メインとバック

ちょっと、色々すっきりできないので、つぶやくのではなくブログにします。

うーん。

自分の変なこだわりと偏見なので、本文は隠します。
あまり気持ちのいい話ではないので、読んでご気分を害したらすみません。

タキツバの10周年。おめでとうございます。

それ自体は別になんら問題もない事なんだけど、この10周年の祝い方に私は違和感をぬぐえません。


自分が嵐担として嵐で幸せな10周年を迎えられたからというのがあるのかもしれませんし、エイトの8周年のイベントの様子を知ってるからかもしれません。

人寄せパンダのように後輩たちを大勢引き連れ、「デビュー10周年、これほどまで後輩に慕われ、ジャニーズ事務所のTOPに君臨するタキツバ」というマスコミでの取り上げられ方は、他のどのグループにも出来ない、それこそ後輩を多く育ててきたタキツバならではの演出かもしれませんが、タキツバとファンが繋いできた10周年という節目が「マスコミ向けのパフォーマンス」になってしまってるように思えて仕方ないのです。

10周年て、それを支えてくれたファンとが一番お祝いしたいだろうと思うのです。
何年もに渡ってお金を落とし時間を費やし、応援をしてきたのはファンであり、育ててきた後輩はあくまで、その仲間。

嵐は、10周年にあたり、ファンへの感謝の気持ちと自分たちの今を精いっぱい見せてくれ、デビューからの軌跡を振り返り、今だからこそファンに向けて歌えるメッセージを歌いました。その演出一つ一つに「この子たちについてきて良かった」と私は確信して幸せな気持ちになりました。
人によっては、その瞬間を見届けたことで嵐に終止符を打った人もいました。
でも、それくらい、10周年という節目に対し、彼らなりに色々提示し、ファンも受け取り、これからも付いていく気持ちを固めたり、区切りをつけたり、きちんと嵐と自分が向き合える時間になったと思うのです。
それが絶対的な【善】だと言うわけではないけれど、嵐とファンとのコミュニケーションであったと思います。

なのにタキツバの10周年て、後輩を引き連れてドームを埋めてマスコミに華々しく取り上げられる事に終始した、裸の王様に思えてしまったのです。
いや、コンサートの内容はそんなことになってないかもしれませんけど。
でも「ジャニーズ総動員!」的に他G担をかき集めてそのグループが自分の持ち歌を歌い、それって、タキツバじゃなくてジャニーズコン?って感じのドームを敢行した感がどうしても「もやっと」しちゃうなぁと思っているのです。
バックについた後輩だけでなく、とりあえずいろんな後輩を出演させる事も、私は良い事とは思えなくて。

私にとって大事なのはセクゾンなのですが、彼らが出ることに「良かった」とか「勉強になった」とか一切思わないのです。確かに彼らにとって先輩のバックといえばジャンプしかほぼないわけで、先輩のバックを経験できて良かったのかもしれません。そういう意見も確かにあります。
でもなんでもかんでもやらせることがはたして良い経験なのかしら?
やってる彼らはそんな風には捉えないかもしれないけど、大きなハコと大掛かりな仕掛けと豪華出演陣と言う華やかさと、その裏にある虚無感や自分たちへの声援のなさやオトナたちの虚栄心…
勉強の場として相応しいのかな?必要なのかな?って思いました。
たとえば…NEWSだとてごにゃんはほとんど先輩のバックの経験がありません。それでもアーティストの方との交流の中で歌の技術を磨いたし、ダンスもちゃんと出来る。ジャニーズの先輩からしか学べないというわけでもなく、むしろ入所浅い彼らだからこそ、ジャニーズの変な色に染めない育て方もあるんだと思うのです。

あと、もうひとつ。
これはカンペキ自分の主観なのですが。
セクゾンのバック仕事に興味がない…。
難しいところなのですが、意味のあるゲスト出演は良いのです。エビ座のふまけんは見て良かったと思いました。
でも、私、基本的にあの子たちが真ん中で輝いてるところが見たいのです。

バック仕事を楽しんで見る方も多いと思うのですが、私が大好きなセクゾンですらバックに着く事を楽しめない理由は、どうやっても「Jr.に興味が無い」性格が起因してると思います。Jr.を非難してるわけでもJr.担を非難してるわけでもないです。誤解を招くと困るので、それは違うと言っておきます。あくまで、私の趣味趣向の問題です。

Jr.黄金期と言われた嵐やタキツバ山P世代を知っていますが、KinKiのバックに着いていたからであって、それ以上でも以下でもなく。バックはバック。あくまでJr.だと思っています。メインの引き立て役に徹してほしいとさえ思っています。メインを食うように出過ぎるJr.は嫌いなのです。

(とか言うと、ふまけんなんてメインを食いまくっていたJrなので、批判する事になるのですが。)
(だから、きっとデビュー前に見ていても興味はなかったと思われるし、実際、興味はなかったわけで)
(私が健人くんに落ちた帝劇。Jr.コーナーのときの健人くんはそれはそれは輝いていたけど、キスマイのバックになると、一歩下がって控えめにしていたんですよ。それでもオーラがハンパなかったんですけどね…)

メインを差し置いてバックを見る事は本意ではないし、そこで目立ってアピッてくる子も好きじゃない。だから、メインを見る楽しさを感じる事のできない公演に、いくら好きな子が出ているからといって、見に行く気にはなれないのです。
(私、タキツバの公演はどうしても趣味に合わなくて…)
だから、去年のサマリーに健人くんがたくさん映っていたと聞いても買う気にならなかったし、ジャニーズワールドにセクゾンが出ると聞いても、食指が動かないのです。

行こうと思えば行けたし、行けるんだと思う。
行けば楽しいんだと思う。
でも、せっかくのお祝いのイベントにこんな気持ちで行っては到底ダメなんだと思う。

そう考えると、今私が一番行きたいのはタキツバでもジャニーズワールドでもなく、健人くんのソロをやるかもしれないと言われている今日の少年倶楽部の収録です…。
健人くんのソロ、見たいよぉ…。