少し、寂しいかも。

ニノが日本にいないと。

昨日が最後で担当案件を手放す処理に入りました。とはいえ、まだ残務もあるし、新しい部署の引継ぎもできていないから、徐々に移行することにはなるけれど。
離れるとなると、ちょっと名残おしかったりもします。
でも、これで、少しは早く帰れるだろうし、ちょっと、ゆっくり仕事が出来るはず。
宣伝企画チームから、広報へ。
主力商品の広告宣伝から、会社案内や年鑑づくりといった仕事に変わる事になります。
突発的なイベントやキャンペーンに追われ、来た仕事をどんどん捌いていた状態から、年間スケジュールに基づいて仕事を進めていく仕事に変わります。広報系は定型的な事であるがゆえに、時間的な余裕もあるわけです。
面白い仕事は、やっぱり単価も高いし、大変なわけで、それには人間関係のいざこざもありがちな上に、体力がついてこなかった・・・。仕方ない。

昨日、帰り際に上司が「やりたい仕事だっただろうし、必死に取り組んでたのもわかるけれど、仕事の仕方がストイックすぎる。適当でいい・・・なんて言葉をかけるのは間違ってるとは思うけど、企業に使われてナンボの身なんだから、もっと、ラクしてもいいから。物凄いアーティストでもない限り、そのやり方では、クライアントとも、もめるだろうし、だから大変だったんだけど、自分が何よりもツラかったと思うよ。次の担当とは、もう少し気楽にやりなさい。」と。
まだ当分、この上司の下で仕事をしたいと、そのときにめちゃくちゃ思った。いや、正直に言うとちょっと前にもヨコシマな理由で思ったことがあったけど。この上司がいなくなるまで、この会社にいることにします。
多分、こういう言葉を仕事をしていて掛けられた事ってないし、そこまで見てくれる人もいなかった気がする。
結果ではなくて、仕事のやり方を見てくれていたことに、感謝。

昨日、終電ギリギリまで働いて、それでも終わらず仕事を家に持ち帰って、やっとこさできた書類にしてクライアントに送ったら午前7時ぐらいだった。そこ寝たら、起きたら昼過ぎていた。
髪の毛を切りに行って、お店の人としゃべっていたら、昨日上司に言われたことと同じ事を言われた。
「頑張りすぎですよ。もう少し休んだほうがいいのに」
自分では休んでいるし、頑張ってる自覚って、あまりない。
遅くまで仕事をしているのは、頑張ってるからではなくて、出来ないからだ。
この業界で有名な同僚くんは、めちゃめちゃ仕事が出来る人で、私くらいの仕事量を残業2時間程度でこなしてしまう。そういうのを間近で見てしまうと、頑張る頑張らないではなく、時間を掛けないと出来ないから仕方ないんだ。

頑張ってる・・・って、なんなんだろう??って思ってしまう。
頑張るって、一体、どういうことなんだろう。