私のガムシャラSexyじゃない夏祭り

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今年の夏のヲタ活は、少々寂しいものです。
8/3、4の2日間。東京に赴き嵐とSexy Zone…というか、聡マリを楽しんできました。

楽しさと切なさと喜びと哀しさとが入り混じる、なんともすっきりしない東京2Daysでしたが、2014年の夏の出来事として、記しておきたいと思います。

【嵐について】
今や、グッズすら当選者しか買えない制度となってしまった、嵐さん。
その是非はあるかと思いますが、この暑さで長時間並ぶことや、当選権利の売買阻止のために厳重なチェックをすることについて、私はそれほど否定的には考えていません。
だって、当たればラクチンですよ。やっぱり。
そして、友達の分を含めお買い物をしてきました。ハワイは残念ながら落選したけれど、辞書とも聖書とも思わしきあの写真集を手に入れた瞬間、諦めがつきました。
この写真集に収められてた国立、私は幸運にも6公演中、5公演を見ることができているわけです。
ハワイはやはり望みすぎでしたね。

そして、ピカハフ。今回はグッズも少なかったのが残念。楽しみにしていたベアブも新しいものは出なかったですが、そこは3に期待をしておくことにしましょうか。
映画の内容は、回想を加えつつ、30代になった5人のその後が、面白くも決して順調ではなかった様子が描かれているんだけど、この5人は嵐だからこその5人で。
嵐の5人とは全くかぶらないキャラクターなのに、5人の醸す空気感はどうやったって嵐なんだもん。
5人揃った時の絵面が、嵐の穏やかで柔らかくって、でもどこかウキウキさせてくれる、そんなところが滲み出ていて。

5人に好きなことをやっていいと言われたとき、5人の作品である「ピカンチ」を5人が選択する、それが嵐なんだよ。10代、20代とやってきた役柄を30代になった5人で取り組む。そういう決断ができるのが嵐ってグループなんだ。
10年前に自分が大事に大事に見ていた作品を、また、再びこうやって見ることができるのって、ヲタク冥利に尽きるな、なんて思います。

2001年、2004年を経て、2014年の夏。過去の作品を見ていた時の自分…グローブ座に向かうワクワク感や外観に掲げられた大きなポスターを一生懸命ガラケーで撮ったこと、グッズを買うために並んだ地下の通路や、グッズレシートのだんちっち。ピカンチ限定OZAC。いろんなものを思い出しながら、映画を見て大笑いしました。嵐の10年は私の10年でもあります。振り返ると、嵐といっぱい思い出作ってきたんだなぁ。なーんて。

【ガムシャラについて】
見終わった感想を一言でいうならば、「悔しい」。それしかありません。
なんでこんな素晴らしい公演を見て、ネガティブな感想を述べなきゃいけないのか、自分でもむかつきます。とにかく、悔しいのです。

聡マリセンターに立つ。その機会を自分のグループではなく、ジュニアイベントでなければ実現できなかった悔しさ。そして、ジュニアイベントで圧倒的な格の違いで魅了してくれたことの嬉しさ。とはいえ、きちんとメインになりきれているとも言えない状態だとも思えること。

ツイッターで聡マリちゃんへの感想はつぶやいたので割愛しますが、とにかく、私がSexy Zoneのコンサートで見たかった聡マリ…ふまけんと並ぶシンメとして、二人のユニット、または、それぞれのソロとして見たかった片鱗がこの公演の、決して多いとは言えない時間の中に詰まっていました。
2人をメインにジュニアを数人引き連れての公演であったとしても、今の聡マリだと十分に観客を楽しませることができる。そう確信できるだけの実力を持っていながら、この理不尽な状況の説明として「個性が足りない、センターとしての経験値がない」などという、納得も理解もできない、体のいい勝手な理論で3人と引き離されたのです。この二人のどこが個性不足というのか?何をもって経験不足というのか?それなら全く経験のない勝利をセンターに立たせてやってきたSexy Zoneそのものの活動が矛盾しているではないか?

2人が魅せてくれるものが素晴らしいばかりに、悔しさが湧き出てたまりませんでした。
この公演が終わったら、次、また、ちゃんとこの二人のパフォーマンスが見れる現場がある、そんな確証はどこにもない。また、事務所がこれを機に本当に聡マリをジュニアに戻してしまう可能性だってないわけじゃない。だって、B.I.だって本当はデビューしてたはずでしょ?でも、しれっとなかったことになっている。聡マリだっておんなじ状況にさせられるかもしれない。

今日の神戸で風磨くんがMC中にお話ししたそうで、そのレポを読んだときに「あぁ、良かった」と思う反面「勝手な言いぐさだなぁ」とも思ったのです。風磨くんに対してではなく、運営に対してね。
風磨くんは言いにくいことを、それでも頑張ってポジティブにとらえて言ったのでしょう。
とはいえ。どうやっても理解できないし、いいと思えないことを、そもそも「実施する」ことが問題なのですよ。核兵器をどこかの国にぶち込んで破壊した後に「これは新たな再生への一歩です」なんて説明されても、破壊された町は戻ってこない。そんな気分なのです。大事にしていたものを壊されてたのに、それをポジティブに捉えろと言われても、そもそも、何で壊した?と言いたいわけです。その説明責任を苦しい理論で説明する立場に立った風磨くんが気の毒に思えます。
風磨くんの言葉にすがるほど、風磨くんが権限を持ってるわけじゃないとも思っています。自らの口で発言してくれたその心意気に感謝をする、そこまでの話です。精神論で「Sexy Zoneは5人戻ってくる!」なんて思い込めるものでもありませんし。この年齢のメンバーなんて、しょせん、表舞台に立つ操り人形だとも思いますし、まだ若い彼らが全責任を持っているわけなんてありません。オトナのプロデュースがあってこその芸能活動でしょう。そう思うからこそ、3人での活動を決定した爺さんは嫌いだし、それを遂行するI女史もいい人には思えないのです。Sexy Zoneの未来が全く見えません。
5人の活動、コンサート、舞台…そういうもの再び見たいから、私はこれからもファンを続けていきますが、基本的には健人くんよりも、今は、聡ちゃんを選択していきます。

ガムシャラの収穫はそのほかに、、、
・安井姐さんが、完璧だった。
司会進行しつつ、後輩たちのモチベアップやフォローを含めたMCを担当。さらに自分のソロ曲の中で、男っぽい骨太なダンスから、可愛くブリッコなお茶目さんなポージング、妖艶な流し目をした遊女のような雰囲気、いきがってる舌出しポーズ…どれだけ顔を持ち合わせてるんだ?と言いたくなるほど、表情がくるくると変わるのです。見ていて吸い込まれていきました。あまりに器用に何役もこなすからこそ、安井くんてこのままいくと、ジュニアの育成係になっちゃうよ!!なんて、心配(?)余計なお世話(?)を感じつつ、姐さんの下で可愛がってもらえる聡マリ、というのは、武者修行としては良かったなぁ、と思いました。ふまけんという兄さんたちもいいけど、ジュニアとして圧倒的な経験値と実力を兼ね備え、ステージ力の高い姐さんに学べるものは多いと思うのです。

・田島くんがかわいかった
・颯くんがかっこよく成長していた。
・げんげん、パフォーマンスへの復帰おめでとう!!