桜咲く季節にきみたちのことを思う

つい先日、1stコンサートが終わったと思ったら、エビ座があり(これ、全然日記に書いてないや…)、そこから止まることなく

・マーチングJ(行ってないですよ)
・野球大会(これも行ってないですよ)
・シングル発売決定
・リアルスコープZへの出演決定
・ドラマ出演決定(健人くん、風磨くん、マリちゃん)
・健人くんと風磨くんとマリちゃんのお誕生日
・勝利くんのマラソン大会出場
・ドル誌の発売
・少クラ

など。
朝起きたら、日々Twitterに新着情報が流れ、まさに「地球はいつでも回ってる…」ってのを感じています。
毎日毎日、情報の取得とHDDの録画予約とショッピングサイトでのお買い物に明け暮れていたら、気が付けばアリーナコンが始まり、そして終わり、4月が始まっていました。

下でも書いていたように、始まる直前まで今回のアリーナコンには現実味がなかったのですが、終わった今でも、夢の中の世界から戻ってきていないかのようです。
1stコンのように、始まったときの緊迫感と終わったときの充実感・満足感が希薄なのです。いまだ、コンサートの開始・終演直後のフワフワしたテンションのまま、日常を過ごしています。
魂はコンサート会場にあるかのようで、日常に集中出来ず、処理能力が相当落ちているのですが、年度が新たになったことで仕事は立て続けに入り、セクゾンも嵐もフル回転で回り続け、うちの家のHDDも休むことなく稼働。読み切れない雑誌やマンガが部屋の隅に高く積まれているわけで、それでは何かと都合が悪いのでなんとかしたいんですけどね。

そもそも、なんでこんなにフワフワしているのかといえば…。
今回、1stのときの1週間のインターバルを設けての「東京・大阪」公演ではなく、立て続けに横浜→大阪と5公演を行ったため、お祭りテンションが上がりきる前に始まり、消化しきる前に終わった…というのも一因かと思うのですが、どちらかというと、今回のコンサートをきっかけに、自分の中で大きな「心情の変化」があったことの方が大きな原因です。もう認めざる負えません。

本当に、本当に、本当に。
Sexy Zoneが大好きで、愛おしくって、かわいくって。
その度合いが、嵐を越えたところに来たのかもしれません。
グループ愛の比重で行くと、今現状は嵐よりもセクゾンの方が思い入れが強くなりました。
嵐がキライではないです。そして、嵐から離れるつもりもないです。
ただ、グループへの愛着、愛情をかける割合として、です。

さらに。
健人くんの事を、こんなにも好きになるだなんて、思っていなくて。

確かに健人くんにはまって以来、かっこよくてかわいくて、歌もうまくてダンスも好きで…。見ていてこんなに楽しませてくれる子はいないなぁ。と、思っていました。
自分の中ではついこの前まで、「ミーハー的に楽しませてくれる男の子」だった事は間違いありません。

それが、今回のコンサートが終わった後。単に見た目や、見せてくれるものにキャーキャー言いたいだけではなくて、「この子に着いて行きたい。この子が今後何をどうやって私たちに届けてくれるのか、それをきちんと見届けたい」とまで思える強い気持が生れてきたのです。

彼がこれから何を見せてくれるのかなんて、誰も分かりはしませんが、それでも。私はそれを全部受け止めたいと思っているのです。彼が真剣に世に送り出したものは、茶化すことも貶めることもなく、それをきちんと受け止めて消化して、出来る事なら、自分の言葉で世の中に送り出したいと思ったのです。

つまり。
健人くんのビジュアル、髪形、ファッション、スタイル、、、そんなものを度外視して、彼が表現しようとするものを私なりに考え、理解し、それを自分の言葉で世の中に対してひとつの「解釈」として提示し、そうすることで、彼のエンターテイナーとしての魅力を世に発信したい、ということです。

かわいい、かっこいい。そんなことわかってる。
そうじゃないところにある中島健人の魅力や本気を私は全力で応援したいし、愛したいし、そのために何かしたいのです。
こんな場末ブログで書くことが世の中に影響する事なんて、ほぼないのですが、そうすることでしか、私の健人くんに対する気持を咀嚼し、消化する術がないのです。
そのくらい、彼のステージに魅了され、圧倒され、押し迫られ、使命感に近い気持を抱いてしまったのです。

私にとって、未だに自担はにのです。にのは「演技」という分野でそうやって私を惹き込み掬い上げ、にのの演技の持つ魔力によって、私はそこから抜け出せなくなっています。そして、今こうして、ここに私がいるわけです。
その気持は1gも減ることもないですし、やはりにのを自担と呼ぶ事を辞めることは、今後も考えにくいです。
なにせ、私は好き、担当という以前に「二宮和也になりたい…」「にののように自己実現ができる大人になりたい」と人生の目標として走ってきたわけですから。

じゃあ、健人くんはというと。そのにのに抱いている感情とベクトルは違えど、ほぼ同じくらいの気持の重さを持って見入ってしまうというところまで来ました。
それはなにより彼の持つ「ステージ力」です。
「ステージで輝く、ステージで魅せる、惹きつける」という点において、彼の持つ魔力は、にのが演技で見せるものと、ほぼ並ぶところまで来てしまったようです。

大阪のオーラス。横にいた友達に「スクリーンに映ってるのを見ただけで、なんで照れるの?」と言われたとき、はっ、と自覚しました。
あまりにステージにいる健人くんが美しすぎるから、スクリーンに映っている姿であっても、生であってもあまり違いはなく、ニッコリと微笑まれると昇天しそうになるのです。
よもや間近で見てしまうと、途中で帰りたくなるくらい気持がいっぱいになってしまって、ツラかったりもするのです。
そんなテンションが上がったり下がったりしながらの参戦でした。

だから、未だに健人くんからもらい過ぎてしまった色々な萌えを自分の中の引き出しに納める事ができなくて、頭の片隅にずーっと出しっぱなしなのです。そうすると、ふとした瞬間にふんわりと笑った笑顔が思い出されて、勝手にドキっとし、赤面したりアタフタしたり。未だに心拍数が急上昇するんです。だからコンサートの余韻から抜け出せていないようです。

今回、これを書きだすことで、なんとか自分の思いを収納したい。そうでないと日常に支障が…と思い、急きょ吐き出すことにしました。
相変わらず、自分の覚書として、またツラツラと残していきたいと思います。
まとめることよりも、吐き出す事優先なの、色々とすみません…。

【セット】
1stコンのモチーフはそのまま利用。上には5人の肖像画があり、ピンクとブルーのオーガンジーでドレープが作られ、ステージや花道の各所には薔薇が散りばめられています。
花道のところどころにはバス停のように「Sexy Zone」のロゴ入りライトが光っていました。

180度、メイン・センター・バクステを田の字の花道で繋いだステージ構成。

アリーナは横浜は4×4の16ブロックでしたが、大阪はA〜Cブロックで4列の12ブロック。
センターステージはAブロの後ろ、Bブロの前に設置されていました。

01.With you(いつもの兄ズが赤、ちびーずが青の衣装)

オープニングの挨拶、健人くんはなんちゃって関西弁を交えながらでした。「めっちゃ愛してんで!」的な。

With Youの前奏が流れると、横浜ではゴンドラに乗ってステージ上から、城ホではステージ奥から歩いてメンバーが登場。

♪焦る気持ちとウラハラ…
の健人くんソロでスクリーンに大きく映るタイミングで、目の横にピースの手を持ってきて、すっと引く仕草を。
アイドルオーラ、序盤にして早くも全開。

曲の途中でいつもの\セクシー/ \ゾーン/ \セクシー/ \ゾーン/ \セクシーセクシーセクシー/ \ゾーン/

02.Sexy Zone

聡・マリの♪ほとんどだけど… が揃う貴重さったら。
案外揃わないものなんだね。

曲の後半で5人が並んでセンターステージに歩いてくるときの、ヒーロー感って、わかりますか?!
勝利くんを先頭に健人くん、風磨くん、マリちゃん、聡くんが1列にこっちに向かってくる、なんともいえない高揚感。
そのときに肩で風をきる、ってわけではないけど、アリーナを統べる5人の勇者の迫力を感じるのです。

比較する、ってわけではないのですが、私のブログなので少し書いておきますね。

嵐が良く使う演出なんです、これ。
嵐の場合もこの演出は相当かっこよくて好きなのですが、それは、5人が5人の絆とかグループ感とか空気感をまとった状態で、その5人がファンのみんなのもとにやって来る、と言う感じ。フレンドリーでもあり楽しさもあり、ワクワク感もある。
それに比べると、セクゾンちゃんは「勇者」「王子」「ヒーロー」がこっちに向かってくる印象なのです。思わずひれ伏したくなる絶対的な5人。かっこよくて強くて勇ましくて。

ワイルドポーズをするときの健人くん、常に客席の方に顔を向けて、ニッコリ笑っていたのが、印象的。身体が開いちゃってて、ちょっと不格好なのにも関わらず、嬉しそうに見てくれているので、それが嬉しくって。

03.knock!knock!!knock!!!

途中からメインステージの円形の部分が回るため、どこにいても、そのうち正面で見れるタイミングがあって「考えてるなぁ」と思った演出。

風磨くんの♪Don't Think Feel!は、大阪の1部で、きちんと曲通り、ワイルドに腰つきでやってくれたのが印象として強いです。
そのほかは「感じろ、横浜ー!」とアドリブの回が多めでした。

04.勇気100%

決して好きな曲とは言えない(正直、聞き飽きた)のに、なんでこんなにも嬉しくなるのかって、それはひとえに、今のあの子たちの声にはまる楽曲であり、このタイミングでなければ、歌っても響かない曲だからなのです。

つまり。この曲をこのタイミングでセクゾンちゃんが歌うという奇跡。
私にとって、その大半は聡くんのソロの声がこのタイミングで残せると言うことです。

もう。随分と声が低くなってしまいました。
でも、まだこどもの高い声も出ているこのタイミングで、
♪夢はでかくなけりゃ、つまらないだろ と、歌う重みたるや。
こどもから少年になろうとしている聡くんが、自身の未来を見据えて歌っているようで、いいパートを充ててもらえたなぁと、感慨深かったのです。

曲の終わりで、皆が一言ずつ挨拶。
「セクシーゾーンのこと、待ってましたか?」
って言う、すでにおなじみになった勝利くんのC&R。
勝利くんの絶対的0番としての任務ですね。
このC&Rと、健人くんのWith YouでのC&Rをするとセクゾンコンだなぁ…と感じます。
そういう定番、大事。

(ミニコント)
けんにいちゃんと、そうきゅんの兄弟による茶番劇。

け「いやー、すごいなこの人…」
そ「(登場早々、こける)待って、けんにいちゃん、足早い」
け「あー、弟よ、大丈夫か!(抱きしめる)」
そ「(抱きついて)めっちゃいいにおいする」
け「セクシーローズ!(ドヤ顔)」

セクゾンのコンサートに行くことになった二人。

け「メンバーの中で誰が好…?」
そ「(食い気味に)風磨くん!」
け「セクシーゾーンには中島健人っていう、超カッコイイ人もいるんだけど」
そ「バナナ、食って、ます(中島健人のアクセントで)って人でしょ?」
け「まぁ、バナナ好きだけど…じゃぁ、二番目にはだれが好…」
そ「(またもや食い気味に)しょうりぽん!」
(ステージの後ろにあやしい人影が。勝利くんが黒いパーカーをかぶって顔を隠しながらランニング)
け「足早っ!誰だあれ?」

セクゾンコンのチケットをどっちが持ってるかで揉め出す二人。聡くんが持ってるはずなのだが、聡くんのポケットには見当たらない。焦って、フリーズする聡くん

そ「指紋ヲ、認証シテクダサイ…」(スキャンしてください、のときも)
け「えっ?どこで指紋を?認証?(色々触って)こういうときは、やっぱりここか。(鼻の下を触る)」
そ「(動き出す)あー、どうしよう!!チケットがないよ!盗まれちゃった!!こんなんじゃコンサートに行けないよ!」
け「誰か、助けてくださーい!!!」

そこに警官の格好をした風磨くんが登場。サイレンの音に合わせて掌をヒラヒラ、足もヒョコヒョコさせて、明らかに「どうしようもなく使えない警察官」として登場

ふ「どうしましたか?(乳首の下で敬礼したり、胸を下から持ち上げてみたり)」
け「どうしよう、なんかヤバイヤツ来たよ」
ふ「どうしましたか?(再びちょっとエッチなポーズ)」
け「だから、オマエやめろって!(と手をはたく)」
ふ「(はたかれた手を目にもっていきひらひらさせて目を隠す)私、そんなつもりじゃなかったんですけど…」
け「何、犯罪者になってんの?!悪い事してないでしょ?!」
そ「チケットを盗まれたんです。セクシーゾーンの!」
ふ「それは…分かりました。私は単なる警備員(警察じゃないのかよ!とのツッコミ)なので、本庁から刑事をおよびしています。間刑事!間刑事!」

マリちゃんがスーツ姿で登場

ふ「刑事、自己紹介を!」
マ「間聖四郎 39歳です!」
け「どうみても、子供だろう!」
ふ「あそこの奇抜な衣装を着た田舎っぺな二人組がチケットを盗まれたとかほざきたれてるんですよ…」
マ「…」
ふ「いくら優秀な刑事でもそれだけでは犯人の特定はできません。何か情報はないんですか」
け「あ!いました、変な男の人が。黒いパーカー着た…」
マ「そいつが犯人です!」

客席内の通路に勝利くんが先ほどと同様、黒いパーカーで登場

け「あ、アイツだ!」

一斉に追いかけだすけど、おかまっぽい走り方をする風磨くんや、ムーンウォクをする健人くんなど。聡マリは二人でゆっくりと後ろの方から走るので、健人くんに「お前ら早く!」と急かされたり。その間に勝利くんは一度ステージの袖へ。
着席シートのおこさまを中心に勝利くんの目撃情報を聞いて回ります。
言われた方向に移動すると、再び勝利くんが登場

風磨くんにはがいじめされると
し「やめて、おまわりさん、ここはいやだ、ここじゃやめて!」
と、妙にあやしいセリフを吐きだし始め、挙句、パーカーのフードを取られると、二人で見つめあって「おまわりさぁん♡」と色っぽく言うもんだから。会場が妙にワナワナと沸いていました。
そして、このどさくさにまぎれて、健人くんが風磨くんのお尻をペンペンしてるという。

ふ「おまえのセクシーゾーンからチケットを出しなさい!」
と勝利くんに迫ると
し「僕は単に、マラソンの練習してるだけなのに!なんで、疑われるんですか?」
ふ「マラソン?なんでマラソン??」
し「ハワイでのマラソン大会に出るんです!だから練習してるんです!!!」

そうこうしてると、聡くんのパンツのポケットにチケットがあることが判明。
ここで、勝利くんを犯人に仕立て上げたのは誰だ?と責任を問われるのですが当のマリちゃんはしらばっくれていましたが、最後はかわいく

マ「やっちゃった!!!!」

け「では、次はマリウスのでるコドモ警察の主題歌、High!!High!!Peopleです!!」

05.High!High!!People(け:緑、ふ:紫、し:赤、そ:オレンジ、マ:ピンクのお星様が付いたベストの衣装と、レディダイのパンツ)

最初は5人そろって上手の花道で始まりますが、Aメロに入るときに全員で下手の花道に走って移動。サビ当たりでセンターステージに一度集まると、そこからは各方面にメンバーが分かれて会場を煽りに回ります。

ふまけんソロのときに二人はセンターステージに。
横浜では、サビ前に二人で目を見合わせ、サビに合わせてダッシュし、♪High!!High!!のタイミング合わせてジャンプしていました。
その二人のシンメっぷりたるや。

走る歩幅や速度、踏み切るタイミング、空中での姿勢。
ふまけんがシンメとして「逸材」と言われるのは、まさにこの瞬間で証明されたと思います。
あまりにかっこよくて泣きそうになる。
たまたま、2回、これを目の前で見る事ができましたが、この瞬間のふまけんはプライスレス。
誰もが真似できるものではない。ましてや、二人の中に信頼や気心が知れた関係性がないと成り立たない、ふまけんがふまけんたるシーンでした。

これが見れただけで、ふまけん好きとしては、胸いっぱいです。

06.スキすぎて

健人くんのお尻の下:2回
聡くん前:1回
風磨くん前:1回
勝利くん前:1回

これまで、健人くんしか見てなかったのですが、各回によって、それぞれ前にいる人が違うと、色んな事がわかりますね。

踊りやすいのは、聡くんと勝利くん。
二人とも、アレンジしてなくて素直。さらに聡くんは、ベーシックながらも動きのひとつひとつがカッコイイから真似したくなる。
勝利くんはベーシックで誠実。癖が少ない分、振りが良くわかります。

もう、力いっぱい汗だくで無駄に動きが大きくて、でも、笑顔もファンサもあって、見どころたっぷりなのが健人くん。
そして健人くんは、2回ともに、♪小さな恋の種だった… のところ、左右が逆になってるのですが。

あと。見てたら踊れないのは風磨くん。
風磨くん、振りがアレンジされ過ぎて良くわからない上に、省略してる(踊ってない)ところがあったり、上なのか横なのか良くわからない位置に腕が上がったり、なのに極上の笑顔を振りまくわけで、それにごまかされたのですが、実は振りが良くわかってない??という疑惑が自分の中に生れていました(笑)

健人くんがスタンドマイクを振りまわしながら歌うのが、すごく絵になっていてですね。チャラいし、古いし、ツッコミどころは多いはずなのにそれを全てねじ伏せて「かっこいい…」と見つめさせてくれる健人くんって、一体何なのでしょうか。

07.Ladyダイヤモンド(レディダイのピンクのジャケットにステージ上でお着替え)

センターステージに戻ってくると、全員ベストを脱ぎ、ブラウス1枚に。
ドラム音に合わせ、用意されていたピンクのジャケットをさっと羽織、ジャケットのポケットに入れられている白手袋をはめると、前奏が流れます。

Jr.ももちろんあのコスチュームで勢ぞろい。あむとれいあの着ぐるみが暑そうなのに加え、特にれいあは顔色が白いので、酸欠で倒れやしないかと、ヒヤヒヤしますよ。

しかし、この曲のキラメキたるや、なんでしょうか。
これは曲だけを聞いていて「いい曲」と言えるものでは全くありませんね。
PVでもいい、歌番組でもいい。
なんでもいいから、彼らがパフォーマンスをしているところを込みで完成するものです。だって。
曲だけ聞いたら、正直恥ずかしいですよ。
今、時代は何年だよ?1980年初頭の聖子ちゃんの夏の扉とか、風立ちぬを思い出してしまいそうなメロディーライン。歌詞もまた、ラブリーでキュート。アイドルの王道しすぎていて、等身大なんてどこ吹く風。ファンタジーの世界を盛って盛って盛って、ドリーミーな仕上がり。

聞くもんじゃないんです。これは見るもんなんです。そしてその世界観に浸って楽しむのが正解なのです。
また、セクゾンちゃんはそんな浮世離れした世界を具現化してくれる力を持ったお子達なんです。だからこそ、パフォーマンスを観ると恥ずかしい事も何もなく「うん、正解」と、納得させられるわけです。

虚構を具現化するアイドル。夢の世界、ファンタジーを体現してくれるのは、今このグループを置いて他にはないですね。

最後にJr.の紹介があり、じんぐのオレサマコンが横浜・大阪で再び(笑)岸くんが相変わらずの黒目がちな目でダンスが激しくて、素敵でございます。

「続いては、けんと あーんど ふーま!」という勝利くんの煽りで二人がメインステージに登場

08.情熱(ふまけん)
09.欲望のレイン(ふまけん)

1stコンで着用した黒白の衣装で登場。セットも映像もそれに合わせて黒白のものに切り替わりました。

登場してスクリーンに各自の名前が出てアップで映るのですが、健人くんはニッコリほほ笑んだ後、含みのある投げキッスを色っぽく。風磨くんは客席をキッと鋭く見つめた後、エロく唇を指で撫でる仕草。
これぞまさに美しいシンメの在りよう。

情熱は1stコンと、基本は一緒でした。

それに比べ、欲望のレインはダンスアレンジが随分と変わりました。
健人くんのエロさが1stコンから比べて、数割増してまして…。
それまで、エロさ全開な風磨くん、妖艶な健人くん。どちらかというと健人くんのほうが女性的な柔らかさとラインでほのかに匂い立つエロスがあった気がするのですが、今回は、ガンガン攻めてくるエロさが全開でして。
その健人くんのダンスに多くの女性が腰砕けていたように思います。

で、風磨くんといえば欲レの間奏で見せる激しい腰使いのダンスが見どころなのですが、スクリーンの白黒の映像に合わせたスタイリッシュなダンスに演出を変えたことによって、なくなってしまいました。
前のふまけん二人のダンスも好きだけど、今回の演出もなかなかステキです。白黒のストライプが動く中、白黒のシンメのスーツを着た二人とその影が織りなすクールな世界。
ふまけんというシンメでないと、魅せる事のできない世界のひとつですね。

欲レは色んなペアが色んな演出で見せてくれる。
私はKinKiの時も好きだったのですが、その次に見たのが健人くんのソロで、そしてふまけんになります。
なので、Pちゃんと斗は後で見て知った口ですが、こういう魅せる曲をやりこなせるのは華がある二人に限るんだろうなぁ、と漠然と思います。
きっと、今後もそういうシンメやペアが出てくると、この曲をやるんだろうね。

10.Secret Agentman

1stコンからの流れと同様。ただし、前回と違いワンコーラスしっかり歌っていました。
ただし、以前は前奏に聡くんのダンスの見せ場が以前はあったのですが、今回はその部分が短くなってしまい、そこが残念。

11.If You wanna dance(1st同様の金の衣装)

アリーナで見るいふわな。
私は梅芸でも横浜でも城ホでもなく。国フォで見た時が印象深くて。前回のあの国フォのけんしょりの衝動を越えるものは今回見つけることができませんでした。

それでも。
健人くんの手を大きく広げ、足の幅も広めで意外にもがっつりしたダンスが好きだし、勝利くんがどうしても健人くんに近づいてしまうダンスパートも見どころだし、聡くんの膝がぐっと入るダンスがエロくてその時は目が釘付けになるし、今回、気付いてしまったのが勝利くんのダンスが腰からぐっと入るようになっていてエロさがにじみ出ていたり。風磨くんのダンスはいつもエロさが出ているので、結果としてこの曲5人中4人がエロいダンスしているという事実。お願いです。DVDを早く出してください。リピさせてください!

アクセントダンスが終わった後、勝利くんがブルゾンのファスナーを静かにジーッと下ろすのが、ちょっとセクシーなことに、このアリーナツアーで気付きました。

自己紹介ラップ

曲として成立してると言うよりも、合間に挟まれた感じでもあり、特にちびーずに至っては、Can do! Can go!のイントロからの派生になっていたので、曲のカウントには入れませんでした。

ふまけんのパートはなんとなくですが、嵐のLa Tormentaの2001年頃のバージョンと近い感じの音でしたね。
ただ、ふたりのラップは嵐よりも、もっと難しい音割してますよね。意外に健人くんがその辺をこなせていました。ラップ出来る印象はなかったし、歌いあげるのが得意だと勝手に思っていました。いいよ、いいよ。健人くん!そうやって色んなものを見せて!

おまけにこれ、自分たちで作ったてか?誰かがサポートしたにしても、ある程度自分たちでリリックを考え、それをマイクを通じて会場でやりきったところがすごい。まだデビューして半年。おまけに、2ndコン。その段階でこの自己紹介ラップをぶっ込んできた!って衝撃。そしてそのクオリティたるや!

風磨くんのラップは翔ちゃんの影響を受けているのがわかりますね。
吐き出せ言霊(Cool&Soulでは、相葉ちゃんのパートで吐き出す言霊ってのがありますよね)の一言だけで、そう感じちゃった節もありますが、言葉の使い方や韻の踏み方が翔ちゃんの感じを受けるのです。確かに。リスペクトしてるって言うからには、嵐の曲も聞いてる事多いんじゃないかな?そうすると言葉が似る事もあるでしょうね。
そういうの、嬉しい。

いつか、風磨くんが「T.A.B.O.O」をする日を楽しみにしています。
間違っても「このままもっと」とか「夢でいいから」とか「Can't Let You Go」はいやんだよ?←私の好みではないってことですが

あとね。自分が紹介されているときに健人くんが手を顔の横にもってきてピースした指をにゃおにゃおと曲げるのです。これが、にのがAttack it!での♪笑顔で紛れた大怪獣 のときのガオガオと近しく、見てるこっちの体温を3度くらいあげるわけです。
ヤバイね。これ。にゃおにゃおってときの表情に私は本当に照れてしまって。それを横で見ていた友達に、前述の言葉を掛けられたわけで。

ちびーずはCan do! Can go!の前奏から、いきなりかわいいマリちゃんのラップですよ。勝利くんを紹介するんだけど、言ってる内容がつい最近の野球大会のときのネタだったりするわけで、コンサート直前のギリギリにつくられていたのがわかります。
勝利くんのラップによる聡きゅんの紹介は愛が溢れてます。勝利くんから見ると聡くんはダンスも笑顔もとにかくかわいいんだね。そして口癖は「ばかやべー」。
聡くんはウタゴトはいつも安定してますね。マリちゃんの紹介がとってもしっくりしてました。ハーフでイケメンかわいい、よう(葉)!

あとね。何気に下3人のほうがC&R上手いんだよね。メンバーの名前をしっかり叫ばしてもらいました。

12.Can do! Can go!
13.ララリラ(横浜29日1部、30日はビリビリもあり)

白い衣装にメンバーカラーの飾りがついたお馴染みの衣装。

とっても豪華!な、お手振り曲。何せ今回はJr.もゴージャス!セクゾンちゃん+Jr.が入れ替わり立ち替わり近くにいるので、もう、嬉しくってキャッキャッなっておりました。

郁くんが満面の笑顔で手を振ってくれたのが、嬉しかったですよ。
後ね、岸くんも颯くんもとびっきりかわいかったです。この二人はJr.の中でもついつい見てしまいます。
何度か、彼らがめちゃくちゃ近くまで来た事がありましたが、二人ともこっちには見向きもしなかったのが残念。