Let's game!…であってる?

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11時40分に「よっしゃー、今日の昼休みはタワレコじゃ!!!」と鼻息荒くフガフガしてたら、その昼休みが17時になっていた。
貴重な昼の栄養補給タイムを奪ってMTGって…。
だから、不意の隙をついて会社を飛び出してぼや〜〜っとタワレコに居座ってしまった。
で、衝動でアルバムを6枚…嵐の初回・通常を含む+潤さまSWITCHを購入。
なんて、分かりやすい行動。
思わぬ、出費でしたが、メタメタ満たされた。
あ、友達にメールで「CUT買ったよ〜〜」って送ったら、「SWITCH」だったっていうね。
どっちでもいいのよ、潤さまがのってりゃ。

本当なら、アルバムうだうだっと全曲感想!!とか、やりたい気分なのですが、明日は出張(つっても、神戸)なんで、朝が早い。
ってことで、ざざーーーっと。

アルバム発売前に、ちょこちょこっと聞く機会があったのですが、こうやってトータルで聞くと、
「なんかさー、ちょっとこじゃれてない??」
ってのが、感想です。
全体的に、おしゃれくさい。
いい意味でも、悪い意味でも、ジャケ写の印象に近いっていうか。嵐のこれまでの楽曲にあったパンチ力っていうのが影をひそめて、きれいにスマートにおさまった感じ。
でも、その「きれいさ」ってのが想像以上に高い位置にあるから、有無を言わさず、納得というか。
だって、「theme of Dream "A" live」なんてのが、1曲目にスッと入ってるってのが、こじゃれてるんだよ。
あー、売れるって、こういうところにもアリアリと出てくるんだな。って、妙に思ってしまうのでした。

嵐の歌がっていうより、全体的なアレンジとか、作り込みとか、緩急の付け方とか、すっごい洗練された・・・そう!「洗練された」って感じがするんだよ。スタイリッシュとかでもいい。
アイドルアルバムのありがちな「ごった煮」的なものがなくって、色合いやにおいみたいなのが、統一されているような感じ。

自分的にツボだったのは、たたみかけるようなソロ回しに思わず興奮した「Do my best」、音の作りやさびの具合なんかが今までの嵐にはなかった色だけど、今の嵐っぽい「Life goes on」、私的にぎりぎり苦手じゃないミディアムテンポ(基本、アップテンポ・ラブなんで)の「YOUR SONG」でした。
そして、曲の最後の方のSAXと嵐5人の声の具合にやられた「Flashback」。
コンサートの1曲目は「Move your body」か、、、で、アンコールで「Do my best」で高速トロッコで走って「My Answer」でお手振りしながら色紙を投げるんじゃね?

ソロは、、、御大は最後まで伏せる(そして、隠す)として、
これは語りたい。
サクライショウ、神。
つーか、すきすぎて、すきすぎて、聞いた瞬間「ブラボー!!!」と、スタオベを一人で繰り広げたシロモノ。
そして、その興奮を会社の同僚に延々と語り、ウザがられたという。
もう、これ生で見たら、泣ける自信がある。
うっとりとオトメの表情でサクライさんを見つめられるってのに、1000円かけてもいいです。
瞬きもせずに、これをやるサクライさんを凝視して、目が乾燥して、泣けてくるっていうのもありです。
なんというか、私が好きな音の作り方を「これでもか!」と組み合わせてくれたおかげで、どのフレーズ、どのメロを切り取っても、カンペキなんです。
「あー、ここがさー、、、」とかまったくないのです。
翔さまのお声もラップも、この曲を構成するすべてのものに愛情を注ぎたいのです。
そして、そして。
この愛すべき音たちを翔さまが生で披露してくれるっていうのに、どうしようもない興奮と緊張を覚えるのです。
どうしよう、意外なところから攻めてこられたら・・・。
気が抜けません。まったくもって。
本番を見るまでは、これだけのものをどう調理して出してくれるのか、期待と羞恥に打ち震えていたいと思います。

さて、下に置いておきます。

私、ニノのソロって、これまで本当に全然、ダメだったのです。
「夢」も「傷痕」も「秘密」も「キャラメルソング」も「虹」も。

ちょっと、辛辣ではあるのですが、、、コンサートで見るのはいいのです。まぁ、ご本にもいらっしゃって、それなりに見せ場として面白くやってくれるから。
でもさー、、、考えてもごらんなさい。
サトシのあのダンス、雅紀のあの空気感、翔ちゃんの演出、潤さまなんて毎回どれだけ考え抜いてソロを披露してくれるか…。
どうも、ニノのソロっていうのは、「ニノが冒険なくやれるところをやる」「ニノの好きな、歌いやすいもの、気持ちを入れて歌っていて盛り上がるもの」というような視点でソロをやってる気が抜けなくて。
「まつもっさんみたいに、エンターテナーに徹するくらいのこと、やらんかい!」
と、思ってたわけですよ。
それがCDだと、聞く気すらなくって、再生回数が明らかに示しているわけです。

そんな私が、今回の「Gimmick Game」で死にそうになってます。
ニノに、「ほら、これが観たかったんだろ??」って焦らされて焦らされて、与えられた1曲とでも言うように、もう、たまらなく興奮してます。
まず、曲調がいい!!
サトシでも、潤さまでもなく、ニノがこの曲調。歌えなさそうなキャラなくせして、さらっと歌いあげちゃって、やだなー、もう!!!
そして、友人が「ギターをかき鳴らすしか踊るしかやりようがない」と言いのけたとおりで、そのどちらであっても、しっとり歌いあげられるよりは全然見たいニノが見れるってことに、すでに失禁の気配。
私PIKA☆NCHIや、 Tell me what you wanna be で掻き鳴らす姿がすっごいすきなんです。そんで、ガシガシとした曲に合わせて踊るってのも、目が離せない。好きとか、嫌いの域になくって、目がそこに吸い付くんだから仕方がない。Timeコンの時代やCry for you、 I Want Somebodyみたいな振りがすっごいすき。
これをやってくれるんだったら、ドームコン、ものすごい勢いでチケットを取り巻くってよかった。
ニノのこのソロを見るがために、北海道だって、福岡だって行ける。
(とか、書いていて、最初の大阪を見たら「どないやねん!」って言いたくなるような演出をされる可能性もあるっていうのが、にのみやさんなわけで、油断はまったくもて出来やしないが。)

この曲の中に、ニノの「本気」(作詞・作曲・編曲までやってりゃ、そりゃそうでしょ)が詰まりまくった上で、自分の好みってのが、担当としては、本当に苦しいくらいに嬉しいのですよ。
どうしょうもないくらいに、泣けてくる。
歌詞の記述ひとつみても、それをニノがうにうにと考えて作ったんだと思うと、その行程と生み出された音にひどく粘着質な愛情を持ってしまうわけです。

ニノに癒されることってのはないのかもしれないけれど、気持の中にドカンドカンと大きな爆弾を落とされ、脳みそをグラグラと揺らされ、最後、水をぶっかけられるような衝撃と覚醒を与えてくれるのは、この人なんだとは、思う訳です。

Let's game!