているということで、手術前にそのリスクをこんこんと説明され、随分と脅かされました。
抜いた以外の歯も悪くなる可能性もあるとか、鼻の骨にも影響があるかもしれないとか。
もう、手術しないでおこうかと思ったくらい。でも、手術しないと、鼻の病気にもつながるそうだし、抗生物質で定期的に歯をケアしないといけなくなるという、面倒なことに。
やらざる負えないけれど、やるのは危険。でも、放っておくのも危険。一体どうしろっていうのさ・・・。

1時半から手術開始。終わったのは4時前。2時間以上かかって、ヘトヘト。
というのも、私の場合、口が小さく、生えてない親知らずな上に、親知らずの根っこが鼻の骨に接しすぎていて、とにもかくにも親知らずを引っこ抜く器具が入らない。
唇やほっぺたをガンガンひっぱら、引っかかれ、器具でむりだからとノミでガンガンと歯を割られ、それはそれは、恐怖の2時間でした。
終わったころには、もう、放心状態でぐったり。

それから4日経ちますが、まだまだ口の中は血の味がするし、痛み止めが切れるとシクシク傷むし、熱は出るしで、結構大変です。手術した直後なんて、飲み物が鼻にしみ出す始末。
ホント、大変でした。

去年、左手の負傷、貧血、親知らずの炎症といろんなところがおかしくなりましたが、とりあえず、この歯の治療を持って、ひとまず病院通いが完結。
これで厄落としが終了・・・ということになればいいんだけど。