カウントダウン

今の会社が3月16日まで。後、6日、会社にくれば終わり。
次の会社が4月9日から。
3週間ほどお休みできそうです。
この期間は、療養(というか、休養)をしながら、とにかく肝臓を気遣ってあげることと、本気で痩せることと、家の整理でしょうか。
収納スペースに限りがあるので、色々なものを処分しなくては。
服とか本とかCDとか。ライブに行ってはもらってくるフライヤーも捨ててしまおう。

休みに入ってからやることは着々と思い浮かぶのですが、それまでの後1週間ちょっとのココでの仕事。
それがあまりに面倒で、嫌になってきます。
なんと!
来週月曜日に行われる来年度の新規施策のオリエンに行ってくれ、と。
12日にオリエンして、22日に競合4社コンペ。
相変わらず、むちゃくちゃなスケジュールで話を落としてくれるよ。
で、今、そんな無理な案件の企画書を作り上げる人間(カンプ込みだろうな)がいないから、なんとか、やって行ってはくれないかと、営業が泣きついてきて・・・。
いや、丁重にお断りしました。

企画だけ作って、制作進行ができないなんて、そんなの、制作部隊との連携も何も取れない。
どんな企画で、どういうデザインでどのくらいのスパンで何を作っていこうか。
予算配分はどうしようか?そのための広告宣伝費はいくらぐらい使おうか?
それをどうやって運用していこうか?

受注が決まれば、一連の流れで行われる作業だということを分かって言ってる?
Webを主軸に、各種メディアを動かしていく1年かけてのプロジェクトなんだよ。
ここからいなくなる人間が企画だけ立てて去って行くって、そんな事、ありえない。
営業のそういうバカな仕事回しがたまらなく嫌だったけれど、何度言ってもそれは改善されないままだったな。

「企画が出来る人間がいない」って言う事自体、おかしな話で、「ディレクターを名乗るんだったら、企画書の1本くらい、あげろや!!」と、私は思うわけです。
本人が無理でも、外注を使ってでも出来るだろうと。
制作進行しかさせないから、こういう事になるんだ!
ディレクター以上の人間が10人ほどいるのに、企画が出来るのが2人しかいなかったというのがそもそも間違いなんだよなー。

最後の最後に不満が大爆発で、さらに、私の後任は募集をかけても人がいないそうで、今のディレクターの中から一人が格上げになるのですが、そいつが、まぁ、ちっとも仕事が・・・。
私の後任なら、当然企画もやるわけなので、本来ならその企画はそいつがやればいい話なんだけど、「まだ、自分が担当してる仕事が終わってないので、今回は・・・」と、毎日ネットサーフィンと週刊コミックバンチを読むくらいしかしていないことは明白なのに、ヌケヌケと営業に言いやがったそうで。
で、営業は事実を知らないから、こっちに話を振ってきたと。

企画に自信がないなら、まだ私がいるうちにやっていたら、それなりに相談にも乗れるのに。
元々やりたくないのなら、この仕事を受けなきゃ良かったんだ。
「給料は、上がるんですよね?」
と、条件交渉はしっかりしたらしいのに、仕事をしないって、なんだよ、それ。

仕事にも不満があったけれど、なんというか、人の流れとか気質みたいなものが、全く合わなかったのがしんどかったなぁ。
後、会社の温度。
ここ、年間を通じて30度を下回らないの。
空調の吹き出し口が部屋の大きさの割りに少なく、さらに、パソコンの密集地帯。
真夏は空調の下に当たったら凍え死にそうなのに、ちょっとでも場所がずれると、熱気でむせ返り、冬場は暖房の吹き出し口をふさぎ、中で簡易クーラーを回してこの温度。
体調を崩すのも無理は無い。
半袖で十分だもんね。

とはいえ、2年半もいれば慣れ親しんだ環境ではあるわけで、去るのはちょみっと寂しい思いもあります。
でも、前の会社を辞めるときほどじゃなかったから、「そんなもんだったんだ」という事で、割り切って本日も残りの仕事に勤しみます。