修羅場ってます

私は、クライアントのメッセンジャーにはならない

友達のブログを読んで、かなり強く、そう思いました。

形がないものを形にする。
「情報」っていう漠然としたものを、人に伝えるものにするって作業が、どれだけの時間と脳みそを使うかというのを考えてほしい。
クライアントは簡単に口にするかもしれない要望というのは、もしかすると、彼らにとっては取るに足らないことかもしれない。

でも、どんな些細な制作だって、どんなしょうもない修正だって、それを請け負うのは人間で、その人が手を動かした結果。そこには人が動いているのです。
それをちゃんと知ってる人は、安請け合いの怖さを知っていると思うのです。
だから、迂闊に「できます」とは返事が出来ないし、ちゃんとした内容にしない限り、製作者に渡す事ができない。

ウチの社内でも、仕事を丸投げで渡す「メッセンジャー」の多いこと。
今日、急遽案件が入ってきました。
でも、その案件、私も今日の13時に聞いたの!!
いきなりよ、いきなり!!
サイトのリニューアルするから、企画書作ってください!期限は一週間。カンプ付きでヨロシク!!

・・・ふざけんな!!
サイト規模、どんだけか知ってんのか??
話を振ったら企画書とカンプが沸いて出るとでも思ってんのか?

さぐりを入れると、どうやら先週中にそのオリエンの情報は回ってきたらしい。

悔しさと怒りがカラダを駆け巡りました。
その時間があれば、資料も作れた。
その時間があれば、もっと手を打てた。
なのに、何が理由かは知らないけれど、いきなり、1週間前になって話をし出すって、なんじゃそれ!!
クライアントの意向を聞いて、それを私に『伝えるだけ』なら、最初から私に話せよ。

営業も営業だけど、○○さん、アンタは一体なんのための統括プロデューサーよ?!
私の上司なら、私より仕事できるところ、見せてみなさいよ!!

ブチギレてしまいました。

「やれません。この内容では仕事はお受けできません。」

と、お断りすると、途端に営業と上司は謝ってきましたが、、、
コレまで何一つ仕事していないサイトの企画なんて、いくら上司とはいえ、作れるわけない。
ただ、私も『絶対にコンペに勝つ企画』を作れる自信はないんだけれど、彼らが作るよりは、マシなもんになるでしょう。

で、ウニウニと考える事40分で制作会社さんとオリエン。
企画内容をまとめたシートの1枚も作れず、まことに準備不足な状態で打ち合わせをすることになり、申し訳なさ全開です。

今週はちょっとした修羅場になるっぽいです。
13日まで、頑張るぞ!おー!!