タイプの異なる・・・

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日曜日。
GANTZの試写会が当たったので行ってきました。そして、大奥のブルーレイも届きました。
違った二つの顔をしたにのを立て続けに観たので、色々と書きたいことが浮かんできました。

もう、ネタバレもへったくれも無い、大奥から・・・
大奥、正直に言うと映画としては「面白くない」というか、宣伝の煽り文句の割にはちょっとガッカリした感じは試写会の時からありました。

でも、ブルーレイを買ったのは、この一言に尽きます。
「にのがオトコマエさんだから」
私、大奥でのにのの出るシーンは余すところなく、好きなのです。
大奥に上がる前のぼさぼさ頭の時は、どことなく幼く。月代がさっぱりのときは、りりしく気高く。担当の贔屓目だとしても、シーンによって雰囲気が変わるなんていうのは、にのならではの見せ場なんじゃないかと、密かに思っていたのです。
そして。そのどちらもが、本当に良いお顔をしてるのですよ。
それは私がにの担だからと、一人でゴモゴモと思っていたのですが、解説を聞くところによると、監督もそう思っていたとか。

そう、この大奥。本編の間、ずーっと、監督とプロデューサーとにのとの解説がコメンタリーで付いてきているのです。
特典版をさらっと観た後、まずはコメンタリーで1度再生。続いて本編を通常の音声で再生。その後、お気に入りのところだけをチャプターで見る、、、結局、6時間くらい、ずーっと大奥の世界に浸ってしまいました。
このコメンタリー、いい!
ハチクロのときのコメンタリーも、私、再生回数が結構多いと思うんだけど、これも、聞きごたえがたっぷりです。

そのコメンタリーで知ったのですが、多くのブログでも見かけた「赤いアイシャドーを引いた顔がステキ」という賛辞については、監督の耳にも入っていたとか。
女性が言うのならわかるけど、男の人もそう思う人が多かったようです。
あのにのの表情は、確かに綺麗です。
死を覚悟しながらも、将軍のもとに向かう、そのための化粧を施されていたので、生きながらの死に化粧というか。妖艶な雰囲気になってましたし、独特な感じでした。
それは男女問わず、魅かれるところだったんですねぇ。。。

さて、大奥はこのぐらいにして、見に行ってきたGANTZ PERFECT ANSWER です。

舞台挨拶付き試写会は、今回は外れたのですが、FM802で応募した試写会が当たりました。

隠してるとはいえ、上映前なので、ネタバレはしません。
ただ、私の感想だけを書いておきます。

前編は、不条理な戦いに巻き込まれる主人公が、戦いに目覚めていく過程と、その戦いで失った友を生き返らすための決意を描いたものなので、「GANTZ」が何かはわからずとも、話を捉えやすく、その分、星人との戦闘シーンをドキドキ、ワクワク的に観る事ができました。
後編は、話の中心となるエピソードがやや重い上に、前編のようにすっきりと表すことができません。もやもやした話の筋の上に、GANTZの醍醐味ともいえる戦闘シーンがやってくるのですが、これがまた、人と人とが殺し合う「肉弾戦」となり、決して気持のよくない戦いです。
ある種、デフォルメされた異形の星人と戦うことは、ウルトラマンが怪獣をやっつけるがごとく、ヒーロー的に観る事ができるのですが、相手が生身の人間同士となると、ちょっとその辺がこじれでくるわけです。
あまりテンションが上がらないまま訪れた最後のとき。この結末は容易には想像できないものであり、なんでその選択をしなくてはいけなかったのか、意味がわからないまま、物語は急に終わっていきます。
バックリ言うと、結末は、「完全なハッピーエンド」ではないのです。
どうにかしないと、なんとかしないといけないから、と土壇場で出した答えなのです。

観たとき、ちょっと泣きました。
感動ではなく、あまりにも理不尽でやるせない結末に、泣けてしまったという感じです。

ストーリーをもう少しちゃんと読み説きたいですし、グッズほしさに前売り数枚を持っているので、とりあえず、上映されたら見に行こうと思います。
それに、やはりGANTZのにのはかっこいいですしね。
GANTZスーツを着ると、3割くらいオトコマエ度があがりますよね、にのは。


大奥とGANTZ。
どちらも演じてるときのにのの顔は全然違う。
GANTZも「オトコマエ」度が相当、高い。

大奥のにのちゃんは、子犬の顔から、りりしい成犬になるかっこよさ。ただし、柴犬。
GANTZは、それと違ってコリー犬っぽい。頭がよくって、走り回って、先頭に立って引っ張る。

カッコイイ・・・と一言で言えてしまう表現を、一つずつ、違った印象にするよう演じるって、絶対に難しいと思うのです。
これって、ヲタならでは感覚なのかもしれませんが、そういうものこそ「萌え」であり、ヲタとしては、ブルーレイで残す気になるよね。
ってことで、映画に諸手を挙げて賛辞はできないものの、GANTZも、PERFECT ANSWERもブルーレイが出たら買っていることは、間違いないかと思います。