GANTZ祭、終了

投稿日:

PAのBDが届いて以来、何度となくメイキングを見ています。
壮絶な撮影だったんだと、改めて感じます。
あのにのが、電車のシーンでうたた寝してる!!と、初めて見たとき、目を疑いました。
疲れたとは言わないにのをもっても、こうなってしまうほどの過酷さ。
コンサートやって、歌番組に出て、ドラマも撮影して、そして映画。
タフ過ぎる。
その仕事っぷりを見ると、にのみやさんって人の持つ力を尊敬せざる負えません。
(とくに、今、病欠している自分の状況を考えると、なんとも不甲斐ない・・・)

PAには劇場版とは違う、再編集されたExtended Epilogueが入っています。
コメンタリーを聞きながら見ると、確かに劇場版のまとまり具合に納得するのですが、それぞれの登場人物と玄野くんとの関わりがわかる最後のほうが泣けて仕方ありませんでした。

自己犠牲という方法でしか、この戦いを終わらせる事ができない事を悟った玄野くんが、千手を倒すことで満点を取り、その点数と引き換えにGANTZに自ら入ることを選んだ。
その事自体は、映画でキチンと見ていたのですが、玄野くんがいなくなった後の世界にぽっかりと欠落した玄野くんの存在感を意識することで、単なる「自己犠牲」ではなく、少しだけ、玄野くんの将来の展望が見えた気がするのです。
多恵ちゃんが、玄野くんとの記憶をたどり、加藤の家を見つけることで玄野くんの存在を確認出来るかもしれない。
玄野くんを思い出した加藤が、玄野くんを探しだすかも知れない。
そういう、希望の持てる未来が見えたような気がしたのです。

GANTZの映画化が決定してからというもの、非常に長時間かつ、密度の濃いにの仕事に触れられたような気がします。
最近、アラシゴトに関していうならば、物量は多いものの満足できない薄味なものが多かったのですが、GANTZに関しては「ご飯、丼でください!」と言いたくなるほどのマンゾク感でした。
その最後の集大成がこのPAのBD発売だったと思います。

2009年から2年以上にわたっての一連のGANTZ祭はこれにてすべて終了となるようですが、本当に楽しむことができました。
このにのみやさんが見れたことは、にの担として、まさに、ヲタ冥利に尽きるというものです。

あー、楽しかった。ありがとう。