今年の幕開け

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嵐の10周年ということで、東京に馳せ参じたわけですが、非常に楽しかったです、カウントダウン。


まぁ、いろいろあるのよ。
ジャニーズはわりかし好きとは言え、私が好きなのはどっちかって言ったら嵐より上の方なわけで、その層がめっきり薄くなったさみしさというのはぬぐえません。
やっぱり、「Happy Happy Greeting」で年明けを迎えるのは嬉しいもんですが、その張本人が京セラというのは、ある種の興ざめであったり、嵐だけのコンサートではなかったのですが、どこか妙に「嵐コンちっく」な、、、うーん。10周年のご祝儀的に嵐をメインに据えてくれたっぽいけど、あくまでもそれはジャニの総合イベントであって、嵐オンリーではないわけで、その妙なえこ贔屓がちょっとこそばゆかったり。

楽しい空間であったことには間違いじゃなくとも、やはり、いろんなグループが出るっていうのは、自分のモチベーション的に難しいものがあるかな??とも思った次第です。
普通にアーティストさんの対バンだったら、興味がある時は前に、なければ後ろにと、観る場所を変える事でその辺りの微妙なファンの気持を調整できるのですが、そういう訳もいかず・・・。
つまり、テンションの維持が非常に難しい時間であったということですわ。

2時間弱、双眼鏡で嵐を見続けた結果、レポれる事がほどんどない…。詳細に個人を見過ぎて、大枠の流れや内容を理解していないという事態に陥りました。これ、かなり珍しい状況です。

その中で印象的なのは…。
嵐が踊る「ガラスの少年」「愛されるより愛したい」でしょうか。
この曲の当時、KinKiのファンだった私としては、バックについていたJr.時代の嵐の姿がなんとなく記憶にあるのですよ。それが妙に嬉しかったです。
また、その振りの感じというのが「あっ!そうそう、これよこれ!!!」といわんがばかりの特徴があって。
当時、ジュニアの子ってしゃかりに踊ってませんでした?なんちゅうか、機械的にガシガシ大きく手足を動かして、タメたり流したりすることなく、代わりに情緒もへったくれもないのですが、リズムに合わせてきっちり踊るというか。
今の嵐って、そんな風に踊る事って少ないように思うのですが、Jr.時代は先輩のバックということで「きちんと踊る」って事に徹してたように思うのです。そのときの様子がにじみ出てたよ!!
それが現場で見た「ならでは」のところでしょうか。テレビではKinKiがメインになってましたから。
そして、その当時の事を思うにつけ、ただただ、ヒナ鳥のように可愛かったあの子たちが、気づけばこんなに大きくなって…うっ。

カウコンでアルバム曲(Oh Yeah!)が聞けたり、ここんところのヒット曲をメドレー的にぎゅっと短縮バージョンで聞けたっていうのも良かったのですが、ここでしか見れないものがカウコンにはあって、それがKinKiの2曲を踊る嵐であったり、諸先輩・後輩がたと戯れる嵐であるのです。
まぁ、嵐コンで楽しめるものは逆にここではあまり見たくなかったりするわけで。
楽しかったけど、この状況でアルバム曲をするのはどうかと思ったり、最後の「おれたちの名前はなーんだ」「あらしー!」はやはり、他の出演者のファンを前にするのは、やりすぎ感も…。

だからこそ、嵐が皆の中に混ざる光景ってのが、このイベントの一番の見どころだと思っているのです。いのっちに絡まれるニノと、長瀬君にはがいじめされる潤くんは、この時でしか見れない。
特に、長瀬君が潤くんにからんだとき、
「ぎゃー!!!潤くんが長瀬に食われそう!!!」
とスクリーンの中に『野生の王国』を見た気がしました。
それはまるで、野獣なニオイの兄さんに首元をかぷっと食いちぎられそうな、若鳥。(ひよっこではないにしても、若鳥だな、まだ。)

テレビでもばっちり抜かれていた、サトシとヒナの直立不動は、きっとあの目線の先に合った「歌詞の出るモニタ」を二人で見つめていたところに端を発したんだと思う。
他Gの曲が覚えられない二人…フッ。

帝国でたきざーさんが華麗に宙を舞っていたころ、たぶん、ドームでは大宮がポテポテと外周を回っていて、私はスクリーンに何が映っているのかも確認しないまま、その二人のちびっこい後ろ姿をじーっと双眼鏡で見続けていました。気付いたら、たきざーさんの曲が終わっていました。
なんだか壮大な装置を使って飛んでいた事を知ったのは、家で録画していたのを観たときです。
ちぇっ、大宮のケツばっかり見ちゃってたよ。

嵐の衣装が見劣りしなさそうなもので良かった。
国立のOneLoveのやつ(インド雑貨やさんで買ってきたバンダナのでっかい版をもとにテキトーに縫い合わせたようなやつ←失礼)だったら、ちょっと悲しくなってたところでした。
相葉ちゃんがお尻を破いちゃった、5色分けの衣装は目立つし誰がどこにいるのか一目瞭然なので便利!
おかげで、相葉ちゃんだけが一人、テクテクとステージにはけていく姿がばっちり視界に。「ありゃ!!段取り間違えたか??」なんて思っていたら、次の準備でした。失礼。

あの場で聞くと、サクライさんの声は聞こえやすい事が判明。
耳に馴染んでいるからなのか…。そして、その声に妙に安心する。仕切るとき、生真面目さが前面に出ているのが、翔ちゃんらしい。

年跨ぎで嵐を見れるって、やっぱり幸せだな〜。