メインとバック その2

前回の話の続きなのですが、、、

お友達に、前回の話「メインとバック」について、考えを聞いてもらいました。

そこで私の認識違いがあることも判明。

タキツバのファンの方みんながみんな「タキツバと自分たちだけ」でお祝いをしたいわけではないということ。

デビューをドームで飾った彼らが、今、自分たちだけの力でドームを埋めるのが無理であるのは自明の事実。それを理解したうえで、それでもなお、いろんなグループを呼び、そのグループの担当の方を借りてでも、10周年をデビューした場所でお祝いしたかった。
という気持ちがあるということ。

ドームでないと出来ない華やかな演出。
後輩たちに囲まれて幸せな二人。
慕っている後輩たちの笑顔。

やりたくても小さい会場ではやれなかった、タキさまのアイデアすべてを盛り込んだ「ジャニーズらしい世界を再現・体現」するのはやはり、ドームしかない。
それが虚栄であっても、どんな状態であったとしても、ドームで10周年をやることに意味があると、話してくれました。

私自身はタキツバにはトンと、興味がありません。
ただ、周りに好きな人がいて、とある方は「後輩の力を借りて無理やりにやる10周年のドームがツライ」と話し、その一方で「10周年のドームをやり遂げられた」と喜ぶ方もいる。

どっちがいいとか悪いとかではなく。
同じものが好きなのに、それに対する受け止め方はこんなにも違うってことです。

でも。セクゾンのデビューシングル発売のとき、私も書いたわ
なりふり構わず、握手会までして売上伸ばすなら、いっそ、嵐をブッキングすればいい!
恥も外聞もなく、1位をとるなら、今後ファンになる可能性の人を増やすなら、母体数の一番デカイところを持ってくるのが確実じゃないのか!と、鼻息荒くまくしたてたわけで。

ヲタって都合がよいイキモノ。
自分だって、可愛がってるグループのためなら自ユニをダシにすることさえ提案するのに、他Gのことをあれこれ言うもんじゃなないですね。

それぞれ、自分の価値観で「良い、好き、正解」と思ってヲタ活動をしているわけですが、その判断をいかに誤らず、また偏見を持たず、しっかりと見極めていけるか。
その知見を広げて進まないといけないってことですね。

そして、一つ。とっても興味深い話を聞きました。

嵐がアリーナクラスでコンサートをしていた頃のこと。
そこには数多くのJr.担がいました。そしてそのJr.担はこぞって、いい席をとっていたのです。私がスタンドの後方から双眼鏡でのぞくと、アリーナにはJr.のウチワがあっちにもこっちにも。
「なんでメインの担当よりもJr.の担当のほうがいい席なんだよ!!!」
と。非常に憤慨したことがあります。

でも、Jr.担にしてみれば当たり前のこと。
メインと違って出番も少なければスポットライトが当たることもないバックにいるJr.を応援するには、「ほら、ここにアナタのウチワを持った人がいますよ!」とはっきり分かる位置でアピールすることこそが重要なのです。
また、Jr.はメインと違って、スタンドの奥まで見渡すことをしません。お手振り・ファンサの時間が限られているので、とりあえず、花道を中心に手近なところをさーっとする(いわゆる、視野が狭い)状態なのです。
さらに、Jr.の将来性ほど不確かなものはありません。
応援出来るのはいつまでなのか?そんなの誰にもわからないのです。
だからこそ、今、会える今に全力を注ぐ。目に止まるために、なんとしてもいい席に入りたいということになるのです。

いい席ってどうやって入手するの?っとういのはそれぞれお察しいただくとして…。

Jr.担になるというのは、とにかく、メイン担をやるよりも何倍も必死だということだそうです。

私はニノにしても、健人くんにしても、メインを担当にして突き進んできた人であるがゆえに、そういう切羽詰まったことはこれまでなかったですが、そういう事情ってのもあるってわけですね。